魔法科高校の劣等生 第26話 「横浜騒乱編Ⅷ」 感想
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全ては大切な妹のために―
■魔法科高校の劣等生 第26話 「横浜騒乱編Ⅷ」
底知れない達也の凄さにはもうお腹いっぱいです!!
ということで、自身が負った傷を癒したり、大亜連合のテロリスト達との戦闘によって重傷を負った桐原や五十里の傷を一瞬にして癒してしまうという達也の魔法の秘密が、対象の24時間以内の過去の情報を現在の対象に上書きしてしまうことで、対象の傷が無かった状態に戻してしまうという「再生」と呼ばれる達也にしか出来ないとんでもない魔法だったことが明らかとなったり、今まで通り横浜で暴れる大亜連合のテロリスト達を、物質をエネルギーに分解させてしまう魔法で消滅させていくだけではなく、挙句の果てには、日本に攻撃を仕掛けるために大部隊を編成していた大亜連合軍の艦隊ごと消滅させてしまうという今まで以上の“凄さ”を見せ付けた達也の大活躍ッぷりは、達也の“凄さ”を楽しむことが魅力となっている本作の最終回として相応しいものだったのではないでしょうかね!!
桐原や五十里の傷を無かった状態に戻したり、軍の仲間とともに戦場を駆け回り、傷ついた仲間達の傷を元通りにしながら大亜連合のテロリスト達を駆逐していき、大亜連合軍の艦隊ごと消滅させてしまうという分解の魔法を披露しては、達也のことを知る者達に苦悶の表情を浮かべさせた達也の活躍というのは、正直、「さすがお兄様!」というよりも「恐いですわお兄様!」と感じられるほどの異様なインパクトがありましたし、深雪ちゃん自身や深雪ちゃんとの平和な学園生活を守るためなら、どんな相手にも容赦をすることなく、他人を殺すことも厭わないような鬼となる“絶対的な信念”を達也の行動から感じ取ることが出来たことは、達也の凄さが発揮されるには深雪ちゃんの存在が欠かせないということを改めて思い出すきっかけになったことでしょう。
あぁ、達也なら深雪ちゃんのためなら大切な存在を傷つけても構わないであろう覚悟がきっとあるのだろうと思うと、ちょっぴり可哀想な印象を達也に抱いてしまいますね(T_T)
そして、達也のとっての道しるべと言っても過言ではないであろう自身のことをどんな時でも気遣ってくれる達也のことを大切に想う深雪ちゃんの達也への深い愛情が、奇跡とも言える魔法の対価を自らの体への痛みとしている達也の苦しみを唯一理解し、大好きな達也が苦しまなくてはいけないのは自分のためを想ってのことであることを理解しているが故の後悔と、誰よりも自分のためを想って苦しんでいる達也のことを支えてあげたい、守ってあげたいと思える深雪ちゃんの達也への優しさの表れが入り混じった複雑な感情からきているものだということが分かったことも、本作にとっては大きな出来事の一つであり、達也のことを誰よりも多く知るばかりに深い愛情と苦しみを共存させざるを得ない深雪ちゃんの辛さというものがもっと知ることが出来ないまま本作が終わってしまうというのは、いつも焦点が当てられる達也の凄さとは違う非常に面白味のある内容だっただけに、素直に残念だと思わされてしまいましたよ。
まぁ、原作が非常にボリュームのある作品ですから、仮に第2期があったとしても、達也や深雪ちゃんの過去を知れるお話が出てくるとは限らない可能性がきっとあるのでしょうけどね(笑)
さて、2クールに渡って達也の凄さを楽しませてもらった本作ですが、序盤から達也の凄さばかりがピックアップされ続け、最後まで達也の凄さという一つの話題が決して尽きることの無かった作品というのはなかなか珍しかったと思います。
良く捉えれば、最後まで達也の凄さを知らしめるというストーリーの軸がぶれることはなかったということなんでしょうし、悪く捉えれば、本作における重要人物である達也や深雪ちゃんに纏わる詳細が明らかとならず、物語に深みが生まれてこない。達也の凄さを知らしめることだけが先行し、達也の凄さを引き出させるための大切な内容の盛り上がりに欠けているということを考えることも出来ますが、自分としては達也の強烈な存在感のおかげで、何だかんだで最後まで本作を楽しめていました♪
ホント、達也の凄さには毎度驚かされ、笑わされましたよ。ありがとう!!
