PHPの原型は、1995年にRasmus Lerdorf氏によって作成されました。氏は、自分の経歴をインターネットに公開していたのですが、そのページに対するアクセスを解析するためにPHPの原型である「Personal Home Page Tools」というツールを作成しました。この時点では、Perlスクリプトの単純な組み合わせによるものでした。
その後、Rasmus Lerdorf氏は、「Personal Home Page Tools」にデータベースへの接続機能を追加し、Webアプリケーションを作成できるような汎用性を持たせ、C言語で書き直しました。名称もPHP/FI(Personal Home Page/Forms Interpreter)に変更し、オープンソース化(インターネット上にソースコードを公開)しました。