2022年 iPod レビュー おすすめイヤホンの紹介です。
2022年も引き続きベストセラーである良品イヤホンや新製品を紹介していきたいと思います。
2022年版 おすすめイヤホン比較注意)
通常のイヤホンは、3.5mm径のイヤホンジャック端子が主流です。通常のイヤホンを直接使う場合は、iPhone 6以前のものしか使えません。
現在のiPhoneにはイヤホンジャックがないので、イヤホンをiPhoneで使いたい場合は、下記のようなアダプターをおすすめします。
Lightning 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ 3.5mmジャック イヤホン変換ケーブルApple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ最新のiPhone13 などは、純正イヤホンが付属することもなくなりました。さらに、USB-Cになっているので、Lightningコネクタも使えなくなっています。
そのため、Bluetoothなどの無線イヤホンもおすすめします。
音楽の楽しみ方もいろいろと変わってきているので、ご自分が気に入った方法でご使用ください。
なお、私は昔のイヤホンを使いたいので変換コネクタを使っています。
今回、紹介するものはかなり昔に発売されたイヤホンも多いですが、イヤホンは最新のもの、高いものが必ず良いとは限りません。
いろいろ試して自分のお気に入りの一品を探すのも楽しいと思います。
① 初級編 (3000円前後)iPod, iPhone などで圧縮音源(MP3)を使っているなら、このレベルでも十分なパフォーマンスを魅せるイヤホンが多数あります。
気楽に持ち歩けるので、用途に応じていろいろ使い分けるのも楽しいです。
Panasonic ステレオインサイドホン RP-HJE150超低価格カナル機のベストセラー。
カナル型とは イヤホンの構造を外耳道(ear canal) に合わせることで外部の音をシャットアウトして音質を向上(雑音を低減)するタイプのイヤホンのことです。
この
RP-HJE150 はかなり昔から販売されているイヤホンですが、1000円以下(実売価格700円前後) でとにかく安いです。
この値段で、3つのイヤーピースを付属しており、コストパフォーマンスは抜群です。
色も9色あり、低価格路線では一番のおすすめ。
【2020最新進化版】イヤホン 有線 イヤホン 高音質 ヘッドホン ステレオイヤホン Hi-Fi 重低音 リモコン イヤフォン マイク/リモコン付き アイフォン 高音質 通話可能 音量調整 騒音低減 3.5mm ジャック 多機種対応Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630この製品の音質も価格以上です。
低価格路線では、
RP-HJE150 と双璧を成すでしょう。
JVCケンウッド ビクター インナーイヤー ヘッドホン HA-FX3Xラバープロテクターを採用しており、とても頑丈で有名なイヤホンです。
音も低音重視でこの価格帯では十分でしょう。
イヤホンがよく断線して困るという方は、使ってみる価値があります。
② 中級編 (~10000円)初級編レベルのイヤホンでは物足りない人におすすめです。
音質、外観など全体的なレベルが上がってきます。
SHURE SE112③ 上級編 (10000円以上) を賑わしている
SHURE のイヤホンです。
SHUREの上位機種とは異なるダイナミック型になりますが、素直に音が聴けとてもバランスが良いです。
SHUREのイヤホン入門編ですが、人気が高いです。
さらに高遮音性イヤパッドを採用しており、ノイズキャンセリング機能なしでも遮音性が高いイヤホンです。
最近の時代の流れで、 SE112 でも ワイヤレス(Bluetooth) のものが出ています。
今は、こちらのほうがお勧めです。
SONY EX650ソニー製品は中・高音がしっかり聴けるものが多いです。
初代EX70から80,90を経て、EX650になりました。
型番から見ても、(桁が変わっており)大幅な技術革新が導入されていることが分かります。
密閉型のカナル型イヤホンですが、装着感も音も良いので通常使用に最適です。
再生周波数帯域 5-28000Hz まであり、真鍮製の音導管で見た目も高級感があります。
音はクリアです。
SONY ノイズキャンセリング+ワイヤレスヘッドホン MDR-EX31BNイヤホンジャックがない製品には、 MDR-EX31BN のようなワイヤレスのBluetooth機能搭載イヤホンが必要です。
ちょっと古いですが、代替品は今のところないです。
ノイズキャンセリングヘッドホン は、バッテリーが必要なのでコントロール部が若干重くなります。
SONYのMDR-EX31BNは比較的新しいので、今までのノイズキャンセルにあった不具合は解消され満足できます。
