[メモ] MOD「ze Grass Patch 2」を使用した草込みLOD生成手順

MOD「ze Grass Patch 2」を使用した草込みLOD生成手順

最終更新日：2024/08/13

※将来的に使えない情報となる可能性があるので御注意下さい

LOD生成作業でかなりの時間をロストした件

何度も何度も失敗して泣きそうになったので真面目にメモを取る

草込みLODの適用例

[SSE] 新環境に伴うテストプレイ 2024-08 vol8

https://valvatorze.blog.fc2.com/blog-entry-5365.html

MOD構成

[SSE] スカイリムSE MOD構成 vol25（v1.5.97+無料CCコンテンツ用）

https://valvatorze.blog.fc2.com/blog-entry-5357.html

※上記はまだ修正作業が終わっていないので注意

＊＊＊ 以下はガチのメモなので注意 ＊＊＊

草プリキャッシュ生成手順

※xLODGenとDynDOLOD関連ファイルの準備が終わっているor分かる前提で記載
　これらの導入手順まで書くのはキツい

// 前置き
MOD「ze Grass Patch 2 - Tamrielic - Folkvangr - Cathedral」
を使用する場合の草プリキャッシュ生成の覚書です

// MO2のバージョンチェック
・v2.5.0以上ならOK（v2.5.2推奨）

// 必要ファイルのダウンロード
ze Grass Patch 2 - Tamrielic - Folkvangr - Cathedral
https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=113275
下記の1つをDL
・ze Grass Patch 2

Tamrielic Grass
https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=46217
下記の1つをDL
・Tamrielic Grass
　※ENB Complex Grassの方ではないので注意！

Folkvangr - Grass and Landscape Overhaul
https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=44899
下記の1つをDL
・Folkvangr - Grass and Landscape Overhaul

Cathedral - 3D Pine Grass
https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=42032
下記の1つをDL
・Cathedral - 3D Pine Grass - Full 3D Coverage

Complex Grass - The official Patch Compendium
https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=67304
下記の3つをDL
・Cathedral 3D Pine Grass for Complex Grass
・Folkvangr for ENB Complex Grass
・Tamrielic Grass For ENB Complex Grass

No Grass In Objects
https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=42161
下記の3つをDL
・NGIO - Special Edition (1.5.97) v1.1.0
・Grass Generation MO2 Plugin v2
・GrassControl.ini

Worldspaces with Grass SSEEdit Script for No Grass In Objects
https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=55152
下記の1つをDL
・Worldspaces with Grass SSEEdit Script

Landscape Fixes For Grass Mods
https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=9005
下記の1つをDL
・Landscape Fixes For Grass Mods

Complementary Grass Fixes
https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=71562
下記の1つをDL
・Complementary Grass Fixes


// 事前準備1
※MO2への登録順は必ず守る事
・Tamrielic Grassを導入
　設定は Tundra Grass : Dry, Rift Grass : Green
・Folkvangr - Grass and Landscape Overhaulを導入
・Cathedral - 3D Pine Grass - Full 3D Coverageを導入
　※MOD「Cathedral - 3D Mountain Flowers」を入れている場合はこれで上書きする
　　そうしないと一部の山の花がおかしな事になる

※Complex Grassを使用しない場合は入れなくてよい
-ここから---------------------------------------------------
・Tamrielic Grass For ENB Complex Grassを導入
　設定は Tundra Grass : Dry, Rift Grass : Green
・Folkvangr for ENB Complex Grassを導入
　設定は Summer Tundra : No
・Cathedral 3D Pine Grass for Complex Grassを導入
　設定は Pick Quality : Medium Quality, Full 3D Coverage Patch : Medium Quality
　↑自身の環境に合わせてチョイス（Highは2k、Mediumは1k, Lowは512～1k）
-ここまで---------------------------------------------------

