グーグルが検索結果を操作している一例の補足

承前

グーグルが検索結果を操作している一例 - 量産型ブログ

あまり理解されてないようなので、補足をするよ!

経緯

2007/10/3 脳内メーカーの便乗商法?をアップ
一ヶ月でおよそ13,000PV程のアクセスがありました。その多くはやじうまウオッチ、にゅーあきば、朝目新聞、ニュー得等のサイトからの訪問ですが、グーグル検索を通じてもおよそ730PVほどのアクセスがありました。
その際の検索ワードは"脳内メーカー 偽"や"株式会社創見247","松英 寛"等々。

それとは別に、やはり問題提起した身としては広告が気になり、ちょくちょく"脳内メーカー Adsense""脳内メーカー 偽""脳内メーカー アドセンス"等のキーワードで検索して検索結果をチェックしていました。

まず、このブログが検索から消えました。
次に、このブログにリンクして、注意を促すブログが見えなくなりました。

実際、検索から弾かれているのはこのブログだけではありません。
例えば、ネタフルã‚„smashmedia等でも脳内メーカーを扱っているエントリーは"脳内メーカー"をキーワードにサイト内検索しても下位にしか表示されませんでした。

このブログにリンクしているからそうなっている…と考える人もいるでしょうが、例えば、Rauru Blogではリンクしているにもかかわらずちゃんと検索上位に表示されています。

12月14日を境にグーグル経由のアクセスは急減、1日2,3件の訪問数と相成りました。

何が問題か

何が問題かというと、この問題は「気づきにくい」点です。
普通、特定のキーワードで継続的に検索結果を定点観測するのは広告出稿している業者かSEO業者ぐらいかと思われます。
ひょいと思い立って検索をかけたとき、その検索結果は信頼できるのか…?
あなたは判断できるんでしょうか?

同様の例が2004年にもあったようです。

Semplice:検索エンジン検索結果操作 - Yahoo、GoogleとJWord

この件について俺自身は未検証なのですが、この問題の理解の一助になれば幸いです。
あと、自分自身も、livedoor blogの方で"グーグル八分とは何か"ってエントリーをアップしたところ
不思議と検索にヒットしなくなった経験があるので余計懐疑的なわけです。

ちなみにグーグルは検索結果を操作しているかどうか、自信ではこう述べています。

Google で検索結果の順位を操作することによって、冗談を交えたり、主張を込めたりすることはありますか。
http://www.google.co.jp/support/bin/answer.py?answer=4115&topic=368

検索結果のランク付けを行う際に編集上の観点を無視すると、まれに異例の結果が発生することがあります。Google では、このようなケースをよい機会ととらえ、ウェブの仕組みの解明や検索アルゴリズムを改善する努力を行っています。

全然答えになっていませんね。

最後に

この件を作為と見るか、偶然と見るか、フィルタの誤爆と見るかはそれは読む人にお任せします。ただ、変な検索結果を「営利企業だから仕方ない」で片付けると結局グーグルにもユーザーにも不幸な結果しか待っていないと思います。

まあ、不思議なことに"グーグルが検索結果を操作している一例 "をアップした途端にフィルタが解けてアクセスが急増したんですけどね。

やりましたね。