バッテリーも長く持つし、ノイズキャンセリング+ワイヤレスでは最も安定している良品イヤホンです。
AKG N20 イヤホン カナル型 ブラック N20BLKAKGは1947年設立のメーカーで Akustische und Kino-Geräte Gesellschaft m.b.H ドイツ語で 「アーカーゲー」 と読みます。
日本ではハーマン・インターナショナルが扱っています。
AKG N20は、ハイレゾ対応型のカナルイヤホンです。
低音も高音もバランスよくでており、コストパフォーマンスは高いです。
audio-technica ATH-LS70 2017年にインナーイヤー型ヘッドホンで VGP (Visual GP) の金賞を受賞したイヤホンです。
着脱式のコードを採用しているので、リケーブルするともっと音質がよくなります。
さらに耳掛け型なので、装着感含め他のイヤホンとは一味変わった印象を受けると思います。
おすすめ。
③ 上級編 (10000円以上)iPod、iPhone のイヤホン用途で使う場合、このレベルのものを持っておけば必要以上の欲求を満たせるでしょう。
このレベルになるとイヤホンの高級感がかなり増します。
最近ではこの価格帯でもハイレゾ対応されているイヤホンも多くなってきました。
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-N3BP現状、SONYのインナーイヤーイヤホンXBAシリーズの最新イヤホン。
XBA-N3BP も、BAユニットと小型の9mmダイナミックドライバーユニットを組み合わせるハイブリッド方式を採用しています。
イヤホンにおけるハイブリッド方式とはハイブリッドという言葉は今では当たり前のように使いますが、一般的にこの言葉が有名になるきっかけとなったのはトヨタ車のプリウス発売だと思います。
簡単に言うと2つ以上の異なるものを組み合わせたという意味です。
最近では、いい意味で性能を向上させる目的で(積極的に)使うことが多いです。
イヤホンの場合は、BAユニットは繊細な高音域に強く、ダイナミックドライバーユニットは中低音域に強いという特徴があります。
このように異なるユニットを組み合わせた製品をハイブリッド方式と呼びます。
高精細かつ、全帯域でナチュラルな音が実現可能です。
バランス調整は、各メーカーの特色がでるので聴き比べると面白いです。
なお、BAユニットは各帯域に専用ドライバーが1基ずつ必要になるのでどうしても高価になってしまうのですが、XBA-N3BP に入っているBAユニットは高音域が1基、フルレンジが1基です。
フルレンジのBAを入れたことで、全体のバランスと音質の向上が上手くかみ合ったイヤホンになっています。
特徴としては、小型の高感度のドライバーユニットを使っているのでイヤホン形状がスマートになりました。
また、絡みにくくなったセレーションコードを前回から引き続いて採用しています。
こういうところは、後発の強みで確実に進化しています。
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-40SONYストアでは販売終了していましたが、私は今でも使っているイヤホン(初代)ですので記事として残しておきます。
SONY のBA型イヤホン(2世代目)
新開発のからみにくいセレーションコード(コード表面に細かい溝があり、摩擦が低減しています)を採用しています。
iPodに対応したリモコン付き(型番:XBA-40IP)と通常盤(型番:XBA-40)があります。
リモコンは、音量調整、再生、一時停止、曲の頭出しなどができ、iPhoneのハンズフリー通話も対応しています。
特筆すべきなのは、新開発のクワッド・バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット。
BAドライバーユニットが4基も搭載されています。ちょっとイヤホンサイズは大きめですが、BA型らしいクリアな高音と低音が良く出ておりバランスもいいです。
ソニー独自の音バランスが聴けますので、SHURE や 10 PRO、ATH-CK100PRO などと比べてみるのも面白いと思います。
XBAシリーズ初代の 「ソニーイヤホン XBA-4SL(XBA-4IP) 購入レビュー」 はこちらを参照願います。SHURE 高遮音性、BA型イヤホンシリーズSHUREの本社は米国でマイク技術には世界的に定評がありますが、高遮音性イヤホンでも有名です。
このイヤホンシリーズはノイズキャンセリングを使わず、形状を工夫することで90%以上の雑音を遮蔽するものです。
BA(バランスドアーマーチュア)型になると1万円以上になってきます。
SHUREのイヤホンも型番号が上がるほど上位となります。
SE315 はブラックとクリアの2色展開です。
バランスド・アーマチュア・ドライバは1基ですが、ダイナミック型と比べ音がすっきりしていることが分かると思います。
