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あれっ、12才から世界を見据えた藤井風?


【 藤井風:いざ、世界へ 】

 


 先日、2022/12/28の「NHK MUSIC SPECIAL 藤井風 いざ、世界へ」を見た。
https://www.nhk.or.jp/music/programs/477080.html

 

 また、紅白歌合戦で、「死ぬのがいいわ」を見た。
https://www.nhk.or.jp/kouhaku/artist73/white/fujiikaze.html


 以下は、model pressの記事からの一部抜粋。
https://mdpr.jp/news/detail/3531187

 


藤井 風、言葉の壁を超えて世界へ

 

12才で弾き語りをYoutube配信し始めた藤井は「最初から日本だけに限定しない届け方をできるだけやっておこう」と取り組んだのだという。「SNSでも英語縛りで発信し、最初はバカみたいに思われとんかなとかも思ったりしたんですけど何度も」と振り返った。

 

また、今ではアルバムの歌詞カードに世界中のリスナーに歌詞の意味をきちんと届けたい思いから、自ら訳した英語の歌詞を付け、英語で歌の解説をする動画も配信していると説明。これからは「言葉の壁を超えて喜んでもらえるようなものを出していきたい」とも口にした。

 


<感想>
 SNS上での人気を表すバイラルチャートで23カ国で1位、2022年世界で最も聞かれた日本の歌が「死ぬのがいいわ」だったという。紅白での演奏も素晴らしかった。
 藤井風の12才からの英語縛りのSNSの発信。以前のマーケティング戦略とは違うことを実感する。

 

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あれ、アクティビストの株主提案が全て否決?


【 オアシス:花王宛て株主提案 】

 


 2025/3/21、花王の株主総会で、オアシスの株主提案がいずれも否決された

 


2025/3/21 「花王の定時株主総会、取締役選任のオアシス提案を否決」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC211L90R20C25A3000000/


2025/3/6 「オアシス、花王への株主提案に賛同求め説明会」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC062FV0W5A300C2000000/


2025/2/14 「花王、取締役選任求める株主提案に反対 オアシスに反論」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1279E0S5A210C2000000/

 

花王は14日、3月の定時株主総会に向けて社外取締役5人の選任などを求めた香港投資ファンド、オアシス・マネジメントの株主提案に反対すると発表した。「現経営陣の陣容は適切で実績も上げている」などと反論している。

 

オアシスが推す社外取締役候補5人については「経営・監督の経験、専門性、姿勢・資質を十分に有していない」と判断し、報酬増額については「候補者の選任を前提に基本報酬額の保証と便益のための提案で企業価値向上に資するものではない」と指摘した。


2025/2/14 花王「株主提案に対する当社取締役会意見と企業価値向上に向けた取り組み」
https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2025/20250214-001/


2024年4月 オアシス「A Better Kao(より強い花王)」
https://www.abetterkao.com/wp-content/uploads/Oasis-A-Better-Kao-Presentation-JPN.pdf

 


<感想>
花王の株主総会で、オアシスの株主提案は全て否決され、花王の主張が認められる結果となった 今後、益々アクティビストからの同様の提案が増えるものと思われる

 

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あれっ、保守的な現実主義が望ましい?

 

【 第2次トランプ政権:保守的な現実主義と一国主義 】

 


 2025/3/19、おちたかおフォーラム 第134回勉強会「始動した第2次トランプ政権の対外政策を読む」を視聴した

 

『1月20日にトランプ大統領が就任。“価値の外交”から“ディールの外交”へ。ガザならびにウクライナ停戦に向けた関与、関税引上げなど、米国の対外政策が大きく変化し、1ヵ月余りで世界が変容し始めました。
 今回のセミナーでは、米国外交など国際政治研究の第一人者の森聡慶應義塾大学教授をお迎えし、「始動した第2次トランプ政権の対外政策を読む」と題してお話を伺います。
 森教授は、大統領選から就任後に亘り、NHK等各メディアに出演等し、複雑な事態をわかり易く分析・解説されています。外交官経験や直近のワシントン訪問の実感も踏まえ、リアルに多角的にかつ論理的にお話を頂けるものと思います。
 森聡教授は、私が東京大学大学院で政治外交史を学んでいた時のゼミ友で、その後も共著本を出版したり、長年ご示唆を頂いている心から信頼している方です。』

 


保守的な現実主義と一国主義
https://www.mita-hyoron.keio.ac.jp/features/2025/03-2_2.html

「もともと共和党の中には、アメリカはどのように世界とかかわっていくべきなのかについて3通りぐらいの考え方がある。1つは保守的な国際主義、2つ目は保守的な現実主義、3つ目は保守的な一国主義ということになります。この3つのうち、トランプ政権に入るのが、保守的な現実主義の世界観を持った「優先主義者」と呼ばれる人たち、もう1つが、保守的な一国主義といった世界観を持った「抑制主義者」と呼ばれる人たちです。」

 


< 第1次トランプ政権 >
保守的な国際主義(卓越主義者):第1次政権では排除できなかったが、第2次政権では排除に成功

・理念(個人の自由)を重視
・「アメリカは世界の警察官としての役割を果たすべき」
・欧州・中東・アジアでアメリカは支配的な地位を維持すべき
・圧倒的な軍事力を保有すべき
・自由貿易を促進すべき
・民主主義・法の支配・人権を推進すべき

