何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

あおもり桜マラソン2024 〜レース後、風呂入っていろいろ食べて〜

あおもり桜マラソンのゴール地点は市内海辺に程近くて青い海公園でした。
荷物の受け取り、着替え、売店やイベントステージなどがうまい具合にそれぞれ近くに配置されています。


序盤のエイドで頂いた桜あんぱんが食べ切れずに一緒にゴール


スタートの野木和公園はやや郊外といった感じでしたが、ゴールの青い海公園は市内中心部。
新幹線の新青森駅まではシャトルバスが出ていますが、JR青森駅やその他の市内各所は十分に歩いてゆけます。


ということで、まずは宿泊ホテル近くにある「まちなか温泉」へ。大会参加ランナーへの割引がます。


広くて気持ちの良い温泉でした。


汗を流して気分良くなった後は「青森魚菜センター」にゆき名物のっけどん。
受付で購入した回数券のようなチケットを持って、ご飯とその上に乗せる刺身もろもろをそれぞれチケットと交換してゆきます。


その後はお土産などがたくさん並ぶ駅そばのA-FACTORYへ
おしゃれな外観。中は大変賑わっていました。


チケットを購入してのシードル試飲があります。8種類の中から4種類をチョイス


カップに入ったりんごあめも売っていました。


ひとしきり遊んだ後に新青森まで電車で移動して、新幹線で帰京となりました。
初めての青森市は前後半で全く違う表情だった大会も含めて色々とすっかり楽しむ事ができてとても満足な旅となりました。



あおもり桜マラソン2024 〜後半からゴールへ〜

中間地点を越えて後半戦。コースは青森市中心部に向かって東進し、ゴールとなる青い海公園前を一旦通過したのち35km付近で再び折り返してくるコースとなります。
田畑に囲まれた一本道をほぼ往復する前半とは雰囲気が一変しました。


新幹線の高架や立体交差のトンネルを2度潜ってと進むうちに徐々に街中に入って来ます。この辺まで来ると追い課税なったのか収まったのか風がほとんど気にならなくなりました。
海沿いまで進んで来て青函連絡船の出る青森フェリターミナル前を右折してしばらくすると正面に青森ベイブリッジが見えてきます。青森ベイブリッジはその名の通り青森港にかかる橋で東西に約1.2kmの大きさで、この日のコースの中では一番のアップダウンになります。


とても綺麗な橋です。橋脚の形はAで青森のAとのこと(ウィキペディア調べ)


橋の上から見える海が綺麗でした。


気持ちの良い橋が下りに差し掛かったところ、左手にゴールとなる青い海の森公園を通り過ぎます。10kmやハーフのランナーがゴールしているので、ランナーの到着を告げるアナウンスが続けて聞こえて来ますが、その中にフルのトップの到着を告げるアナウンスが。
今自分たちが28km付近で、2時間30分前なのでもうゴールなのかと思わず隣のランナーと顔を見合わせてしまいました。


橋を降りると街中を駆け抜けながら、一路東に向かいます。35km付近で折り返してそのまま着た道を戻るので、この辺からはずっと対向車線に戻りのランナー、フル・ハーフ、もしかすると10kmの選手も混ざって、すれ違って行くことになります。
市街地をだいぶ交通規制してくれているのでうまくできたコース設定だなと思いました。
ハーフで参加していた福士加代子さんともこの長い折り返しですれ違います。


31km付近でコースは合浦公園の園内に入って行きます。公園では桜祭りが開催されてされていて、コースの両側には綺麗な桜並木と売店が並んでいて、売店の店員さんやお客さん達が応援してくれました。


予想外の桜並木に感激しましたが、この辺りから急激に疲労がキツくなってきて順調に来ていたもののここまでのペースでは走り切れそうになく、徐々にペースダウン。
なんとか35km付近まで辿り着き、折り返すとすぐみわこさんとすれ違い。また追い抜かれるかもと怯えながらちょっと頑張りますが、回復は鈍くエイドでの一服の時間もだいぶ長くなります。


エイドでもらったドライフルーツのりんご。程よく甘くてすごく美味しいかったです。


息を整えるために何度か歩きながらも再びの合浦公園の桜と声援で復活して、なんとか残り3kmは遅くても良いから止まらずに行こうとラストスパートならぬラストスロー。
市内中心部に戻って数回角を曲がってベイブリッジの側道に入って42kmを超えてどこがゴールかと思いつつ、橋をくぐって右折すると目の前がゴール。


グロス 3時間52分55秒でフィニッシュ。


終盤バテバテとなってしまいタイムがガタガタと落ちてしまいましたが、今回もなんとか楽しくゴールができました。
ありがとうございます。


特徴的な建物の青森観光物産館アスパムをバックに自撮り

あおもり桜マラソン2024 〜スタートから前半〜

青森駅から発車するシャトルバスに10分ほど乗って、少し歩くとスタート会場の野木和公園に到着します。
本日はフルの他ハーフ、10kmが開催されますが、全て同じスタートとゴールになっています。


公園内のスタート地点には桜の木が並んでいてとても華やかなです。


大きい池などもあるかなり広い公園で、ランナーは園内のベンチなどそれぞれに荷物を置いて準備をしたり、公園内でアップをしたりしています。
一通り準備を整えて着替えると少し肌寒い感じもしましたが、ありがたいことにポンチョを配っていただけるとのことで受付で入手してスタートまで来て待つことに。


会場の配置もわかりやすく、他にもトイレの数も十分でスタート直前まではほぼ列がない状態で利用できるなど全体的にストレスを感じない会場でした。
スピーカーから流れてくる体系テーマ曲が女性ソロ、コーラス、インストロメンタルとパターンが変わってくるのが珍しいなと思いました。



時間になり、整列して開会式。大会関係者の皆様の挨拶に続き本日のゲストは福士加代子さんが登壇。なんというか程よく力の抜けた感じの挨拶が福士さんらしい感じでした。


そして時間が来ていよいよスタート。オンユアマークからバン!
本日はBブロックでスタート地点まではほんの20秒遅れほど。


スタートすると最初は住宅街を抜けますが早々に田園地帯に入ってきます。
本日のコースはざっくり前半は北西方向に10.5km行ってそのまま折り返してきて半分そこから今度は東に向かって14kmほど行って折り返してゴールに向かうという中々シンプルな構造です。


北西方向に向かって折り返す前半はコースの大半が田園地帯でした。左に北海道新幹線の高架がずっと並行していてとてもフラットで真っ直ぐの直線がひたすらと続きます。


この間、遮るものも無いので最も難儀だったのが強風。真正面ではなく西寄りの横風ですがそれでも結構な強風で休みなく吹き続けてくるのでダメージがあり、しかも時々前寄りになるので走りへの影響もきつかったです。
折り返してからも同じく風はキツかったので、17〜18kmあたりでコースが東寄りになるまではだいぶ悩まされました。
そんな強風の中でも地元の高校生や大学生による吹奏楽や三味線の応援やゆるキャラもいて和ませてくれます。


単調とも言える前半のコースは来た道をそのまま戻ってきてスタートの野木和公園近くまでくるとちょうど半分。割と順調に進んできて後半に続きます。



折り返し地点にはりんごちゃんの巨大かかしが待ち構えていました。20km地点では同サイズの福士さんカカシも。


時々現れるコース横のカカシ達は常設のようです。


折り返してからは前方に八甲田山らしき山が見えていました。(雲が取れてくれればもっとはっきり見えたのですが)