SE425 は、バランスド・アーマチュア・ドライバを2基搭載しています。
上位機種SE535と同日発売で、デザイン、着脱式ケーブルの搭載など機能的なところはSE535と同等です。
SE425はメタリックシルバー、クリアーの2色展開です。
SHURE SE535 は2010年8月に発売されました。
最新の最上位機種SE846は下にあるフラグシップ編を参照ください。
SE535はメタリックブロンズ、クリアーの2色展開です。
こちらは、バランスド・アーマチュア・ドライバを3基搭載しています。
音質の向上だけでなく、ドライバユニットとケーブルが着脱でき簡単に交換できるというのも新しい改良点です。
SHURE ワイヤレスイヤホン BT1シリーズ SE535 Bluetooth カナル型 高遮音性 ワイヤレスケーブル/リモコン・マイク付きケーブル付属 メタリックブロンズ SE535-V+BT1-A 【国内正規品】こちらはSE535のクリアモデルです。
機能的には全く同じです。
クリアモデルは最新のSHUREシリーズには全て展開されていますが、おしゃれで個人的には好きなモデルです。
大きく書かれた型番もデザインの一つ。
【国内正規品】 SHURE 高遮音性イヤホン クリアー SE535-CL-JSHURE イヤホン SEシリーズ SE535 Special Edition カナル型 高遮音性 レッド SE535LTD-ASE535ですが、スペシャルエディションカラー の赤色ボディが目を惹きます。
SHURE イヤホン SEシリーズ SE535 Special Edition カナル型 高遮音性 レッド SE535LTD-A 【国内正規品】Ultimate Ears UE900sUltimate Earsのイヤホンです。
デザインも一新され、イヤーチップは8セット同梱、着脱式組ケーブルなど、洗礼された形状が特徴です。
BAは4基(低音2基、中音1基、高音1基)搭載されており、UE900からBAドライバーの配置が改善されています。
audio-technica IM Series カナル型モニターイヤホン クアッド・バランスド・アーマチュア型 ATH-IM04オーディオテクニカの100proの後継にあたるハイエンド製品。
UE900と同じくバランスドアーマチュア型のドライバユニットを4基 (低音2基、中音1基、高音1基) 搭載しています。
また、イヤピースが特徴的で、人の体温で素材が柔らかくなり耳の内側に密着するという 「コンプライ・フォームイヤピース」 を採用しています。
④ フラグシップ編 (10万円前後~)圧縮音源ではなくWAV形式、もしくはハイレゾ音源で聴いてもらいたいイヤホン群です。
現在の iPhone/iPod Touch では24bit 音源に対応しているのでハイレゾを聴くことも可能ですが、容量も1曲で 100MB 近くなってしまうので使用時は容量に注意が必要です。
AKG 密閉型カナルヘッドフォン K3003AKG の3ウェイ方式のカナル型イヤホン。
中級編にある AKG K374 はエントリーモデルになります。
ステンレス削り出しの本体はスマートで高級感があり、満足度が段違いです。
イヤーチップは3種類しかなく遮音性はあまり高くないので、他メーカーのもので試してみるのも手です。
なお、高級感のあるレザー調素材を使用したキャリング・ケースはさすがの質感です。
バランスド・アーマチュア型を高域と中域用、ダイナミック型を低域用に使用した方式です。
音は全域にわたり素晴らしいバランスと再現性があります。
SHURE ワイヤレスイヤホン BT1シリーズ SE846 Bluetooth カナル型 高遮音性イヤホンSHUREの現状で最高峰の製品。
ついに、4基のBA型マイクロドライバーを搭載しており、ワイヤレスの最新版です。
変わった特徴としてノズルインサートを変える音の調整機能があります。
これは交換式ノズルを変更することでレスポンスを変える機能です。
例えば、白色のインサートを入れると高音が伸びます。
白色のインサートは (+2.5dB) ブライトと言い、黒色のインサートは (-2.5dB) ウォームと言います。
自分は、ハードロック系を聴くことが多いので、ウォームがお気に入りです。
また、イヤーパッドのみで37dBの騒音をカットします。
これは、SHUREのイヤホンの上位機種(SE425以上)になると付属しているもので、かなりの遮音性があります。
40dBが静かな図書館の音といいますが、想像以上に雑音はカットできます。
SE535の音をさらに繊細にし正常進化したSHURE最高峰イヤホンです。iPod以外でも、純粋に音楽を楽しみたい人におすすめします。
SHURE ワイヤレスイヤホン BT1シリーズ SE846 Bluetooth カナル型 高遮音性イヤホン ワイヤレスケーブル/リモコン・マイク付きケーブル付属 ブロンズ SE846-BNZ+BT1-A 【国内正規品】イヤホンの世界も上を望めば本当にキリがありませんね。
