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■182時間目「ネギ・パーティ、準備万端!!」

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●なるほど・ザ・ワールド

いよいよウェールズへ……！

ネギ君、張り切って荷造りしております。
すっかり忘れられている感がありますが、彼はこの齢で
骨董魔法具（アンティーク）収集という趣味を持っているんですよね。
それに目覚めた理由や入手経路は謎ですが。

でも、魔法刀とかを持って飛行機に乗るのはヤバいのでは（笑）。
刹那の夕凪しかり、楓の手裏剣しかり、
金属探知機や手荷物検査に引っ掛かったらアウトです。
明らかに笑ってハイジャックできるくらいの武力持ってますからね、この団体！（笑）

よく考えたら、茶々丸に到っては全身金属の全身武器でしたね。
パスポートあるのかなぁ……ハッ、まさか貨物扱（ビーム）


その辺は学園長の根回しとか、気や魔力で金属探知機を誤魔化すとか、
色々妄想して楽しみましょう（笑）。

さよはやはり人形化してウェールズへ行くようですが、
個人的には朝倉がしっかり部活メンバーに同行してくれている事の方が
重要かも。
最近ずっと外野で少々不安でしたので……。
千雨は当然一軍なのでそういう心配はありません（笑）。

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●まごころを君に

さてさて、そんな千雨さんです。
今週は敢えて挑発してみたりしましたが、
対するネギは相変わらずの悪い癖。笑って誤魔化します。
そりゃムカッと来るわ……（汗）。

ここで千雨がメガネを外します。
今週注目するべきはこのシーンなのかな、やはり。

千雨のメガネは「無いとダメ」（２巻より）と言う伊達メガネ。
メガネを通して物事を見る、彼女の心の壁の現れです。
要はATフィールド。
それを外した瞬間の千雨は、心の壁を取り払って本音を語っていると
考えて良いのではないでしょうか。


ネギの心の壁に対し、同様のリアクションを取ったのが明日菜ですが
彼女の本音は「自分をパートナー（対等）として見て欲しい」
「もう、何でも一人で出来るって思うんじゃないわよ！」
という、ネギへ歩み寄る形でした。

一方千雨はネギに平穏を望んでいる、
つまり彼をこちらへ迎え入れようとしています。
ネギパの面々がネギに近づくために奮闘しているのに対して
全く真逆からのアプローチ。
こういうパターンを実行しているのは、他にエヴァと五月くらいしか
見当たりません（それから楓もか？）。

ネギの力になるためには修行して戦闘力を……という
夏休み以降の流れに思いっきり反していますが
これこそネギパの中に必要な思考かもしれませんな。

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●ダイヤモンドソウル

思えばアーニャ登場で「心の壁」という言葉が出てきたのですが
あやかたちの想像する壁（敬語とか）とは次元の違う
本当の「心の壁」がネギには存在していたのですね。
ネギのこれはもう人間不信に近いレベルなので（苦笑）、
アーニャやコタでも跳ね返されてます。
これに関しては物語の根幹を成している要素になっていますから
そうそう解決するとは思えません……。
もうしばらく明日菜や千雨には悩んでもらう必要がありそうです。

ところで、あやかはネギの「奥底の壁」に触れる機会ってありましたっけ。
ネギの必殺微笑み流し（ぉぃ）も謙虚さと受け取っているようですし。
むむ……頑張るんだ、あやか。

……と思いましたが、それ以上にあやか自身に壁が見え隠れしていたりします（汗）。
明日菜やまき絵には割と本音で接している感がありますが
ネギに対しては自分でも壁を持っていますよね、彼女……。


ネギ --（孤高の壁）-- ネギパーティ -- （魔法の壁）-- その他
……という図式が完成したのかな。
しばらく魔法バレや仮契約が発展するとは思えませんし。

残された「その他」の皆さんの場合、頑張って壁を越えるか
その他的に輝くかのどちらかになる訳です。
正直言って、今から魔法入りしてもキャリアの差が明らかですから
魔法メンツとは違う輝きを探すほうがよろしそう。
具体的に輝きを見つけ始めたキャラと言うと、アキラ辺りでしょうか。

次回は１回クラスメイト編を挿入するらしいのですが、
あやかたちがイギリスへ行くまでの流れになりそうな予感です。
ここで脇役根性を見せるんだ……！（脇役言うな）