それでは、「魔法科高校の劣等生」 の感想はこれにてm(__)m
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魔法科高校の劣等生 最終話。
横浜騒乱編クライマックス、お兄様の神の如き力が解き放たれる。
以下感想
「魔法科高校の劣等生」の26話(最終話)を見て感じたのは,
司波達也というキャラクターにつきまとう悲劇性だった。
このことを感じたのは、美雪と学校の仲間達が
達也の分解と再成の能力について話すシーンだった。
「その需要は計り知れない。その能力を使えば何千何万という人の命を救うことができる」
お兄様、司波達也が圧倒的強さで敵を屠ろうとも
その一方で、仲間達で...
敵を壊滅、いや消滅させて歴史に刻まれる偉業を成し遂げた達也さん!四葉家当主も登場。あの外見で45歳だと!?どんな魔法を使ったんや!おばさまの言葉攻めで、深雪さんが心をひどく痛めてしまうシーンが印象的でした
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原作も漫画版も読みましたので、アニメも最終回まで観ました。いわゆる最強系であり、中二病を貫いています。司波達也は戦闘においては無敵級であり、トーラスシルバーという名でも密かに活躍している。彼の凄さを書いていたら、際限がないよ。艦隊まとめて潰すとは、インチキ効果もいい加減にしやがれで...
魔法科高校の劣等生の第26話を見ました。
第26話 横浜騒乱編VIII
ムーバル・スーツを着用して上空から工作員を制圧する軍は達也が復元するためにすぐに回復して工作員部隊を押し返していく。
「門を開けよ!さもなくば、侵略者に内通していたものとみなす」
中華街へ逃げ込んだ工作員を追ってきた将輝は門を開けさせるのだが、周が既に拘束していた工作員達を差し出してくる。
...
第26話「横浜騒乱編Ⅷ」
ラストさすおに~
上空から敵戦力を殲滅して行く魔装大隊。
絶対こっちの方が悪者じゃねーかw
魔法科高校の劣等生26話「横浜騒乱編Ⅷ」の感想です。
冒頭からいきなりのお兄様無双!お兄様と同じスーツを着た仲間たちが次々と倒されて
いくも、お兄様のアレイズにより次々と復活wもしかしてとは思いましたが、本当に
全員が不死身でしたw敵からしたら絶望的過ぎるwまさに怪物です(;^ω^)
『横浜騒乱編 VIII』
タイトル「横浜騒乱編Ⅷ」
独立魔装大隊が組織した飛行兵部隊により、テロリストの部隊は次々にせん滅されます。
達也(CV:中村悠一)の持つ「分解」と「再成」という能力を見たテロリストたちに、激しい動揺が起こります。
沖縄の悪魔って何??
深雪(CV:早見沙織)たちは、達也の助けによって全員無事にヘリに乗り込んでいました。
しかし、重傷を負ったはずの桐原(CV:杉田智和)と五十嵐(CV:斎藤壮馬)...
魔法科高校の劣等生第26話です。
お兄様もいよいよ最終回。
最終回 Episode 26 横浜争乱編VIII 魔法協会を攻める大亜連合の一部隊。柳率いるムーバルスーツ隊が防衛。しかし倒されて逆に制圧される。達也がムーバルスーツ隊を再生して逆に制圧する。 達也の分解魔法の凄さにマヘンシュバラと呟かれる。沖縄の悪魔が関与しているのか。揚陸艇で大亜連合の指揮者が次々に部隊の壊滅を報告される。 十文字克人は魔法協会支部員と敵の攻撃を弾き返していた。逆に敵を追...
戦略兵器=お兄様
本当に「僕が考えた最強のボク」ですなw
中二病炸裂してんなぁ…。
・ゾンビ兵士がお相手です。
倒れても倒れても起き上がってくる。
ゾンビで怖いって、お前らキョンシーどうした。
屍人使いとかいないのか?確か中華は魔法師少ないんだっけ?
原作で解説してたところスルーしてるからなぁ。
お願いだから、二期やるなら説明して。
魔法の解説ないと読んでても分から...
「マヘーシュヴァラ…」
神にーさまw
この神々しいポーズが許されるのはオーガンムとお兄様しかいません(つ∀`)
これ見て刹那みたいに影響受ける人は多いんだろうなぁw
魔法科高校の劣等生に関するアニログです。
大人、もう少し頑張れよ・・・ 「魔法科高校の劣等生」の最終話。
達也開発のスーツで上空から制圧する軍、そしてやられても達也が復元し
ゾンビのごとく(笑)工作員部隊を押し返す。
達也がすでに神かガンダムか?ww
中華街へ逃げ込んだ工作員を追ってきた将輝にあっさりと門を開き拘束した
工作員達を差し出す周。
達也によって復元されたことが受け入れきれてない武明と啓。
「治...
