ふくろうが鳴いています。
- 2013/01/27(日) 23:20:47
千葉県では目下インフルエンザが猛威を振るっているとか。流行ものには疎くて垢抜けない我が子供たち、こういう流行ものは拾わんでよろしいのに、先週の木曜日に次男が、昨日の土曜日に長男がインフルエンザA型に罹患しました。昨日は次男のインフルエンザによる高熱も少し収まり、やれやれと思っていたら、お昼過ぎに長男が頭痛を訴えみるみる熱が上昇。おまけに次男は耳の痛みを泣きながら訴えます。急性中耳炎のようです。昨日の午後から夜は、ちょっとした阿鼻叫喚図でした。
今は落ち着いて寝ています(1月27日夜の10時半前)。が、外から何やら鳴き声が聞こえます。昼間にたくさん寝過ぎたのか眠りの浅い長男も目を覚ましました。「お母さん、これは何の鳴き声かな?」 二人で耳を澄ませていたら、どうもふくろうのようです。田んぼを挟んで隣りにある神社の森にたま〜にふくろうが来るんです。私はここに越してきてから既に2回聞いています。お隣のTさんによると、この家が廃墟だった頃は、庭の今はなき欅に止まって「ホーホー」とよく鳴いていたとか。
と、ふくろうの鳴き声を聞きながら、そうだった、ブログをさぼっている間に溜まっていた我が家の生き物訪問記をアップしなければと、思い付いた次第です。
↓ イタチと思われます。ある秋の日に池の水を飲みに来ていました。
このイタチの出現と前後して、実は池の中の金魚が何者かに襲撃されるという事件が発生していたんです。一番大きい金魚は、横腹に牙か爪でグサッと刺したような穴が空いた状態で、池の脇で見つかりました。近所をうろつくあの野良猫め〜と思っていたのですが、イタチかも? でもイタチって魚にも興味を持つものなのかな?
↓ 動物ではなく昆虫です。夜に見つけたので写りが悪いのですが、分かりますか? 洗濯物干しのバタフライにかまきりが卵を産みつけていました。しかも長男の体操着入れを巻き込んで(怒)。
1メートルも離れていない場所に草ぼうぼう、雑木がたくさんあるというのに、なぜこの場所を選んで産卵するのでしょう? 長男のたっての願いで、未だこの場所に残してあります。春に赤ちゃんが生まれてきましたら、またお知らせしましょう。
↓ 昆虫第2弾。あ、厳密には昆虫ではありませんね。蜘蛛の卵嚢と蜘蛛の子です。
この写真を撮る前日にお風呂に入っている時(あ、このカーテンは脱衣所のものです)、やたらと小さな蜘蛛がいるなあと思いつつ、お風呂場に入って来ていた蜘蛛の子たちを無慈悲にもジャーッと流していた私。
で、翌日に脱衣所の隣りにある洗濯機で洗濯物を広げている時に、この物体に気付きました。淡いベージュの物体なので保護色となってそれまでは見落としていたようで、それがなにやら小さい虫を放出しているように見えたので、ようやく「何事?!」と気付いた次第。
可愛いと言えば可愛いし、おぞましいとも言えます。この家に住み始める前の私だったら、絶対「うぎゃー!」と叫んで、すぐに夫か子供に始末をさせていたのでしょうが、昨晩無慈悲にもこれら子蜘蛛ちゃんたちを排水口に流していたこともあり、「君たちが出てきた世の中には危険がいっぱいだよ〜。がんばってね〜」とつい声援を送りそうになります。この内の何匹が大きくなれるのかなぁとも。
それから、写真はありませんが、秋にモグラが大暴れしてくれました。モグラは以前からいました。が、家の西側で庭と呼ぶには半端なスペースで、お隣りの私道に接している場所で、どんなにボコボコにされようと全然構わなかったんです。
が、ある朝、玄関の外に出てみると、御影石を敷いてある石と石の隙間の土が妙にボコボコと膨らんでいました。まさかね、と思っていたのですが、その翌日から玄関脇に夫が頑張って敷き詰めた芝生がボコボコとなったのです!
