あゆみ①

テーマ:
志村由美ができるまで♡
というわけで(笑)
少しいつもより長いブログを書いてみます。
少々おつきあいいただけたら幸いです。


高校を卒業して、
山梨県立県民文化ホールで事務職につきました。
19才、まだまだ子供だった私を職員の皆さまは、本当に可愛がってくださり、毎日楽しく仕事をしていました。

県民文化ホールでは、事務の他に“影アナ”という舞台袖でアナウンスをする仕事もさせてもらいました。
“本日はご来場いただきまして~”という劇場内でのアナウンスです。

そこで職員の皆さんに、
“志村の声は素敵だね!”と誉められて、
つい調子にのった私は日本ナレーション演技研究所に通うことを決意していました(笑)

レッスン初日。

先生の演技論や
クラスみんなの演技をみて、
ビックリしました。
演技のえの字もしらない私は…
ついていけるのか、最初は不安で不安で。

この人達についていこう!
自分もうまくなりたい!
この人達より目立つには!
自分が対等に戦うには!

いつしかそんなことを考えながら、
レッスンをしていました。

週一回のレッスンが楽しくて、楽しくて。
始発の特急電車に乗り、朝練をし、
授業をして、夜練を終電までして…

そんな日々を繰り返していた時。

一般でも応募できる声優オーディションがあるとクラスメイトから聞き、私も受けてみることにしました。


結果は…
見事に落選です。
世の中、そんなに甘くないです(笑)


でも不思議なご縁もありました。
私が初めてお会いした声優さん。
そのオーディションの司会をしていたのが、桑谷夏子さんでした。

この時の私は、
まさかこんなにも夏子さんに
お世話になり、
可愛がっていただけるとは…
夢にも思っていなかったでしょう(笑)

人生って面白いですね。
人生ってとっても素敵。









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