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LEGOLAND(R) Japanを一足早く体験、あれもこれもブロック! 歩き回って“発見”が楽しい
名古屋に4月1日開業の新テーマパーク
2017年3月21日 12:46
- 2017年4月1日 開業
4月1日、名古屋に新たな屋外型キッズテーマパークが誕生する。その名も「LEGOLAND(R) Japan」。そう、あの組み立てブロックでおなじみのレゴ(R)をモチーフにした大型テーマパークで、日本ではもちろん初めて、世界でも7カ国8カ所目の開業となる。メインターゲットは2~12歳の子供とその家族だが、レゴ(R)で遊んだことのある広い世代が楽しめることは間違いない。
場所は名古屋市の金城ふ頭。名古屋臨海高速鉄道 金城ふ頭駅が最寄りとなる。2010年頃から準備を始め、2015年より建設を開始、それから2年かけて完成を迎えた。同地域一帯の開発事業ではほかにショッピングモールの「Maker's Pier(メイカーズピア)」などが参入しており、こちらは3月30日にオープンと、ほぼ同時期に相次いで新施設が生まれる。今回は開業に先がけてLEGOLAND(R) Japanが報道公開されたので、レポートする。
料金表
1DAY パスポート:5300円(3歳~12歳)、6900円(13歳~)
年間パスポート:1万3300円(3歳~12歳)、1万7300円(13歳~)
見慣れたあの雰囲気の入口
LEGOLAND(R) Japanには、電車とクルマのどちらでもアクセス可能だ。金城ふ頭駅からは案内表示にしたがって徒歩5分ほど、クルマなら駅のほぼ目の前にある5000台収容可能な有料駐車場を利用すれば、歩いて3、4分ほどで到着。Maker's Pierを通り抜け、巨大な入口にたどり着くと、そこからすでに見慣れたあのレゴ(R)の雰囲気そのもの。敷地面積は9.3ヘクタール、東京ドーム2.5個相当の敷地内に、100%レゴ(R)の世界が広がっているのだ。
敷地内は大きく分けて7つのエリアに分かれている。日本各地の名所をレゴ(R)でミニチュア化した「ミニランド」を中心に、「ファクトリー」「ブリックトピア」「アドベンチャー」「レゴ(R)・シティ」「ナイト・キングダム」「パイレーツ・ショア」というテーマの異なる建物やアトラクション群が囲むように配置されている。
各エリアの詳細はのちほど写真でご確認いただきたいが、あちこちにあるオブジェやキャラクターは多くが本物のレゴ(R)で作られており、使用されたブロックは全部で1700万個、ブロックではないレゴ(R)のキャラも1万モデル配置されているという。
しかもそれらが無造作に置かれているのではなく、まるで今にも動き出しそうなほどに生き生きとしている。要所ではそのキャラの声が(スピーカーで)再生され、ストーリーが分かるようになっていたり、声が聞こえなくてもその姿を見て背景にどんなドラマがあるのか想像したくなったりする。ブロックで作られたオブジェがどんな構造になっているのか近づいて眺めてみるのもいい。
キッズ向けということもあり、激しい動きのあるアトラクションは少ないが、全体で40種類以上のアトラクションと、12カ所のレストラン・フードスタンドがある。ショップは各エリアにまんべんなく計12カ所あり、エリアごとのテーマやアトラクションのイメージに沿ったレゴ(R)などのアイテムが販売されている。また、レゴ(R)そのもので遊べる場所も多数設けられていて、時間を忘れて1日中過ごすことができそうだ。
将来的にはエリアの拡張も検討されているとのことだが、立ち止まってじっくり見たくなるポイントがあまりにも多く、混雑するであろうなかを子供連れで歩き回ることを考えれば、1日や2日では到底遊び尽くせない。しかし、アトラクションを怖がる小さい子供がいる家庭でも、ブロック遊びが好きであれば十分に行く価値はある。むしろ昔レゴ(R)で遊んだ大人たちが子供そっちのけで夢中になってしまう可能性が高いので、(親も子も)迷子には注意したいものだ。