もうね、ホントほぼ毎朝芝生が盛り上がっているんです。あれこれ調べましたが、モグラ撃退に効果的な方法はないようで、通り道だか巣になっているのか不明ですが、せめて居心地を悪くしてやろうと、毎朝盛り上がった場所を棒で突いたり、踏み固めていました。子供たちは面白がってスコップで掘り返していて、ちゃんとトンネルができていることを発見したり。
イタチごっこならぬモグラごっこの日々が1ヶ月近く続いたでしょうか。モグラの居場所はさらに東へとずれていき、芝生への被害はなくなりました。でも、その東にずれていった先はクローバーなどの雑草で覆われた場所で、子供たちとたまにキャッチボールとかをする所なんです。走ったりしていると雑草に覆われていてボコボコが見えない分、柔らかくなった場所に急に足を取られて、これはこれで危険。まったく、モグラめ。でも地上に姿を全く現さないので、そもそも何匹ぐらい棲息しているかも不明。
最後に我が家の巨大生物の最近の様子を紹介します。
お分かりになりますか? 横腹に太い一文字のごとくできたハゲが。「病気?」って心配になりましたが、自分でこの毛をむしっている場面を目撃。え〜、何かのストレス? という話になると、必ず矛先は私に向かってきます。夫も「考えられるストレッサーは君でしょう」と言うし、「お母さんがマモをいじめるからだよ」と子供たちは言います。いじめてないよ、怒っているだけだよ! こたつに足を入れると噛んだり引っ掻いてくるじゃん! 頭を撫でてあげていると急に噛んでくることもあるし!!
禿げて1ヶ月あまり、全然治る気配がありません。その間も薪ストーブ前という絶好のポジションを私から追い払われたりしているマモですが、原因はやっぱり私なんですか??
館山の海と翌日の雪
- 2013/01/27(日) 21:47:43
今年の関東地方は成人の日に大雪に見舞われましたね。我が家のある外房地域でも初めて見る大雪でした。御年70歳を超える近所のおばあちゃんですら、驚いていましたからねぇ。でも昔は(60年ほど前?)この程度には降ることはよくあったらしいです。やはり地球温暖化??
自然の不可思議さは、この雪の前日は風も穏やかで春が一足先に来ていたかのような天気だったことです。その晴天の日に、新潟から来ている母と一緒に館山までドライブに行ってきました。
70近いばあばとマルチーズと我が家の子供2人は、波打ち際で大はしゃぎ。結局膝下がびしょびしょになっているおバカさん3人組みと1匹でした。風邪を引かなくて良かったよ。
そして、その翌日の昼過ぎから雨が雪に変わったのでした。
それにしても、どうして子供ってすぐに雪だるまを作りたがるんでしょうね。子供がいる家庭の庭には必ずと言っていいほど雪だるまが鎮座していました。
↑ 太陽が出てくると、屋根の上の雪が溶けて、ものすごい音を立てて塊が落ちてきて、最初は何事かとみんなでビクビクしていました。雪国暮らしの母が「雪が落ちる音じゃない?」と気付いて一件落着。
間抜けな私は雪をちょっと甘く見て、夕方に車で買い物に出掛けてしまいました。更に間抜けな私は、買い物の後に本屋に寄ってしまいました。それでも全部で20分ほどの寄り道だったんです。が、本屋から外に出てびっくり! 真っ白い吹雪となっていました。
家までの道はなるべく本道を通っていきましたが、最後はどうしても小さな農道を走らなくてはなりません。本道からその農道へ曲がる時もスリップしたらどうしようと、もうその時から心拍数と血圧は上がりっ放しでした。農道に入れば、上手にブレーキを踏まないと田んぼに落ちそう。大学時代は新潟で雪道運転をこなしていたものですが、それは20年以上も前の話です。何とか家に辿り着いたら、なかなか帰って来ない私を心配して、ばあばと子供たちが玄関前に出ていました。
