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前回は、LPOの基本は「広告とランディングページのメッセージの一致」について説明しました。今回は、LPOを実施する際に確認すべき指標についてご紹介します。
LPOで大事なことは、データ検証→仮説→改善→データ検証→仮説→改善の繰り返しです。ランディングページの内容を少し変えたらLPO完了ではなく、実際にコンバージョン数が増えたのか、他に問題はあるのかなど効果測定を行い、何度もテストを実施し、改善をし続けていくことです。
では、データ検証をする際、どの指標を見ればよいのでしょうか。
ここで、LPOで重視するべき7つの指標をご紹介します。
指標名 | 指標の意味 | |
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1 | インプレッション数 | 広告が表示された回数 |
2 | クリック数 | 広告がクリックされた回数 |
3 | クリック率 | 広告の表示回数に対して、広告がクリックされた割合 |
4 | コンバージョン数 | 購入やお申し込みなどの成約数 |
5 | コンバージョン率 | 広告のクリック数に対して、成約につながった割合 |
6 | CPA(顧客獲得単価) | 広告費用÷コンバージョン数 コンバージョンを1件獲得するのにかかった広告費 |
7 | ROAS(広告費用対効果) | 売上額÷広告費用×100(%) 投資した広告費用の回収率 |
※CPAとROASの違いについては、以下ページをご覧ください。
LPOの効果測定には、「コンバージョン」設定が必須
LPOで一番影響があるのは、この指標のうち「コンバージョン数」「コンバージョン率」です。LPOの成果を数値で把握し、改善に結びつけるためにも、コンバージョン数やコンバージョン率といった広告効果をあらかじめ測定できるように設定しましょう。
指標から見る課題と対策方法
それぞれの指標から課題とその対策方法をご紹介します。指標によっては、広告の改善が必要な場合や、ランディングページの改善を行ったほうがよい場合があります。
例えば、「コンバージョン数」や「コンバージョン率」が著しく低いときは、キーワードやターゲット、広告(タイトルと説明文)の見直しよりも、ランディングページの改善を行うと成果に結びつくかもしれません。
それぞれ対策方法を確認し、効果的にYahoo!プロモーション広告の効果を上げましょう。
<<指標から見る課題と主な対策>>
課題 | 原因 | 広告 | 対策ランディングページ対策(LPO) |
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インプレッション数が少ない |
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クリック数が少ない |
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クリック率が低い |
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コンバージョン数が少ない |
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コンバージョン率が低い |
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CPAが高い/ROASが低い |
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オリジナル記事はこちら:LPOで重視するべき7つの指標(2014/07/09)
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