・NGIO - Special Edition v1.1.0を導入（AEなぞ知らん！）
・Grass Generation MO2 Plugin v2を解凍してGrassPrecacher.pyをMO2のpluginsフォルダにコピー
・GrassControl.ini解凍してMO2のoverwriteフォルダにコピー
・コピーしたGrassControl.iniをエディターで開き編集
　Use-grass-cache = false → true に変更
　Extend-grass-distance = false である事を確認（trueならfalseにする）
　Overwrite-grass-distance = 6000.000000 → 12000.000000
　Overwrite-grass-fade-range = 3000.000000 → 8000.000000
　　↑上記二つは負荷に関わるが後で変更できるので参考値として記載
　Only-load-from-cache = false → true に変更
　DynDOLOD-Grass-Mode = 0 → 1 に変更
　保存して終了
　
　[余談]
　Global-grass-scale =1.000000
　　↑草の大きさを変更したい場合はここの設定を変更（例：0.5にすると半分の大きさになる）
　　※サイズ変更する毎にプリキャッシュの再生成が必要となるので1.0のままを推奨

・Worldspaces with Grass SSEEdit Scriptを解凍してList worldspaces with grass.pasをSSEEditのEdit Scriptsフォルダにコピー


// 事前準備2
・MO2にxLODGen Resource - SSE Terrain Tamrielを入れている場合はチェックを外す
・Lootでプラグインの順番を並べ替える
・MO2からSSEEditを起動
　全てのプラグインを選択してOK
　何らかのウィンドウが開いたらOK
　右ペインに「Background Loader: finished」と表示されたら適当に左ペインのプラグインを選択して右クリック
　メニューから「Apply Script...」を選択
　Filterに「grass」と打ち込みEnter
　表示される「List worldspaces with grass」を選択してOK
　List Cellsと書かれたウィンドウが開くのでOK
　処理が終わるまで待機
　Worldspaces with Grassというウィンドウが開くので表示されている文字列をコピー
　MO2の「overwrite/SKSE/plugins」内にあるGrassControl.iniをエディターで開く
　下の方にあるOnly-pregenerate-world-spacesの「=」の後へペースト
　ペーストした文字列をダブルクォーテーション「"」で挟む
　終わったら先のウィンドウのOKを押して閉じる
　SSEEditを終了する


//草プリキャッシュの生成作業
・ENBを使用している場合は一時的に起動しないようにする（生成時間短縮に繋がる）
・MO2からランチャーを使用してウィンドウモードで、かつ、最小サイズに設定（生成時間短縮に繋がる）
　↑1920x1080のウィンドウモードでプレイしている場合は変更しなくても処理時間はたいして変わらないのでスキップ（2k～以上はやらないとヤバい）

※以下は重要なのでしっかり確認
-ここから---------------------------------------------------
・MO2に以前生成した草プリキャッシュが無い事を確認（あったらチェックを外しておく）
・MO2のoverwriteフォルダ内にgrassフォルダが無い事を確認（有ったら削除するかリネームしておく）
・MODで追加した土地等があると草プリキャッシュが生成されるので必要ない場合はチェックを外しておく
-ここまで---------------------------------------------------

・MO2の右上がSKSEになっている事を確認
・MO2上部のジグソーパズルみたいなアイコンをクリックするとメニューが開く
　Precache Grassを選択して実行
　※無い場合はMO2を再起動。それでも無いなら導入をミスってるので見直す
・草プリキャッシュを生成するかと問うウィンドウが開くのではいを選択
・スカイリムが起動するので放置
　起動した画面中央になんかソレっぽいメッセージが出てれば正常に動作している
・終了までに何度も再起動を繰り返すが気にしてはいけない
　※マシンパワーや導入しているMOD数にも影響されるが最低でも30分は見ておく
　心配ならMO2のoverwrite内にgrassフォルダが生成されているか確認
　スカイリム本土だけなら凡そ9000ファイル前後だった気がする
　※MODで追加した土地がたくさんあると爆増
・NGIO-NG.dllという名前のウィンドウが開き「Successfully!」と書いてあれば生成成功
　OKを押して閉じる（生成に失敗した場合のメッセージは忘れた）
・MO2に空のMODを作成してMO2のoverwrite内に生成されたgrassフォルダを移動してチェック

　これにて草プリキャッシュの生成作業が終了
　お疲れさまでした

草込みLOD生成手順

A.事前準備

1.必要なファイルを揃える

・xLODGen - Terrain LOD beta

https://stepmodifications.org/forum/topic/13451-xlodgen-terrain-lod-beta-94-for-fnv-fo3-fo4-fo4vr-tes5-sse-tes5vr-enderal-enderalse/

