「胃ろうとシュークリーム~本当に大事なのは何ですか?」熊田 梨恵 ― 2014年04月13日 11時35分45秒
「胃ろう」をシンボルにして、有限な医療資源をどこまで費やしていいのか、あるいはよくないのかを問いかけている作品です。
私たちの世界には多くの疑問や悩みがあって、そういったものが社会をそして世界を動かしていきます。
それには時間はかかりますが、人間というのはそれほどバカではありませんから、歴史の歯車は、人々にとってより良い方向へゆっくりと回っていきます。
胃ろうがこれだけ広く使われている理由の「一つ」は、胃ろうを作ると(病院が)お金が儲かること、作って早く慢性期病院へ転院させる方がお金が儲かることにあるそうです。
なるほど。
そういうお医者さんもいるかもしれません。
しかしこれだけははっきりと言っておきますが、ぼくは医者になって27年間、経済的に潤うか否かを医療の判断基準にしたことはただの一度もありません。
また、千葉大学医学部附属病院に長年勤務していて、そういう医者を一人も見たことがありません。
終末期医療を経済の観点から論じる意思はぼくにはありません。だって医者だから。
あくまでも人間の尊厳とか幸福の視点で考えたい。
答えはすぐに出ないので、悩み続けることになるでしょう。
その向こう側から、心理の光が差し込んでくるのではないでしょうか?
私たちの世界には多くの疑問や悩みがあって、そういったものが社会をそして世界を動かしていきます。
それには時間はかかりますが、人間というのはそれほどバカではありませんから、歴史の歯車は、人々にとってより良い方向へゆっくりと回っていきます。
胃ろうがこれだけ広く使われている理由の「一つ」は、胃ろうを作ると(病院が)お金が儲かること、作って早く慢性期病院へ転院させる方がお金が儲かることにあるそうです。
なるほど。
そういうお医者さんもいるかもしれません。
しかしこれだけははっきりと言っておきますが、ぼくは医者になって27年間、経済的に潤うか否かを医療の判断基準にしたことはただの一度もありません。
また、千葉大学医学部附属病院に長年勤務していて、そういう医者を一人も見たことがありません。
終末期医療を経済の観点から論じる意思はぼくにはありません。だって医者だから。
あくまでも人間の尊厳とか幸福の視点で考えたい。
答えはすぐに出ないので、悩み続けることになるでしょう。
その向こう側から、心理の光が差し込んでくるのではないでしょうか?
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