キルラキル KILL la KILL 第5話 「銃爪(ヒキガネ)」 感想
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相互理解が、絆を生み出す―
■キルラキル KILL la KILL 第5話 「銃爪(ヒキガネ)」
心を通わせられるなら、姿形は関係なし!!
そんなわけで、ぶっ飛んだギャグ展開だった「キルラキル」の第4話の内容とは打って変わり、鮮血の力を上手く引き出せるようになってきたことや、自身を倒しにやってくる皐月ちゃんが差し出してきた刺客達も相手不足ということから、流子ちゃんが自身の強大な力に調子になってしまった所を、生命戦維で織られた神衣や極制服の力を危険視している反制服ゲリラに所属している男「黄長瀬 紬」の圧倒的な力に屈したことで、自身はまだまだ未熟であり、鮮血と心を通わせて歩み続けなくてはいけないと気付かされた流子ちゃんと鮮血の“絆”が深まった今回の出来事では、「キルラキル」の物語が少しだけ引き締まってきたような印象を残してくれましたよね♪
黄長瀬の生命戦維の力を妨害する特別な武装の数々によって、鮮血との「人衣一体」の状態を解かれてしまいピンチに陥った流子ちゃんを、鮮血が普段の服の状態から身を挺して流子ちゃんを守ろうと庇う姿や、流子ちゃんがピンチになると必ず説得力のある言葉で流子ちゃんに勇気を与えるマコちゃんの「流子ちゃんにとって鮮血は“友達”」という言葉により、鮮血のことを“友達”として大切にしたいと思えるようになったというのは、流子ちゃんの心の成長にとってとても大きなことだと思わされましたしね!!
ホント、今回のようなギャグが織り込まれるシリアス展開はまだまだ序の口の内容なんだろうなぁ(>_<)
もちろん、流子ちゃんの成長を促してくれた黄長瀬という男の存在は、今後においても重要なところで流子ちゃんを導いていきそうな気がしますが、黄長瀬が執拗に生命戦維で織られた服を危険視している理由というのが何とも気がかりであり、かつて、生命戦維の研究をしていた黄長瀬が、生命戦維が織り込まれた服を着てとある実験に望んだ黄長瀬にとって大切な女性・絹江さんが、生命戦維で織られた服の意志に取り込まれた後に死亡したという黄長瀬における過去の出来事は、生命戦維の危険性を明らかとさせる貴重な情報であることから、現在は流子ちゃんと良好な関係を築いている鮮血だけど、もしかしたら、鮮血が流子ちゃんを取り込んでの暴走をしてしまうシナリオなんかも発生するかもしれませんよね。
まぁ、鮮血が流子ちゃんを取り込んでしまい暴走してしまう流れは、今後、流子ちゃんが極度に心身を傷つけられた状態によって一時的に発揮されるものであろうと思いますけど、「キルラキル」はどんな展開になっていくのか全く予想が出来ない作品なので、事前に予想を立てたとしても当てになるのかどうか分かりませんけどね!!
とりあえず、今回のお話では、流子ちゃんにしか聞こえない鮮血の声が黄長瀬に一時的に聞こえたり、人間にとって必ずしもメリットになるわけではないことが分かった生命戦維といった一部の謎が深まったのは間違いないのではないでしょうかね♪
それにしても、鬼龍院一族に対抗するため生まれた組織の名が、ちょっぴり恥ずかしい響きな「ヌーディストビーチ」って、重要な意味があるのか、それとも、意味なんて全く無いのか分からないなぁ・・・
次回、「気分次第で責めないで」 です!
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渋いヌーディスト!?
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『銃爪(ヒキガネ)』
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第5話 銃爪(ヒキガネ) 反制服ゲリラ黄長瀬紡、纏流子を学園で確認する。花壇を荒らしたと怒る二つ星の園芸部を倒す。 マコをモルモットにすると捕えた生物部を倒す流子。流子の血がしょっぱいぞ、調子に乗り過ぎだ。実は鮮血は流子の体調管理が出来る、体脂肪率が 増えたことも知っていた。コロッケの喰い過ぎだ。一人漫才に磨きが掛かってるね。 マコを全身針まみれにする黄長瀬。服を脱げと鮮血に拘る黄長瀬。ピン...
反制服ゲリラ・ヌーディストビーチ。
そのネーミングセンスはどうかと(笑)
黄長瀬のセリフだけを見ると変態にしか聞こえませんね(笑)
順調に本能字学園の部長たちを倒し続ける流子。
その前に現れる一人の男、黄長瀬紬。
黄長瀬は極制服の能力を無効化するミシンガンを操り二つ星の部長をすら
寄せ付けない。
そしていきなり流子に「神衣を脱げ」と迫る。
校内で他の部活部員も交えて大乱闘...
負けて、強くなる。
「流子ちゃんなら服とだって友だちになれる!
むしろもうなってる!!」
二ついいことを教えてやろう。
世紀末よろしく(?)、バイクに乗って颯爽と本能字学園に現れた男がいた。
その名は黄長瀬紬。
彼の狙いは流子のようだが、屋上に現れた極制服を着た園芸部をものともせず、
なかなか手ごわい相手な様子。
キルラキル「第5話 銃爪(ヒキガネ)」に関するブログのエントリページです。
キルラキル 第五話「銃爪(ヒキガネ)」
キルラキル 第5話「銃爪(ヒキガネ)」の感想です。
「服」をテーマに描くならば,服に対するアンチな立場の人間を「物語の対立軸」に持ってくるというのが,一番テーマをくっきりと浮かび上がらせる方法のような気がします。
だから美木杉や黄長瀬の所属する組織の名前が「ヌーディスト」なのかな,と感じました。
<記事内アンカー>
キルラキル 第5話「銃爪」
漫画感想(「名探偵マーニー」5巻)
引越し先の物件、仮契約(ほぼ決まりだけど)。準備がまた面倒なんだろうなあ。12月の中頃の予定ですが、あまり更新に影響出ないといいんだけど。というか更新が金曜からの遅れを引き継いでしまっているのでどうにかしないと……すいません限界なんで寝ます。
授業中の流子を監視する黄長瀬紬@小西さん!
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園芸用栽培強化型二つ星極制服によって覚醒した力で襲うものの巨大な植物をあっさり灰に…
タバコは好きな時に吸うし邪魔されるのが大嫌いだと、極制服を圧倒したりと一体何者なのか
皐月との対峙以降全ての部活から標的にされることになった流子だけどさすがに鮮血は強...
「銃爪」
襲い掛かる各部活代表を次々と撃破していく流子。その状況に「調子に乗っている」と鮮血から忠告を受けたりもするのだが、そんなとき、園芸部を破った反制服テロリスト・黄長瀬紬が襲い掛かる……
前回はギャグ展開だったけど、今回は再びシリアスに。
やっぱり、こういう作品が好き。
とにかく、今回は、黄長瀬が強くて格好良かった。
極制服を着ていると、やがて、それに裏切られ、心...
いい話のはずなんだけど、言葉遊びが面白い