【Bluetoothイヤホン】LC3イヤホンと実用について
新しいBluetoothイヤホンが欲しくて調べていた
Bluetoothの完全ワイヤレスイヤホン(TWS)って、ケース側はきっちり充電しておきたいものかなと思う。いざという時にバッテリーが無いって状態になると意味がない。
そのせいもあってか、充電頻度や過充電してしまうことが多くなりバッテリーが劣化してしまい、結果的にバッテリーが無い状態が起きて本末転倒な状態になることが多くなった。
今まで利用用途の都合だが、aptX LLの規格が欲しくて比較的安牌な選択だった「EPOS 270」を使っていたが、規格が全然流行らなかったのか搭載している端末もあまり多くなく衰退していた。
※Switchでフィットボクシングをしていたので、完全ワイヤレス(体を動かす時に邪魔にならない) + 遅延が少ない(フィットボクシングはリズムゲームだから) というものをチョイスした。
現在は専用のドングル(そのイヤホン専用の送受信機)があるものが多く出ているが、正直煩わしさを感じている。
というのも、せっかくBluetoothという分類で様々な端末に接続できるのに、わざわざ専用のドングルを装着しないと性能を発揮できない(=ドングルが無い端末への接続は性能が下がる)というのもなんだかなという感想。
今後の主流は何があるのか調べていたところ、LC3 という新しい規格があり調べてみた。
LC3とは
- LC3(=LE Audio)はBluetoothの中でも新しい規格。
- 今後、aptxシリーズ、AAC、SBCは旧規格として Bluetoosh Classic という括りになるらしい。
- Bluetooth 5.3 以降が必要な模様。
- 実質的にaptXの上位規格(正確には違うけどスペック的観点)
LDAC > LC3 ≧ LC3 plus > aptX adaptive > aptX HD > aptX > aptX LL > AAC >SBC - 低遅延の度合い
LC3 plus ≧ aptX LL > LC3 >aptX adaptive > (その他省略)
LC3に対応したイヤホン
結構あるみたい。
※ここでは専用のドングルやトランスミッターのみLC3に対応している製品は除く。
こちらはアップデートで対応予定。
LC3に対応したレシーバー、トランスミッター
殆ど無い。
こちらはヘッドホンにトランスミッターが付属。
今後単体で売る予定というような情報があるが、詳細は不明。
LC3に対応したスマホ
殆ど無い。
・Xperia 1 Ⅳ、Xperia 5 Ⅳ のみ。
・iPhoneも非対応
結局のところ
今のところ対応機器の都合、そもそも利用すること自体が難しい。
・LC3に関しては2022年頃にもBluetooth関連の話題で上がっていた模様。
・2024年3月時点でほぼ実用的ではない程のラインナップ。
※LC3に対応したイヤホンはあっても、それに対応した接続先が少なすぎる。
今後の普及するにつれて対応した商品が増えてくるので、今はまだLC3を目的に買うことはお勧めしない。