上記の場所から最新版のファイルをダウンロード

・xLODGen beta 116（記事を書いた時点の最新なので注意）

・DynDOLOD 3 Alpha

https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=68518

上記の場所から最新版のファイルをダウンロード

・DynDOLOD 3.00 alpha-177（記事を書いた時点の最新なので注意）

・DynDOLOD Resources SE 3

https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=52897

上記の場所から最新版のファイルをダウンロード

・DynDOLOD Resources SE 3.00 alpha-51（記事を書いた時点の最新なので注意）

・xLODGen Resource - SSE Terrain Tamriel

https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=54680

上記の場所から最新版のファイルをダウンロード

・SSE Terrain Tamriel v2.0（記事を書いた時点の最新なので注意）

・草プリキャッシュ

さっき作った奴

・木のLODビルボード

バニラの木を使用する場合

Indistinguishable Billboards for Skyrim SE

※基本的に使用している木に適したモノをチョイス

※私が「Happy Little Trees」を使用しているので今回はコレで説明

・Happy Little Trees Add-On - DynDOLOD 3

https://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=56907

上記の場所から最新版のファイルをダウンロード

・Happy Little Trees 3D LOD - Performance v2.03（記事を書いた時点の最新なので注意）

※Grass Cache Helper NG について

季節ごとに草の色合いが変わる特殊なモノを使用する場合を除いて基本的に必要ない

2.作業用フォルダの作成

ここでは処理で使用する作業用フォルダを作成

分かる方は好きな場所に作って下さい。フォルダ名が長すぎたり階層が深い場所を指定すると処理に失敗する可能性があるので「なるべく浅い所」に作るの事

Cドライブ直下に下記の4つの作業用フォルダを作成

SSEDynDOLOD

SSELODGen

SSETexGen

SSETools

※フォルダ名は自由に決めてよいが分かりやすく簡潔に

今回はソート時にまとまるよう適当に名称を決めた。基本的にフォルダ名には「英字か数字」だけを使用し「特殊文字（アンダーバーとか）」は使わない方がいい…稀にうまく動作しない事がある

3.MO2にMODを導入

ここではダウンロードした各種MODをMO2に導入していく

事前にDLした下記の2つのMODを解凍して先に作成したフォルダ「SSETools」にぶち込む

・DynDOLOD 3.00

・xLODGen - Terrain LOD beta

※フォルダ名は適当に（何が入っているか分かればいい）

MO2に実行ファイルを登録

※スクショは昔撮った奴を流用しているので細かい所は脳内変換してください

DynDOLOD 3.00 の DynDOLODx64.exe を登録

タイトルは適当でOK。引数は下記

-sse -cp:utf-8 -l:Japanese

DynDOLOD 3.00 の TexGenx64.exe を登録

タイトルは適当でOK。引数は下記

-sse -cp:utf-8 -l:Japanese

xLODGen beta の xLODGenx64.exe を登録

タイトルは適当でOK。引数は下記（最後尾はデータの出力場所）

-sse -cp:utf-8 -l:Japanese -o:C:\SSELODGen

MO2にMODを登録

下記はMO2のなるべく下の方に登録します（登録名は自由）

・DynDOLOD Resources SE 3

・xLODGen Resource - SSE Terrain Tamriel

・事前に作成した草プリキャッシュが入ってる奴

・Happy Little Trees Add-On - DynDOLOD 3

続けて、下記の名前で空のMODを3つ登録します

追加したい場所をクリックして決めた後、右クリックで開くサブメニューから「上に空のMODを作成」を選択し名前を入力する感じ

　LODGen_Output

　TexGen_Output

　DynDOLOD_Output

こんな感じになっていればOK

B.各種データの作成

1.xLODGenの作成（xLODGenx64.exeの実行）

[重要]

※MO2の「xLODGen Resource - SSE Terrain Tamriel」が有効になっている事を確認

　無効になってたら有効にする

◆MO2に登録した「xLODGenx64」を起動

立ち上がるまで多少時間がかかります

赤枠の全ての項目にチェック。LODを作りたくない場所はチェックを外してください。文字化けしていた場合はMO2に登録した「xLODGenx64.exe」の引数を再確認してください。青丸のチェックを全部外して「Terrain LOD」のみにチェック。オレンジ枠（Terrain LODの設定値）はを下記を参照して下さい