iPodレビュー おすすめiPodスピーカー比較おすすめイヤホン・ヘッドホン(Amazon.co.jp)
テーマ:もっとイイ暮らし - ジャンル:ライフ
- 2022/09/02(金) 08:39:00|
- iPod イヤホン・ヘッドホン
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こんにちは。
SE530購入後、iTune Plusでも格段に音質が良くなり、快適に聴いているのですが、今日ネットを徘徊していたら、オーディオテクニカが来春、iPod用に2種類のヘッドホンアンプを発売するというニュースを目にしました。もうご存知だと思いますが、一つは携帯用でラインを入力するタイプ。もう一つは据置型でデジタルを入力するDAC内臓のタイプです。
実を言うと、SE530には充分満足してはいるのですが、イヤホンスパイラルの過程で、音質が向上したのは結局イヤホンの性能に助けられているだけで、もっと根本的な改善方法もあるのではないかと思い続けていました。
恥ずかしながら、私はヘッドホンアンプという物を使ったことがありません。iPodのボリューム回路をスルーしてDockからアナログなりデジタルを伝送してアンプに繋ぐことで、どのぐらい音質が向上するものなのか、全く見当がつきません。自宅のオーディオシステムではDVDプレーヤーのデジタル出力をCDプレーヤーのDAコンバーターを通して使ったりして、効果は確認しているのですが、iPodの場合はよく判りません。
毎日、帰宅時間が遅いもので、せっかくのピュアオーディオも休日の昼間しか鳴らせず、枕元にこういったアンプがあれば、夜でもいい音で聴けるんじゃないか、とか、クラシックとジャズのCDが入らなかったから、もう1台160GBを買って、無圧縮で取り込んでアンプを通したら、より高音質で聴けるんじゃないか、とか色々考えているのですが、実際の所、どんな感じなんでしょう?
ヘッドホンアンプの効果について、何か情報をお持ちでしたらどんな些細なことでも結構なので、夢さんのアドバイスをいただけませんでしょうか。
よろしくお願いします。
- 2009/11/13(金) 01:24:21 |
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- iPod乗換組 #-
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イヤーピースがとれてなくなるのは、どの製品でもあることで、これは割り切りが必要なのでは?
と思うことにしています。
カナル型は自分もあまり好きではないので、自分がよく使うのは、BOSE in-ear headphonesです。
(若干、変形型のカナルっぽいですが…。)
改良されたイヤーピースも個別で買えるので、BOSEメインで使っています。
自分がBOSE好きということもありますが、この低音が好きです。
BOSEとは音の感じが違いますが、カナル型ではレビュー通りSHUREのイヤホンが好きです。
SHURE の比較的新しい SE115 はバランスドアーマチュアではなく、ダイナミック型を採用しており、この原点回帰がコストパフォーマンスを良くしています。
音質は最高峰の高価なものにはかないませんが、結構な好感触でした。
- 2010/06/06(日) 21:38:59 |
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- 夢 #-
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僕は最近オーテクの90PROを買いました。
6月下旬に買って今までエージングしたり大学の通学や校内(パソコンが多い)で使っていました。
付属のシリコンイヤーピースは合わず(丸い形なのでうまくフィットしない)これも付属のフォームチップ
を使いました。
最初はフラット(若干低音が強く高音が出ない)だったのが今まで使い続けて低音も高音も出るようになりました。
最近トイレにiPodを置き忘れて取られたかなんかしてしまいiPod nano 5thをなくしてしまったので
今は以前使っていたiPod nano 3rdなので音質が違うので買ったときと単純に比較できないのですがいい音になったと思います。
iPodだといいのですがケータイだと低音が出なく
コンポだとノイズが聞こえてしまいます。
1万3000円でダブルABでこの音はすごくいい買い物だと思いました。
- 2010/08/22(日) 07:43:03 |
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- ぷちこ #SFo5/nok
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