 


< 第2次トランプ政権 >
保守的な現実主義(優先主義者):日本にとって望ましい主義

・力を重視
・「制約された力は最大の挑戦国・中国に向けるべき」
・欧州・中東への軍事的関与を縮小すべき
・インド太平洋における中国の地域覇権を阻止
・米国は甘受可能なコストで防衛可能な国を同盟国とすべき
・少数国間協力を重視


保守的な一国主義(抑制主義者):日本にとっては好ましくない主義
・国家主権を重視(反グローバリズム)
・「アメリカの平和と繁栄は、他国の平和と繁栄と切り離して存立しうる」
・自国防衛のために軍備を増強
・同盟国の防衛を自明の前提としない
・貿易黒字を出すために管理貿易を促進
・脱価値的な外交を展開

 


<感想>
台湾有事・危機の際にトランプは何を考えるのか 現在の中国タカ派的「保守的な現実主義(優先主義者)」に留まって、「保守的な一国主義(抑制主義者)」が主流にはならないことを祈念している

 

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あれっ、答えを出すために生きている?


【 たましいの場所 】

 


 先日、早川義夫著「たましいの場所」(晶文社)を読んだ

 以下は一部抜粋

 


 日記をつけるかわりに、僕はピアノに向かった。寝る前にボロボロ、家族に内緒でボロボロ、深夜うめいて、ボロボロ弾いた。頭の中のもやもやが形にあらわれ、キレイなメロディーと、そう、これを言いたかったのだという言葉が出てきたらいいなと思った。けれど、浮かんでくる言葉とメロディーは幼い感じのものだった。たとえば「君が好きだ」とか「僕はこう思っている」なんていう歌詞が、この歳にはまったく似合わないのである。
 若い時ならば、周りを気にせずストレートに歌えただろうに、この歳で歌うと笑われてしまうのではないかと気になった。うしろめたさがあるからなのだろうか。つくづく、中年には歌う言葉がないんだなと思った。

 

 そうこうしているうちに、僕は何を勘違いしたか、これでいいのだと思うようになった。鏡をみるとすぐバレてしまうが、僕は、四十五歳ではなく、僕は中学生でもあり、僕は十八歳でもあるのだと思うようになった。

 

 この歳になってはじめてわかったことなのだが、変わったのは、見ためだけであり、考え方、感じ方は、何一つ変わっていない。成長もなければ退化もない。常識とか体裁などをいっさい気にしなければ、頭の中、心の中は、誰もが中学生であり、十八歳であるのだ。

 

 恋をしていいのだ。叫んでいいのだ。歌を作っていいのだ。恥をかいていいのだ。答えはなくてもいい。答えを出すために生きているのだ。僕たちは生きている最中なんだ。そう思った。過去を歌うのではない。明日を歌うのとも違う。今を歌っていくのだ。

 


 恋をしたいから恋をするのではない。写真を撮りたいから写真を撮るのではない。写したいものがあるから撮るのだ。写したいと思う気持ちを撮るのだ。

 

 歌いたいから歌うのではない。歌いたいことがあるから歌うのだ。自分を歌うのだ。

 


<感想>
先日、また一人、以前ドイツでもお世話になった後輩が亡くなった 生きる答えを出すために私も今を歌ってゆきたいように思う

 

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あれっ、ドルの投資妙味が薄れる?


【 ドルの投資妙味薄れる 】

 


 以下は、2025/3/18 日経電子版の記事からの一部抜粋

 


「ドルの投資妙味薄れる」英運用ユーリゾンSLJのCEO
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL13AW0TT10C25A3000000/

 

英資産運用会社ユーリゾンSLJキャピタルで最高経営責任者(CEO)兼最高投資責任者(CIO)を務めるスティーブン・ジェン氏は「ドルの過大評価が修正される局面に入り、円相場は今後1年間で1ドル=130円まで上昇余地がある」と指摘する。

 

――足元のドル安をどう見ますか。

「ドルは負のサイクルに陥りつつある。いままでの10年間でドルは明らかに割高で、世界各国の通貨に対して過大評価されてきた。『小さい政府』を志向するトランプ米政権に移行したのを機に、ドル高への是正局面に入っている」

 


――米経済は株式市場などのリスク回避姿勢が深刻化するほど悪化しない、つまりソフトランディング(軟着陸)に向かうということですね。そう確信する理由は何でしょう。

 

「米政権は不況以外の時期など、必要のないときに非常に積極的な財政政策をとっており、インフレの一因と考えられる。名目国内総生産(GDP)の6.5〜7%に財政赤字が相当し、まったく不適切だ。トランプ米政権は政府からの支出を減らす『小さな政府』を志向しており、インフレは徐々に落ち着く可能性が高い」

 

「米実業家のイーロン・マスク氏率いる政府効率化省(DOGE)が連邦職員の人員削減計画を進めており、米失業率を大きく押し下げると想定している。米雇用情勢の悪化などをみれば、米連邦準備理事会(FRB)は利下げ時期を早める公算が大きい。こうした中でドルは円やユーロ、人民元などに対して下げていくことになるだろう」

 


<感想>
米ドルの1)通貨安、2)金利低下に、ベットしている者にとっては、この記事はとても魅力的に見える・・・

 

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