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2008/09/28

札幌で食べたラーメンの思い出2008

 2008年9月、札幌を旅してきました。

 そこでは様々なラーメンとの出会いがありました。

 そこで、私が今回初めてであったラーメンについての思いを綴ってみたいと思います。

 一発目は「味の三平」の、味噌ラーメンです。

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 何を隠そう、味の三平こそが味噌ラーメンの元祖であり、発祥の地であるのです!

 知っていましたか?

 「味噌汁にラーメンを入れてくれ」というお客さんの一言がヒントで生まれた味噌ラーメン。

 完成するまでには、凄まじい苦労があったとのことです。

 かの有名な西山ラーメンも創世期に、味の三平と共に味噌ラーメンにあった麺の開発に心血を注いだとのことです。

 まさに、北海道遺産に認定されて然るべきラーメンなのです。

 味の方ですが、最近の濃いスープで食べさせる味噌ラーメンに慣れてしまった舌には、物足りなく感じるかもしれません。

 しかし、けっして薄っぺらな味ではありません。

 ラードで炒められたひき肉がコクを発揮し、味噌は味噌らしさを失うことはありません。

 くどくなくとも、味噌のコクは主張。

 麺はとても美味しいです。

 時々食べたいではなく、定期的に通いたくなる味噌ラーメンですね。

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「札幌らーめん北一」の味噌ラーメンバターコーントッピング。

 このお店の本店はススキノなのですが、狸小路店に入りました。

 ハッキリ言って美味しいです。

 味噌とバターコーンは絶品。

 「コーンが入ったラーメンはいまいち」などと言う人もいますが、美味しいコーンはどうやったって美味しいのです。

 ススキノのお姉さん達が通うというのもうなずけます。

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パセオ地下の「えぞっこ」の味噌バターコーンラーメン

 正直、期待しないで入りました。

 名前は知っていたのですが、駅ビルにあるということや、味噌ラーメンに食べ飽きた頃だったので、期待はさほど無かったのです。

 しかし!

 美味しいじゃありませんか!

 オーソドックスな札幌ラーメンとでもいうのでしょうか?

 変な特徴が無く、安心して美味しく食べられる ラーメンでしたよ。

 また札幌に行ったら食べたいですね。

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「山頭火」のしょうゆらーめん

 厳密にいうと、山頭火は札幌ラーメンではありません。

 旭川ラーメンなのです。

 しかし美味い。

 水分含有率の少ない細麺に絡んでくる、コクの強い魚介と豚骨の効いたスープ。

 使用している脂は何なのか?

 まるですき焼きを彷彿させるような香ばしい香りと深み。

 最後の一滴まで飲み干したくなる味。

 山頭火のしょうゆらーめんは、醤油ラーメンの完成形というか、到達点の一つの形なのかもしれません。

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札幌ススキノ「寶龍」総本店の塩ラーメン

 ある意味、今回の札幌滞在中に、最も衝撃を受けたラーメンです。

 「寶龍」って有名ですよね、北海道内に限らず、内地のあちこちに出店しているチェーン店ですから。

 “チェーン店に美味い店なし”みたいな風潮があるので、あんまり期待していなかったのですね。

 実際、店内に入ると、店を訪れた芸能人のサイン色紙が壁中に張り詰められていましたし、 客の大半が中国からの観光客だったりして、名前だけのお店みたいな雰囲気だったのです。

 しかし、だされた塩ラーメンの美味しいこと!

 札幌ラーメンらしく、しっかりと濃くもあり、それでいてススキノらしく飲んだ後にもたいらげられるくせの無さ。

 チェーン店だから不味いというのは誤った認識。

 美味しいからチェーン店として発展したと考えるべきなのでは?

 札幌ラーメンらしいラーメンを食べたいという人がいるとしたら、私は迷わず「寶龍」をお勧めします。

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最後は苫小牧の「ふたば屋」の味噌ラーメン

 厳密にいうとこのお店も札幌ラーメンではありませんが、苫小牧では評判のお店らしいです。

 地産地消にこだわったお店で、素材の調達にプライドを持っているんですね。

 メンマは中国産が主流なので安全性が保障できないとの理由で、現在は使用しておりません。

 替わりに、地元産のキャベツを使用していますが、正直言って、いくら美味しいといってもキャベツの場合、水っぽさがどうしても気になります。

 なんとかメンマを復活させられないものでしょうか?

 とにかく北海道のラーメンは美味い。

 北海道遺産に指定されたのも当然です。

 誰でもかかって来いという感じです。

 ただし値段がちょっと高い・・・・

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