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あとで、詳しい解説記事を書きます。とりあえず、反応だけしておきます。
投稿APIとしてAtomを採用しているブログでは、セキュリティ対策のためユーザーIDとパスワードが暗号化されて送信されますが、その暗号化の方式が複数通りあるのが困り者なのです。
Web版のRSSリーダー兼ブログエディタfeedpathの対応ブログサービス一覧表
によると、Atom APIを採用しているブログの中には認証方式が違うものが3種類あります(Blogger以外はすべて日本のブログサービス)。
Blogger:basic
Livedoor :wsse2
So-net:wsse2
ameba:wsse3これで見る限りはLivedoorとSo-netは同じユーザー認証方式を採用し、その結果同じ方式で暗号化を行っているはずなのですが、ectoでLivedoorに書けてもSo-netには書けなかったことから実際には暗号化方式が違うことがわかります。
Mac-de-cocolog: Mac版ブログ投稿ツールとAtom API
確かに認証方式だけで見れば、以下の3種類(細分化すると5種類)あります。
実際は、認証方式以外にも細々とした差異があって、その辺を全部考慮すると、Atom API (Atom Publishing Protocol) の実装方式の種類は無数に存在し得ます(というか、その辺を許容する仕様になっています[さすがに、アメーバブログのは仕様的には許容されないと思いますけど、すでに世の中に出ちゃってるので、クライアント側は対応せざるを得ない訳ですが])。
ということで、大雑把な説明をしてみました。さらに詳しい説明はあとで(気力があったら)書きます。
あと、blog 以外でも、「はてなブックマーク」のように Atom API をサポートしているサービスもあります。 ほとんどの場合、上記で言う「古典的な方式」を採用しています。
「Mac-de-cocolog: Mac版ブログ投稿ツールとAtom API」で紹介されている「feedpath - Blogエディタ対応表」というのを見てみましたが、嘘がちらほら。
あと、livedoor フレパ と ドリコムブログ が「サイト側の事情により不可」になってるのが非常に気になる。「サイト側の事情」って何だろう?
投稿者: tsupo 2006.10.28 午後 10:31 | 固定リンク | | | | |
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この記事へのトラックバック一覧です: 各社ブログでの Atom API の違い:
tsupoさん、はじめまして。貴重なトラックバックありがとうございます。自力では到底できないfeedpathのブログ対応表のフォローまでしていただいて恐縮の至りです。
何分素人が自分の必要と疑問から出発して、自分の体験とあとはほとんどネット調査で集めた情報だけで書き続けてきたものですので、思い違いにお気付きの節はこれからもどんどんご指摘いただければ幸いです。
(このコメントはMac用の掲示板巡回ソフトINCUBEのココログ用プラグインを使ってオフラインで作成し、送信させていただきました。)
投稿者: nao (2006.10.29 午前 10:50)