マジでフラッシュが見られるiPadアプリに惚れた！

『Puffin』
バージョン：1.3.1
App Store価格：115円
（バージョンと価格は記事掲載時のものです）

　iPadのSafariでネット中、イラッと来るのがフラッシュサイトを見られないとき。ジョブズさん、ありえん！　と怒る前に『Puffin』はどうですか？

企業ページや映画のサイトが見られるようになる

　Puffinはフラッシュでできたサイトやゲーム、ストリーミング動画を表示したり、再生可能なブラウザー。専用サーバーでフラッシュコンテンツを処理することで、iPadで見られるようにする。

　御託はともかく、ずっと見たくてしょうがなかった“ロードスター”のサイトが、PCと同様、バッチリ表示された！

　単にフラッシュコンテンツを表示するだけじゃない。タップやドラッグ＆ドロップにも対応するので、例えば「360度お好きな角度からご覧になれます」的な仕掛けなんかも堪能できるわけだ。

　ブックマーク管理にも対応してるけど、名称の変更やフォルダー間の移動ができないところは、Safariと違ってやや不便かな。

動画を見られるのもうれしい

　“ナイキ＋”のようにフラッシュで、かつログインが必要なサイトも問題なく利用できた！　レベルアップの際に表示される応援動画も再生され、これでもういちいちPCでチェックしなくて済みます。てか、このおじさん、誰？

もちろん音声も再生されます

　さらにすごいのは音が鳴るところ。ストリーミング動画の音声はもちろん、ゲーム効果音やBGMも聴ける。筆者が最近ハマッてる“Yahoo!モバゲー”の定番『麻雀』もプレイできたぞ。

ストリーミングはサイトによります

　もちろんストリーミング動画も視聴可能。ただし“ニコニコ動画”や“USTREAM”、“PANDORA.TV”といったサイトは、iPadのSafariで観たほうが全画面表示にできるなど快適だった。

　国内での認知度は低いけど、“Veoh”や“Joost”といったiPad未対応動画サイトを観られるのは、動画好きにはうれしいね。

　ちなみにPuffinは米国内のサーバーを経由するため、国内からのみ視聴可能な“GyaO”は視聴不可。“NHKオンデマンド”もなぜか接続失敗が続き、結局まともに視聴できなかった。

　残念なのはレスポンスがあまりよくない点。十二分な回線速度は必要だし、サーバー経由なのである程度仕方ないけど、現状、音声も遅れがち。あとふた呼吸ほどキビキビ動くと、Safariの置き換えになるんだけどな。

　それでも、いままで見られなかったサイトを見られるのは革命的。iPhoneでも共通で使えるのもいい。PCと同じ表示環境とは言えないけど、フラッシュサイトをよく見る人は少しイライラが改善されるかも!?

『Puffin』
App Store価格：115円
（価格は記事掲載時点のものです）
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