「マテリアルバースト、発動します」
サード・アイを手にした達也が 艦隊を相手にその強さを見せつける!
横浜騒乱編終了、最終回!
【最終話 あらすじ】
独立魔装大隊が組織した達也たち飛行兵部隊により、テロリストの部隊は次々と殲滅。さらに「分解」と「再成」という己の能力を存分に使って戦う達也の姿に、敵兵の間には激しい動揺が走る。同じころ、深雪たちは達也の助けによって全員無事に...
「あなたが覗きの張本人なら、あなたにいなくなってもらえれば
しばらく安心できるというものです」
とうとう『魔法科高校の劣等生』もこれで最終回!!
なんだけれど、あまり余韻にひたれない終わり方だったな;
普通にひとつの話が終わったというだけで…もう少し何とかならなかったのか;
お兄様が独立魔装大隊のみんなとムーバル・スーツを着て戦ってる間、
無事にヘリで脱出中の深雪は、兄の...
お兄さまの戦いと俺 TUEEE はまだこれからだ。『魔法科高校の劣等生』最終話です。
無敵のお兄様の活躍も、今回でひとまず最終回です。(^^;大亜連合と達也たちの戦いが続いています。圧倒的な戦力を大亜連合は投入してきましたが、それは達也をはじめとする
‘E=mc²’を応用した物質をエネルギーに分解する戦略級魔法“質量爆散(マテリアル・バースト)”以外はとても杜撰な作りの残念な最終話でした。それを象徴するのが1発めのシーン・・・ それぞれ別行動をとっていた克人と将輝が海上に起こった現象を眺めてる分には偶然で片付けられるでしょう。ですが、海岸で深雪と真由美たちが揃って眺めてるカットは勝手に入れちゃダメでしょう?(呆) 原作にそんな描写は一言た...
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司波達也の魔力で瀕死の兵士も
ゾンビのように立ち上がり闘い続ける。
これぞ、究極の変死かも知れない。
殺してもたちあがることが、敵の士気を削ぐ。
こんなものはどんな...
お兄さまの魔法はマジ戦略級だった…。
衛星リンクで超長距離も殲滅とか極悪すぎますよw
独立魔装大隊が組織した達也たち飛行兵部隊により、テロリスト
の部隊は次々と殲滅。
さらに「分解」と「再成」という己の能力を存分に使って戦う達也の姿に、
敵兵の間には激しい動揺が走る。
同じころ、深雪たちは達也の助けによって全員無事にヘリに乗り込んでいた。
そのまま横浜を脱出し...
魔法科高校の劣等生
第26話 『横浜騒乱編Ⅷ』 最終回 感想
達也「破壊と再生、戦争…ウッ頭が」
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魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫) 勝利と「俺たちの戦いは、まだまだ、始まったばかりだっ」w。
冒頭は、大亜連合のテロリストが用意した戦車部隊の進軍の模様。上空から魔装隊の空挺部隊が強襲をかける。戦車部隊からの反撃で空挺部隊の人員にも、被害が出ているのだが、達也くんの再生魔法により、即座に蘇生される。さらに、戦車部隊自体に達也くんの魔法が炸裂し、壊滅状態w。
...
『魔法科高校の劣等生』 第26話<終>「横浜騒乱編Ⅷ」を観ました。<ストーリー>独立魔装大隊が組織した達也たち飛行兵部隊により、テロリストの部隊は次々
最終回ですね。
達也のピンチで残念なやられシーンは期待出来ませんでした。
さすおに~
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魔法科高校の劣等生 Episode26「横浜騒乱編VIII」です。 自分が見てい
かつて「超能力」と呼ばれていた先天的に備わる能力が「魔法」という名前で体系化され、
強力な魔法技能師は国の力と見なされるようになった。
20年続いた第三次世界大戦が終結してから35年が経つ西暦2095年、魔法技能師養成のための国策高等学校の一つ、
国立魔法大学付属第一高校に、エリートとして将来を約束された「ブルーム(花冠)」の妹と、
その補欠である「ウィード(雑草)」の兄が入学し...
【横浜騒乱編VIII】
魔法科高校の劣等生 横浜騒乱編 3(通常版) [DVD]出演:中村悠一アニプレックス(2015-04-22)販売元:Amazon.co.jp
最終回じゃないのかな?