◆LOD4～32の設定

次に、各LODの設定を行います

くっそ面倒くさいですが同じように設定してください

LOD4

ドロップダウンリストからLOD4を選択し下記のように設定します

LOD8

ドロップダウンリストからLOD8を選択し下記のように設定します

LOD16

ドロップダウンリストからLOD16を選択し下記のように設定します

LOD32

ドロップダウンリストからLOD32を選択し下記のように設定します

設定を間違って初期値に戻したい場合

下記の場所にある「Plugins.sseviewsettings」を削除すると初期化されます

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Skyrim Special Edition

※ユーザー名は各個人の環境によって変わります

設定が終わったら、右下の Generate ボタンを押して処理が終わるまで待ちます。PCの性能に左右されますが凡そ20分前後で終わると思います…たぶん

処理が終わったら

Cドライブ直下に作った SSELODGen フォルダの中にある meshes フォルダと textures フォルダを、MO2へ空のMODとして登録した LODGen_Output の中に移動し、最後にチェックを入れてMODを有効にすれば完了です

[重要]

作成が終わったら「xLODGen Resource - SSE Terrain Tamriel」を無効にする

この作業を行わないと続く「3.DynDOLODの作成（DynDOLODx64.exeの実行）」を実施する際にエラーが発生します。1の作業でしか使用しないモノなのでDynDOLOD作成後に再度有効にする必要はありません

2.TexGenの作成（TexGenx64.exeの実行）

◆MO2に登録した「TexGenx64.exe」を起動

・起動したら Select Output Path に 先に作成した SSETexGen フォルダを設定

・赤矢印の部分をご使用の解像度に合わせて設定。FHDなら11.0(1080p)をチョイス

・今回は草のLODを作成するので青枠部分にチェックを入れる

※青枠部分がグレーアウトされていてチェックを入れられない場合は草プリキャッシュがMO2に登録されているか確認

・オレンジ枠の設定はスクショと合わせる

設定が終わったら Start ボタンを押して処理が終わるまで待つ

そこまで時間はかからないと思う（数分程度）

※Exit&Save で抜ける（zipに圧縮しない事）

処理が終わったら

SSETexGen フォルダの中にある textures フォルダを、MO2に空のMODとして登録した TexGen_Output の中に移動し、最後にチェックを入れてMODを有効にすれば完了

3.DynDOLODの作成（DynDOLODx64.exeの実行）

※必ずTexGenの作成を先にやって下さい

　でなければ起動時にエラーが発生します

◆MO2に登録した「DynDOLODx64.exe」を起動

その前に！！

C:\SSEToolsにぶち込んだ

DynDOLOD内の\Edit Scripts\DynDOLOD\DynDOLOD_SSE.iniを下記のように編集してください

Expert=1

Level32=1

改めて起動（多少時間がかかります）

※日本語が文字化けしていたらMO2に登録した DynDOLODx64.exe の引数を再確認してください。それでもダメな場合は下記の位置にあるファイルを編集して再起動

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Skyrim Special Edition\DynDOLOD_settings.ini
[cpoverride]
english=utf-8
japanese=1252

・青枠の High ボタンを押します（対応したプリセットがロードされる）

・赤枠の項目にチェックを入れます（LODを作成したくない場所はチェックを外す）

・赤矢印の部分にデータの出力先を設定（最初の方で作ったフォルダ）

・オレンジ枠の部分はスクショを参照して同じように設定して下さい

・緑枠部分のDensityはLODにおける草の密度数

※値が大きい程負荷が上がるので注意（個人的推奨値は「35」）

スクロールして下部にある赤枠「tree」をダブルクリックして設定画面を開く

赤枠部分をスクショと同じように設定して OK ボタンを押す

続けて赤枠「\」と書かれた項目をダブルクリックして設定画面を開く

赤枠部分をスクショと同じように設定して OK ボタンを押す

元の画面に戻ってきたら、右下の OK ボタンを押して処理が終わるまで待ちます

※結構長い30分～1時間

※終了したら Exit&Save で抜けます（zipにしちゃったら解凍してください）

処理が終わったら

Cドライブ直下に作った SSEDynDOLOD フォルダの中にある 全フォルダと全ファイルを MO2 に空のMODとして登録した DynDOLOD_Output の中に移動し最後にチェックを入れてMODを有効にして完了です

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