自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

企画を考えるコツを探している人に、試してみてほしいこと

新刊のご紹介

『ときめくニッポン職人図鑑(大牧圭吾 著)』


あなたに企画の依頼をします。
「私たちが運営する動画メディア『ニッポン手仕事図鑑』を有名にしてください」

 

…と言われても、何をどう考えたらいいのか迷ってしまう人は少なくありません。

 

でも、これならいかがでしょう?
「コンビニという場所を使って、『ニッポン手仕事図鑑』の認知度を上げる方法を考えてください」

 

どうでしょうか。何かアイデアがぼんやりと浮かんでこないでしょうか? 「棚に並んでいるお菓子を使って~」とアイデアが浮かんだ人もいれば、本棚で何か浮かんだ人もいると思います。あるいはレジで…、トイレで…などなど。
そう、「コンビニという場所」という“制約”があるからこそ、発想がどんどん広がっていく。制約が発想を広げてくれるのです。これは企画を考えるうえで、忘れてはいけないキーワードです。

 

企画を考えることが苦手な人は、“何の制約もなく考えようとする人”です。
だから、企画が何も考えられないときは、意図的に制約をつくってみることをオススメします。ほら、今考えている企画も、「◯◯だけで~」「◯◯せずに~」と制約をつけてみると、きっと何かが浮かんでくるはず。

 

以前、企画を考えることが苦手だった人が、それを覚えた瞬間、パーッとアイデアを出せるようになったこともありました。制約は、企画の母なのです。