子供たちの靴とズボンは外に出る度にびしょびしょです。でも薪ストーブのお陰で、半日で乾くので助かりました。ドラマの「北の国から」では、濡れた手袋などを薪ストーブの上部にかざすように干していて、それが火事の原因になっていましたね。我が家では前方の床に並べています。これでも十分乾きます。
この日に成人式に参加した新成人の皆さん、本当にお疲れ様でした。なかなかにタフな門出でしたね。
我が家の子供たちも雪にもみぞれにも負けず、しもやけになりそうになりながら(このご時世に!)逞しい子供時代を過ごしています。
マモ家のクリスマスとお正月
- 2013/01/26(土) 23:20:01
1月も終わり近くに、年末年始の話題を取り上げるってとてもおかしいと自覚しつつも、一応この「トトロの家」での暮らしの記録として・・・。
一昨年にクリスマスツリーっぽいものをと夫が作った寄せ植えに、インドで購入してあったオーナメント飾りました。ヒンドゥ教徒の多いデリーではありますが、こんな可愛いクリスマスグッズもマーケットで買えるんです ↓ 。
我が家では毎年12月の初めにサンタさんへの手紙を子供たちに書かせます。その手紙をお父さんがサンタさんに出してくれるということにし、お父さんが預かり、その手紙の内容に沿ってお父さんが仕事帰りにプレゼントを買うという流れとなっています。
今回の子供たちのリクエストは、長男が望遠鏡、次男が双眼鏡でした。次男の双眼鏡はまあすぐに買えるものの、長男の望遠鏡についてはある程度じっくり調べてから購入したいもの。おまけに大きいですし。が、お父さんは当時海外に長期出張中。なので、ごまかしの手段ではあったけれど、2人ともお手軽なDSのソフトとなりました。
そしてカードです。去年のドッキリしつつも笑い話となったのが、サンタさんからのカードでした(という触れ込みで、実は夫が書いた)。サンタさんからというカードをお父さんが日本語で「1年よくがんばりました。これからも兄弟仲良くね」と書いてプレゼントに添えたのですが、カードを読んだ長男が「ねぇお母さん、サンタさんってお父さんとすごく似ている字を書くんだね」と言うのです! そこまで気付きながら、そのカードがサンタさんからのものだと信じて疑わない長男も長男です(当時小2)。
今回はその経験を踏まえて、私が英語でカードを書きました。取り敢えず成功の様子。いろいろと大変だけれども、そろそろサンタクロースは両親だということに気付くのでしょうね。純粋に楽しめたのは今回が最後のような気がします。
子供たちのプレゼントへの反応ですか? 高尚な?リクエストをしてたくせに、実際にDSのソフトを見た途端吹っ飛んだ様子です。もともと私はアンチDSなところに加え、今回夫が子供たちにと選んだソフトは、長男には「デンジャラスじいさん」という漫画のもので、次男には「ダンボール戦機」(アニメもの)のもの。「ダンボール戦機」は良しとしましょう、が、「デンジャラスじいさん」は(私からすると)くだらないギャグ連発の「こんな程度のギャグで我が息子は喜ぶのか・・・」と親を意気消沈させる類いのものなんです。ま、自分が一番欲しいものを貰えるのが一番よね、と言い聞かせてます。
さて、クリスマスの次はお正月。
前述の通り、この時期夫は海外出張中(哀れな夫はヨルダンにて一人きりで年末年始を迎えました)。そのせいで、私もお正月の支度になかなかエンジンがかかりませんでしたが、それでも何とか体裁を整えました。
↓ 玄関のお正月用生け花。
正直なところ、私は葉牡丹が好きではありませんでした。全然垢抜けないし。が、お花の先生が用意して下さった花材になんとこの葉牡丹が。ゲゲッと思ったものの、食わず嫌いをなくすいい機会でもあります。実際こうして活けてみたら、悪くないじゃんと小さく自画自賛。
お花よりも上に飾ってある2枚の絵が素敵だと思いませんか? これらは画家である親戚の叔母から戴きました。我が家のシンプルな玄関に文字通り花を添えてくれています。油絵の花と生け花とがバッティングするのってどうなんでしょう?と、思わないでもないのですが、これはこれでいい感じ?
