影響を受けた5冊

観測気球

収集物の記録書庫 a data archive of collection -- collectible toys

[要旨] 「この秋に読む!TOPエンジニアが刺激を受けた25冊」に対する便乗記事をはてなダイアリーの方で書いたので、「観測気球」の方では、違う方面の5冊を挙げてみます。
[キーワード] 文庫,コミック,SF

影響を受けた5冊

この秋に読む!TOPエンジニアが刺激を受けた25冊」に対する便乗記事をはてなダイアリー(「エンジニア」として影響を受けた5冊)で書いたので、「観測気球」の方では、違う方面の5冊を挙げてみます。


1冊目。

大宇宙を継ぐ者 ハヤカワ文庫 SF 32 宇宙英雄ローダン・シリーズ 1
大宇宙を継ぐ者
ハヤカワ文庫 SF 32
宇宙英雄ローダン・シリーズ 1

今もまだ刊行が続くドイツ発の世界最長リレー小説。ドイツでは週刊(毎週金曜日発売、でしたっけ?)で出ているのに対し、日本ではドイツの2冊分(2週間分)を毎月翻訳して出版という方式なので、全然追いつきません。というか、離される一方。今では毎月出るようになりましたが、少し前までは年10冊(2月と7月は休み)、刊行が始まった当初は年5冊くらいだったような。

で、その「宇宙英雄ペリー・ローダン」シリーズ(通称、まるぺ)の記念すべき1冊目が、この「大宇宙を継ぐ者」。今読むとすごい陳腐な話ですが、何十年も昔、何回も読み返していました。まだ、日本では公式な翻訳の出ていない第1000巻(日本語版では第500巻後半)を、20年くらい前にペリー・ローダンのファンの人が翻訳したのを読んで感激したり。で、その第1000巻が第1巻~999巻までの総集編を兼ねているんですが、これを読んでから第1巻を読むと、なんかすごい感慨深い。まさかこんな話になるとは、第1巻の時点では考えてなかったんだろうなぁ。

最近、日本語版、買ってないような (^^;
だって、本を置く場所に困るんだもん (^^;
すでに、ファンの人が作ってるあらすじ集みたいなので、先の方まで話を知ってるし。買わなくてもいいかな、って (^^;

ペリー・ローダンの影響で、いつまで経っても終わらない長い話が好きになり、「グインサーガ」や「幻魔大戦」に手を出してみたり。なんだかんだ影響を受けまくってます。


2冊目。

火星の戦士 蜘蛛の王 ハヤカワ文庫 SF 72
火星の戦士 第2巻 「蜘蛛の王」
ハヤカワ文庫 SF 72

マイケル・ムアコックの「火星の戦士」シリーズ3部作の第2巻。 生まれて初めて買った文庫本。第1巻を中学の図書室で読んだんですが、続きを読みたいと思いつつもなかなか図書室に入ってこないので、我慢し切れず、買ってしまいました。当時、なぜかうちの中学では、ハヤカワSF文庫を古いやら新しいのやら取り混ぜて毎月10冊くらいづつ購入してました。そのおかげで、SF三昧。結局、「火星の戦士」は3冊とも買ってしまいました。

この「火星の戦士」シリーズのハヤカワ文庫版は、表紙をいろんな人(松本零士、あすなひろし、石原春彦。後に天野喜孝による表紙のも出ました)が描いていることもあって、結構気に入っています。この頃は、ハヤカワ文庫を読むのに熱中していて、キース・ローマーの次元旅行もの(多元宇宙SOS、とか)を中心に、「テクニカラー・タイムマシン」とか、時間旅行ものや異世界旅行ものを中心に読みまくっていました。最近(といっても何ヶ月か前)、アニメ「Viewtiful Joe」で「、「テクニカラー・タイムマシン」のオマージュが出てきたときはニヤリとしてしまいました。映画を題材にした物語という共通点があるので、いつかはやるかな、とは思ってましたが。ちなみに、生まれて初めて読んだハヤカワ文庫が「テクニカラー・タイムマシン」。


3冊目。

火の鳥 1 黎明編 (1)朝日ソノラマコミックス
火の鳥 1 黎明編
朝日ソノラマコミックス

私が高校生の頃に創刊された「マンガ少年」という雑誌で創刊と同時に連載が始まった「火の鳥」の「望郷編」を読んですっかりはまってしまいました。中でも「黎明編」に大きな影響を受けた気がします。

3つ目は「火の鳥」。 「マンガ少年」別冊(だっかた、増刊だったか)の形で出た連載当時そのままの画面サイズで読めるシリーズでそろえました。「マンガ少年」が休刊した後も、続編をあの版形で出し続けてくれた朝日ソノラマはえらい!! って、今からあの版形で全部そろえるのは難しいでしょうね。さすがに、もう書店では売ってないし。


4冊目。

瞳・元気 1―KINGDOM (1)花とゆめCOMICS
瞳・元気―KINGDOM 1
花とゆめCOMICS

どう影響を受けてるのか、うまく書けないけど、いろんな少女マンガを読んでる中で、この「瞳・元気」シリーズからいちばん影響を受けてる、たぶん。読み進んでいくうちに、結構、衝撃的なシーンがあるし。トラウマ万歳(と書くと語弊があるか)。


5冊目。

姫ちゃんのリボン (1)りぼんマスコットコミックス
姫ちゃんのリボン 1
りぼんマスコットコミックス

5つ目は何にしようか迷ったけど、「姫ちゃんのリボン」。連載されたものとコミック版とで内容が違うというのに、かなり衝撃を受けました。コミック版では登場人物が1人減っていて、しかも連載(の終わりの方で登場)ではかなり重要な役目をした人物。なので、連載当時の「りぼん」(掲載誌)を今でも大事に保存している人がいたり。私も保存してます(が、部屋の状況が状況だけに、すぐには引っ張り出せないんですが)。

連載とコミック版で内容が違う、というのは他にもいろいろありますが、有名なところでは「ガラスの仮面」ですね。全然違う話になってます(笑) これだけ話が違っちゃうと、もはや連載を再開するのは無理なんじゃないかな。コミック版を書き下ろしで出し続けるしかないような。刊行ペースが遅い一因かもしれないですね。


ということで、SF とマンガだけになってしまいました (^^;
偏りすぎかも。

投稿者: tsupo 2005.09.24 午後 06:46 | 固定リンク | このエントリーをはてなブックマークに追加 | このエントリを del.icio.us に登録 このエントリの del.icio.us での登録状況 | このエントリを Buzzurl に追加このエントリの Buzzurl での登録状況 | このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリのlivedoorクリップでの登録状況 このエントリをlivedoorクリップに登録している人の数 | 酢鶏巡回中

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