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スターフルーツ(五斂子)

スターフルーツ(ごれんし)
学名:Averrhoa carambola L.
英名:starfruit, carambola

その形から人気のトロピカルフルーツです。スターフルーツという名のとおり、断面が五角形のかわいらしいフルーツです。

スターフルーツ

スターフルーツは東南アジアのマレー半島原産で、マレーシアやフィリピン、インドネシアなどで栽培されています。沖縄でも栽培され、秋~冬にかけて収穫されます。
スターフルーツはカタバミ科のフルーツで、よく庭先に生えている三枚葉のカタバミと同じ仲間です。カタバミの種もよく見るとオクラのような五角形をしていますよね。

スターフルーツ

スターフルーツは酸味のある多汁質で梨のような味わいです。そのまま食べられるほか、砂糖漬けにてケーキやフルーツポンチの飾りや、そのまま薄切りにしてサラダの飾りなどにも使われます。

スターフルーツ
サラダに盛るとかわいらしいですよ。




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カテゴリ :カタバミ科
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アセロラの花

アセロラ(アセローラ)
学名:Malpighia glabra L.
英名:acerola

アセロラの花が咲き始めました。
小さなかわいらしい花です。

アセロラの花


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カテゴリ :キントラノオ科
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パパイア(パパヤ)

パパイア(パパヤ)
 学名:Carica papaya L.
 英名:papaya

 トロピカルフルーツの代表選手パパイアです。パパイヤパパヤとも呼ばれる他、チチウリ(乳瓜)とも呼ばれます。もっとも瓜とは呼ばれても、ウリ科ではなくパパヤ科の植物です。

パパイヤ,パパヤ,パパイア

 パパイアは熱帯アメリカ原産とされ、16世紀初頭にスペインの探検隊によって発見されてから、中米一帯、さらにブラジルへ栽培が広がり、さらにインド、17世紀には中国にも広がりました。今では、アフリカも含む全世界で栽培され、国内でも沖縄で栽培されています。

パパイア

 パパイアは高さ8mぐらいになる中低木ですが、近年、栽培用に矮性で2mぐらいの高さの品種も多く出回っています。パパイアは非常に生長が早く、播種後半年ぐらいで開花が始まります。果実は開花後4~5ヶ月で成熟し、重さ200g~4kgになります。熱帯や沖縄では成熟する前の青パパイアを野菜として食されています。


パパイア,パパヤ,パパイヤ

 パパイアにはたんぱく質分解酵素であるパパインが含まれており、お肉と一緒に料理するとお肉がやわらかくなります。


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カテゴリ :パパヤ科
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ライチ(レイシ)

ライチ(レイシ)
 学名:Litchi chinensis Sonn.
 英名:leechee, lichi, litchi, lychee

 かの楊貴妃が愛したというライチです。沖縄ではレイシと呼ばれています。ちなみにゴーヤーはツルレイシとも呼ばれ、ゴーヤーの見た目がこのライチに似ている所からそう呼ばれています。

ライチ,レイシ

 ライチはムクロジ科の高木で、高さが約15mぐらいにまで伸びます。葉は常緑で、羽状で涼しげな感じがします。沖縄では庭木などでも見かけます。

ライチ,レイシ
 果実は写真のように、緑~赤色で、収穫するとやがて、茶色に変化します。仮種皮が多汁でこの部分を食べています。

ライチ,レイシ

 ライチの果実は大きさが直径3~4cmで、一果重は12~20gです。
 果実はツメで果皮を破ると簡単に向くことができます。本土では中国南部や東南アジアからの冷凍物が輸入されていますが、沖縄では生の果実が収穫され、6月中旬から7月上旬にかけて出回ります。

 ライチは、かの楊貴妃も大好物で、玄宗皇帝はわざわざ遙か福建省から長安までライチを運ばせたそうです。


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カテゴリ :ムクロジ科
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パッションフルーツ

パッションフルーツ
 学名:Passiflora edulis Sims.
 英名:passion fruit, granadilla

 トロピカルフルーツの中でも独特の香りを持つパッションフルーツです。パッションフルーツの香りはトロピカルフルーツを代表する香りなので、トロピカルフルーツジュースなどには必ずと言って入っているフルーツです。

パッションフルーツ

 パッションフルーツはトケイソウ科のツル性植物で、フルーツとしては主に紫色の果実がなるクダモノトケイソウと、黄色の果実がなるオオミノトケイソウの2種類が栽培されています。
 今回は紫系のパッションフルーツの紹介です。

パッションフルーツ

 紫系のパッションフルーツは、ブラジルの原産で、比較的低温にも耐えることから、沖縄だけでなく九州でも栽培されています。パッションフルーツの果実は熟すと自然に落ちるので、熟期がとてもわかりやすい果実です。果実はザクロのような感じで、多汁質の仮種皮を食します。種子は噛む砕けますが、ジュースなどにしたり、ジャムなどにして食べられます。

パッションフルーツの花

 パッションフルーツの花は、トケイソウの名の通り、見た目が時計の様な感じの花です。花びらが文字盤、めしべがちょうど針のようです。一方で英名のパッションとは、キリストの受難という意味で、17世紀初めに南アメリカに伝道に渡った宣教師がパッションフルーツの花を見て、キリストが十字架に張り付けられた姿に見えたことからです。
 めしべが張り付けられたキリスト、おしべは5つの傷、細い副花冠が荊の冠、花弁と萼片がキリストの使徒です。花弁、萼片合わせて10片ですが、ペテロとユダを除いたものです。さらに葉はキリストを刺した槍、巻きひげは鞭ということです。
 一つの花でも見方は色々です。



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カテゴリ :トケイソウ科
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