今年は初めて床の間に掛け軸を飾りました。亡き父がずっと大切にしていた掛け軸を貰い受けました。が、去年の10月にその父の三回忌をした時に、父の姉から「あの掛け軸はどうしてる? あれはもともと私のものだ」という爆弾発言が飛び出ました。あまりに突然の発言に(実際20年近く何事もなく父の手元に置かれていたんですよ)、母も咄嗟に答えが出なかったそうです。結果としては、近いうちに父の姉に返却となりましたけどね。
↓ そのいわく付きの掛け軸が床の間に。たくさんの鶴が描かれている縁起物です。
生け花は、大王松に梅もどき、南天、カラーという豪華版です。年末に草月流の4級(一番最初に貰える級)のお免状を戴きました。「それなりに形になってきているわね」とは、お花では私よりずっと先輩の母の弁です。でも、まだまだ自信が持てませ〜ん。
そして今年のおせち料理では、黒豆、パイナップルきんとん、五目なます、田作り、数の子の塩麹漬けを自分で用意しました。中でも五目なますは作るのに3日間はかかるという一品なのですが、その頑張り甲斐がある美味しさなんです。これを我が家の味にしたいなと思い、5年前から毎年作っています。
伊達巻きも作るつもりでしたが、年末におでんセットと一緒に戴きました。そして、昆布巻きは美味と評判の加島屋(新潟の名店です)のものを母が買ってきてくれました。キュッと巻かれていなくて見栄えはいまひとつなんだけど、味は確かに美味しかったです。
↓ 新潟生まれで新潟育ちの母にとっては滅多にない海からの初日の出を拝みに行きました。
残念ながら水平線上に雲がたなびいており、水平線からすっきりと太陽が上がってくるという初日の出を拝むことはできませんでしたが、空気も冷たく、清々しい気分で新年を迎えました。
去年は俄然忙しくなった1年で、それはそれで張りのある生活で、生き生きと(って自分で言うのはおかしい?)過ごせたと思うのですが、その多忙を理由に、大切なんだけれど遠くに離れている人たちとのお付き合いを疎かにしてしまった点を反省しています。
このブログでもコメントを戴いていたさいさん、Le Lotus Bleu さん、Bariemam さん、返信のコメントを差し上げずにいてごめんなさい。気になっていたんですけれど、時間が経てば経つほど返信できず・・・。この場でお礼とお詫びを申し上げます。
今年は次男が小学生となります。大きなハンディキャップを持つ彼がどんな学校生活を送るのか、楽しみであり、不安でもあり。そんな次男を見守りながら、語学の勉強などの自分の活動を少しずつ続けていきたいなと思っています。最近「地味ながらもコツコツと続けていれば、実を結ぶんだな」と実感する出来事が2つ立て続けに起こったので、ちょっとやる気もアップ。
あ、そうだ、何人かの方に気にしてもらっていた干し柿は、無事甘くおいしくできました。ゆべしに使う予定が、アイドリング運転のままぼーっとおせちを用意していたら、忘れてしまいました・・・。でもね、とにかく柔らかくおいしくできたのです。色は悪かったけれど。来年以降もチャレンジです。
干し柿に挑戦♪
- 2012/11/24(土) 21:48:45
いわゆる古民家に折角暮らしているのだから、少しは「日本風」「昔風」なことをしてみたいもの。が、基本的に怠惰な私はそういったもの・行事に憧れを持つものの、「今は面倒くさい。老後の楽しみに取っておくの」とうそぶきながら、手を付けずにおりました
