4択の選択式は楽?そう言い切れない「落とし穴」 記述式は部分点貰える一方で…解くコツも伝授

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西岡壱誠 東大 ドラゴン桜
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』は、発売後すぐに3万部のベストセラーとなっています。連載第153回は選択式問題を解くポイントをお話しします。

選択式、記述式どちらが得意?

『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら電子版はこちら

みなさんは、選択式の問題と記述式の問題、どちらのほうが得意ですか?間近に迫った大学入学共通テストも含めて、「4つの選択肢の中から正しいものを選びなさい」といった、選択肢を選ぶ形式のテストは多いです。

自分でゼロから書かなければならない記述式の問題と比べて、選択式の問題のほうが簡単な印象を受ける人も多いでしょう。しかし意外と選択式のテストのほうが、平均点が低くなる場合があります。

記述式の問題は「部分点」があるのに対して、選択式の問題だと外れていたら0点になってしまいます。そのため外れた時に1点も点数が取れないという怖さもあるのです。

今回は、そんな選択式問題で点数を落とさないようにするためのテクニックについてみなさんにお話ししたいと思います。まずは、『ドラゴン桜』のワンシーンをご覧ください。

※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

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