世界屠畜紀行
5月18日の「いのちの食べかた」上映会で発売する物販に内澤順子さんの著作「世界屠畜紀行」を販売します。
「いのちの食べかた」のパンフレットにも寄稿している内澤さんはこの著作の中でアメリカ、イラン、インド、エジプト、韓国、チェコ、モンゴルそして東京、沖縄と世界各地の屠畜現場を見て回り、その仕事に従事する人々の声を集めて、牛や豚、羊、ヤギ、犬、ラクダ等がどのように屠畜(屠殺ではなく)されて食肉になっていくかを詳細なイラストとともに収めています。
モンゴルで羊の屠畜を目にしたことをきっかけに、いつも肉を食べるのに「肉になるまで」のことをまるで考えてなかったことが取材の発端となり、各国の文化によって、かなり屠畜に対しての思考が違うことなど、生きていくためなのに目を逸らしてきたことについてとても考えさせられる1冊です。
ぜひ「いのちの食べかた」の観賞後に手に取ってほしいと思います。
もちろん当日はパンフレットも販売します。
2008.04.27 | Trackback(0) | 上映会