が、次男のZ会(通信講座)の「今月のチャレンジ料理」に「干し柿」なんてものが載ってしまいました。「うわ、面倒くさい!」と放っておいたのですが、作り方をよく読んでみると、干し柿って渋柿から作るんですね。普通の甘い柿から作るものだと思い込んでいた私は(恐らく甘柿からもできるのでしょうが)、ちょっと実験君の気持ちになりまして、重い腰を上げたのでした。
田舎のここにはそこかしこに柿の木があります。葉っぱが落ちて裸の木に鮮やかなオレンジ色の柿の実がぶら下がっている光景ってとても好きなんです。我が家の庭にも柿の木植えて〜、と夫に頼んでいますが、未だ実現ならず。
話を戻して、なのですぐに渋柿なんてゲットできると高をくくっていました。隣りの畑にも3本柿の木があるので、おじさんに柿の実を少しわけて下さいと頼んだところ、なんと、全部甘柿だというではありませんか。私は渋柿があのトロンとした干し柿になる様を体験したいので、おねだりを取り下げ。が、結局はあとでその甘柿を持ってきて下さるご近所さんなんです。皆さん、いつも親切です。
コストパフォーマンスは悪いけれど、新潟のおばの家から渋柿を送ってもらいました。1回私の母のところに何十個と届いたそうですが、私は枝付きが欲しいと我が儘を言い、その後枝付きの柿が20何個送られてきました。皆々様、大変ありがとうございます。
さあ、いよいよ干し柿作りです。
↓ まずはZ会の作り方のページを読んで・・・。さすがZ会、ポイントを押さえた説明です。
↓ 君の学習教材なんだから、しっかり頼むよ。・・・と言いたいところですが、2個でギブアップ。ま、年長さんってこんなものですよね。
↓ 紐でつるしてできあがり。
ビニール紐でくくる方法が一般的のようですが、夫が「この家にビニールは合わない」とまたまた変なこだわりを示しまして、シュロの紐を買ってきました。これがまた固くて扱いにくいこと! 指先はささくれ立つし、昔の農家の人たちの手先が一様に男性仕様になる理由がよくわかりました。さらに、シュロの細かい繊維があちこちに飛び散って、後始末もビニール紐に比べると面倒くさい。が、やっぱり絵的にはシュロかな、とこの写真を見て思います。
ちなみに、あれこれネットで作り方を調べていたら、シュロの紐が柿に当たってカビの原因になりうるので、ビニール紐を使うのだと説明してあるサイトもありました。干し始めて1週間。とりあえず今のところ、我が家の柿にカビは発生していません。
そして、干し柿を吊るす場所は、「どうせこの縁側も隙間風が渡るのだし、ここだと雨の心配も不要だから、ここでいいじゃん」とこの家の中の縁側にしていました。が、長男のお友達のお父さん(兼業農家のお宅)が、「いくら隙間風があるとはいえカビが生えるんじゃないかなぁ」と教えてくれたので、外に出すことにしました。
↓ はい、お外。天日に当たっていい感じ♪
そうそう、これよ、これ! 私の憧れていた図は! このオレンジ色とこの家がとてもしっくりと来ています。一人で悦に入っていました。自画自賛。ちなみに、家の前の芝は夫がはりました。こちらは皆さんで褒めてあげて下さい。
夫も気に入ってくれて、今年の(正確には来年の)年賀状の写真はこの干し柿を背景にしようと言ってくれています。カビが生えてだめになる前に早く写真を撮らなくちゃ!
無事完成したあかつきには、このブログで報告します。
蛇足ながら、最近の食べ物で渋味を持つ食べ物って少ないですよね。私にはパッと渋柿しか思い付かないんですけど。なので、子供たちに渋味を体験させようと、この渋柿の皮を噛ませてみました。面白い顔になりました。「口の中がトゲトゲする〜」とか言っていました。これが本当にあのおいしい干し柿になるのかまだ分かりませんが、これは子供たちへのいわゆる「生きた勉強」になるのではと思いました。オススメです。
降臨!
