あまり詳しくはないんですけど、法案を可決するには、両院の議員のそれぞれ過半数の賛成が必要だとか。

　でも、そこで疑問になるのですが、議員の過半数の議席を得て「与党」となって法案を作り、審議し採決するのに、党議拘束をかけてしまったら、採決をする意味なんてなくなってしまわないかなぁ…。

　野党の存在価値がなくなりますよね、ただ国会で反論して回答を求めたこともろくすっぽ納得のいく回答が得られないまま尻切れトンボでね!!

　でもね、各議員一人一人はそれぞれ所属している党はあるにせよ、地元選挙民の支持をいただいて代表として立法に携わっている訳ですから、党議拘束を掛けること自体おかしいのでは…と思うのは、私だけでしょうか?

　で、脅したりすかしたりしてしまいには、解散後の選挙公認はしないなんて圧力をかけたりして、これは「政治」の域を超えた反乱に近いものではないのでしょうか?

　やっぱり、今回の「廃案」は政府や与党が急ぎ過ぎたということでしょうかね。

　自民党なんかはちゃんと時間を掛けて法案をきちんとしたものにして通常通り、多数決なんかじゃなくって全会一致でやってれば、通ったでしょうね。別に今国会にしなくったって、他にしなけりゃならない事項は山積してるハズ。