ヘラブナ釣り 明日は今年最後の釣行日
なんやかやとあった1年ですが、明日は無事に最終釣行日を無事迎えることが出来ます。今年の納竿は岩田池となりますが、ああ楽しかった!!と締めくくりの釣行とする事が出来るでしょうか。
またまた最後に試したい餌があります。私の場合は両うどんの底釣りですから、うどんとまぶし粉の工夫しかありません。その狭い範囲の中で如何に工夫が出来るかです。
また岩田池は食用うどん限定で、ワラビうどんが使用できなくなっていますので、うどんの工夫範囲も狭くなっています。
元々ヘラブナ釣りでは、集魚効果が高いとされているのがペレットです。考え方の1つとして養殖場で利用されていた飼料ですから、それを敏感に反応して食ってくるというものだったはずです。
何となく解らなくはないのですが、現実的飼料と市販されているペレットには随分と開きがありますので、市販のペレットがそのまま集魚効果が発揮出来るかどうか難しいところです。
また釣り堀で撒かれている飼料が良いとも言われますが、池の飼料を餌にして釣り上げると、その痛みを学習したヘラブナは、撒かれる飼料を食べなくなるので使わない方が良いと考えますので、私的には池のペレットは使わないようにしています。
このようにペレットが集魚効果が高い一因となるのですが、本当にペレットは集魚効果がが高いのでしょうか。
ペレットを主成分とした団子餌があります。どの団子餌より集魚効果や釣果が良いかというと、決してそうは感じないのです。他の麩餌の方が余程良く釣れる事もしばしば起きています。
釣り人の感じ方とヘラブナとは随分と違いがあります。特にバニラ香やガーリック臭にはなんら効果はないのですが、ペレットもどの程度効果があるのか。もし集魚効果が強く出るのだとすると、まぶし粉として使用しているのに釣れないなんてないはずですが、当たりが出ない日もあるのですから、ペレットが集魚効果が高いとは思えないのです。
またサナギが集魚効果が高いとされていますが、だったらサナギを多く含んでいる団子餌が良く釣れるかとなるのですが、この場合もそれ程の差を感じることは殆どないのです。
有名なのがサナギパワーやバラケマッハで、サナギの香りが強い餌ですが、サナギの影響と言うよりは、バラケ方による集魚効果が出ていると感じます。
そこでもう一つ問題と感じるのが、集魚効果はそのまま釣果には結びつかないというのが、今のところ私の結論となっています。一時期ヘラブナは集めることで良く釣れると思っていました。確かにカッツケや浅棚の釣りが成立する時期は、寄せた方が良いに決まっているでしょうが、底釣りに関してと限定ではあるのですが、集魚率と釣果は決してイコールではないのです。
触りがあるのに食い当たりが出ない。こんな経験をしている方も多いはずです。
それでも比較的浅い釣り池や放流量が多い池では、集めれば集めるほど釣果が良くなっていたのです。ところが比較的浅い池でも簡単に集めることが出来たとして、そのまま釣果に結びつかなくなってしまっているのです。
やはり釣り人の減少による経済的理由から、池での放流量が減っているのではないかと思えるのです。
また寄りすぎによる弊害の方が強く表れることも度々あります。ただ集まっているのは中から上層で、底のヘラブナが少ないのではと感じるのです。
結果として程々の集魚効果を維持することが重要で、そのためにはどんな餌が良いのかです。まだまだ結論には達していませんが、それもまた水温との関係で常にこれが良いとはいえないようです。
いつもいつも実験を繰り返しているのですが、いつになったら正解に辿り着けることが出来るのでしよう。
まだまた試行錯誤を繰り返す必要がありますが、最低限仕掛け糸については確定していますので、迷う範囲は徐々に狭まりつつあります。迷いなくこれで決まり!と確定することか出来れば、また発表したいと思いますがいつのことになるのでしょうね。
子曰、吾十有五而志于學。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳順。七十而從心所欲、不踰矩。
「子曰(のたま)わく、吾十有五(じゅうゆうご)にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳従(したが)う、七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず。」
このように孔子の論語には40にして迷わずととあります。50にして天命を知る・・・とありますが、今の私にとっては無理!!
60になると人の意見に耳を傾け。70になると思うままに振る舞うとありますが、私はまだ迷っているのですからねぇ。でも案外既に思うままに振る舞っているのかも知れません。
ということで明日も思うままに振る舞うことと致しましょう!!
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