- 2012/11/22(木) 22:05:05
「降臨!」
何が降臨あそばしたかと言いますと、
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ホオジロカンムリヅルという鳥です。以前このブログに登場しました。2011年11月26日記「あなたのおうちはどこですか〜♪」です。
実は去年に書いたこの記事の後しばらくして姿を現さなくなったんです。どうしたかな〜。どこか他の場所に行ったのかな? それともウガンダの鳥には日本の冬は厳しすぎるんだろうか? ・・・などなどと家族で話していました。
が、今年の10月3日になんと民放のニュースでこのウガンダちゃんとおぼしき鳥が紹介されたというではありませんか。私の新潟にいる母がニュースを見て電話してきましたよ。
その後このホオジロカンムリヅルは野鳥愛好家の間ではそれなりに話題をさらっているようで、「千葉県 ホオジロカンムリヅル」なんてワードで検索をかけると、結構な数のブログが出てきます。千葉県以外の方がわざわざニュースで紹介されていたお寺に行ったりしたみたい(カンムリヅルはしばらくの間このお寺近くに棲息していたようです)。
このニュースで紹介されていたお寺から我が家はそんなに遠く離れていはいません。なので、去年私たちが命名したウガンダちゃんと同一人物(鳥)に違いない。「ウガンダちゃん、生きていたんだね、良かった〜」と家族で喜んでいました。
そんなある日。朝早くに遠くからウガンダちゃんのあの懐かしい鳴き声が聞こえます。半分眠りながら「あ、ウガンダちゃんが戻ってきている」。
その3日後。朝ご飯を食べているとやけに近くにウガンダちゃんの鳴き声が聞こえました。我が家の電信柱に止まってくれたのかなと思っていたら、もっと低い場所から聞こえます。縁側に出た子どもが叫びます。「お母さん、ウガンダちゃんが庭にいるよ!」 「えぇ〜っ!!」
残念ながらその時の決定的証拠写真を撮れなかったのですが、玄関脇の池に口ばしを入れていました。あとで出張中の夫にメールをしたら「金魚とどじょうが心配」という返事が。いやいや、ウガンダちゃんの来訪を喜ぼうよ、夫さん。
そろーっと外に出たら、ウガンダちゃんは隣りの田んぼに移動していました。
↓ そのウガンダちゃんを追いかける子供たち。
お隣さんも既に外に出ていました。はい、それぐらいウガンダちゃんの声は特徴的で大きいんです。お隣さん曰く、ウガンダちゃんは最初我が家の自転車小屋の上に止まっていたそうです。本当に〜?! その証拠にとウガンダちゃんが残した糞を指し示してくれました。「ウガンダちゃんがうちのペットになればいいのに」とは長男の言葉。
その1週間後(日付は2012年11月17日)。
やや、またもや鳴き声が近くに聞こえたので庭をそっと覗いてみると・・・
↓
ウガンダちゃんがとうとう我が家に降臨!
家の中から撮ったので小さいのですが、自転車小屋の上にいるウガンダちゃんが見えますか? ウガンダちゃんは近付いてくる子供たちをじっと見ていますね。
自慢しちゃうけど、車を走らせて写真を撮りにいくような鳥が我が家の庭にいるんだぜ〜。なんかすごくね? っていう気分。
↓ 最後に長男が接写したウガンダちゃんの正面。
顔が似ているわけでもないのに、なんとなく私には美川憲一を彷彿とさせるんだな、この全体像は。
いよいよ夫のウガンダ勤務が現実味を帯びる出来事ではあります。最近アフリカについての本を読んだら、ボツワナがダイヤモンド景気に沸いているそうで、しかもちゃんと国づくりを頑張っている様子。アフリカだったらウガンダよりボツワナがいいなあ。