雪の女王 第10話
「クラウスの夢」
ゲルダは、今まで見た事もないような大きな町に。
そこでは、看板祭りと呼ばれる、大きな商売の看板を山車にしてパレードするお祭りが行われていた。
そこで、ゲルダは少年がお金を掏られるところを目撃。
大声で叫び被害にあった少年とそのスリを追いかける。
近くにいた警官を恐れて、犯人がお金を返してくれる。
その少年の名はクラウス。
クラウスと一緒に今度は町中をカイを見かけたか訪ね歩くゲルダ。
警察(ゲルダは初めて見た)にも頼もうとしたが、忙しいらしくやんわりと断られる。
クラウスは仕立て屋の息子だった。掏られたお金は集金したばかりのお金だったので、ゲルダはクラウスの両親からも感謝され、仕立て屋さんにお世話になる事に。
その夜、町は嵐に。
クラウスの父は、町に流れる運河の管理も担当していたので、洪水にならないように運河の本流である大きな川の様子を見に。
帰りが遅いので、クラウスと母も見に行く。
その光景に、ゲルダは故郷のお祖母さん、カイの家族を思い出し涙していた。
それはいいんですが、いくら善良な市民でゲルダもいい人というか子どもだからといって、他人に家を任せて家族で出かけてしまうのは(仕事、それも命に関わる仕事とはいえ)どうなんでしょう?
ゲルダが泥棒だったらクラウス一家はあっさり諦めるんでしょうか?
本当にいい人しか出てこないアニメなんだよね。
ただ、現実のことを考えるともうすこし人を疑うことを取り入れてもいいと思うんですけど^_^;
本流から運河への水門を閉めようと力を尽くしていたクラウスの父だったが、ハンドルが錆びていたらしく、一人の力では難儀していた。そこへクラウスと母が、その後には、結局ゲルダも到着。ゲルダも優しい家族想いの子なので放っておけなかったみたいだ。
最後は4人で力を合わせ、水門を閉じる。
このときの掛け声が、最初は123とかだったのに、なぜかゲルダが「スズメさん、にわとりさん、あひるさーん」ってそれで回り始めるって。
ふつうこれだと力抜けそうなんですけど^_^;
次の日、ゲルダはお別れする前にクラウスのお使いに付き合う。
時計屋さんにいる女優さんに仕立てた着物を届けるのだが、
昨日の嵐のせいで、看板が飛ばされ、違うお店の看板が掛かっていたりと、町中大混乱。
時計屋さんの看板もなくなっていて最初迷ってしまうものの、なんとかたどり着いてお使い終了。
花屋さんにパン屋の看板とかそれだけなら笑って終わりなのだが、なぜかその看板のせいで花屋さんにパンを買いに来ている人が鈴なりって、いくら大きい町でもパン屋は近くのなじみがあるだろうに、ちょっとおふざけ演出いれすぎな気もします。(靴屋の看板が掛かってしまった葬儀屋に靴の修理が殺到っていうのもあった)
別れ際クラウスは、ゲルダに自分の夢を見せてくれる。
それは、線路を物凄い勢いで走り去っていく蒸気機関車だった。
まっすぐとどこまでも行ける蒸気機関車の運転手になってどこまでも行く事がクラウスの夢だった。
初めて機関車を見たゲルダはその圧倒的な迫力に驚きながらも、自分も機関車のようにカイへと続くレールをまっすぐどこまでも進んでいく事を改めて思うのだった。
そのころカイは、笑いを失いかけていたのだ、雪の女王が友達としてアザラシの赤ちゃんを連れてきて、また笑顔が戻り始めた。
次回は遂に「赤い靴」ということで、あの赤い靴をモチーフにした話と思われる。
どう出崎さんが料理するか楽しみ。
今回もクラウスの父親が松本保典さん母親が伊藤美紀さんだったりと声優さんお使い方が妙にもったいないことが多いアニメである。
小田和正/そうかな
エンディングテーマ「大好きな君に」も収録の待望のアルバム
あぶない刑事 VOL.1 あぶない刑事 VOL.2
仲村トオル出演作。DVDで復活。
あのルパンコンビ(山田康夫さんと増山江威子さん)がストーリーテラーを演じた名作アニメもちろん雪の女王も収録
世界名作童話 アンデルセン物語 DVD-BOX(1)
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