webエンジニア発信 | 少しためになるブログ

プログラミングの学習方法や学習する上で大切な考え方など、僕が初心者の時に知っておきたかったことなどを中心に発信しています。

皆さん、ドメイン取得の際には気をつけてください!

ここ最近、本当に心の底から震えるような恐ろしい出来事があったので書き記しておこうと思います。


これを見た皆さんが同じようなことにならないように、そして僕自身も同じことを二度と繰り返さないように、祈りながら書き記します。


何が起こったかというと、「めちゃくちゃ大きいアメリカの会社から、僕が使っているサイトのドメインについて申し立てをされた」という出来事がありました。


簡単に言い換えると「そのドメイン、うちの会社のドメインとかサービスと似てて紛らわしいから、使うのやめてもらえる?辞めないなら裁判するよ?」と言われたということです。


急にそんな連絡来たらびっくりしません!?
僕は驚きすぎて、すぐchatGPTに「これ訴えられたら負ける可能性ある?」と聞きました笑


chatGPTの回答は以下の文章になります。


1. 商標権や知的財産権の侵害商標権: もし相手の会社が自分のドメインや類似の名前を商標登録していて、その商標をあなたが使用しているドメイン名が侵害している場合、彼らの主張が強い根拠になる可能性があります。商標権者は、他人がその商標を使用することを禁止する権利を持っています。


商標権侵害の判断基準: 以下が考慮されます。
ドメイン名が商標とどれだけ類似しているか。
あなたがそのドメインを商業目的で使っているか、または商標と混同させる意図があったか。
あなたがそのドメインを善意で取得し、合法的に使用しているか。


2. 悪意ある使用(サイバースクワッティング)
サイバースクワッティングとは、他人の商標やブランド名を含むドメインを取得し、権利者に対してそのドメインを高値で売りつけたりする行為です。もし、あなたがこのような意図でドメインを取得したと判断された場合、訴訟で不利になる可能性があります。
また、商標権者がドメインを取り戻すための手続き(UDRP: Uniform Domain-Name Dispute-Resolution Policy)を使って、ドメインの権利を取り戻す可能性があります。このプロセスでは、商標権者が悪意あるドメイン取得を証明すれば、あなたがドメインの権利を失うことになります。


3. ドメインの取得経緯と使用目的
ドメインの取得目的: ドメインを善意で取得し、合法的な目的で使用している場合、紛争で有利になる可能性もあります。例えば、単に個人のブログや非商業的なサイトであれば、商標権の侵害と判断される可能性は低くなります。
逆に、他社の商標やブランドを連想させる名前で、競合するビジネスを行っていた場合、訴訟では不利に働くことがあります。


僕はドメインは善意で取得して合法的な目的(個人で経営している会社)で使用しているので商標権の侵害と判断される可能性は低いかもしれないとのことですが、もしも訴えられたらアメリカの大手企業に勝てるわけがありません笑


そのため、意義申し立てのメールが来たその日、何なら数十分後にドメインを解約して、そのドメインに紐づけていたサイトも見れないようにしました。


「そんなにしなくても大丈夫でしょ」と思われる方もいるかもしれませんが、もしものことがあった時に勝ち目がないので、僕は安全策を取りました。


安全策をとれば、新たにドメインを取得するだけで良いので、手間もお金もほとんどかかりません。


今回取得したドメインは64円だったので、訴えられた時の損害賠償(〇〇億円)と64円を比較したら、絶対に64円を取りたいですよね笑


なので今回の判断は、我ながらいい判断だったのではないかなと思っています。


つまり、何が言いたいかというと「ドメインを取得するときには必ず取得したいドメインをGoogleで検索して、他の会社やサービスと被ってないか見てから取得すべき!」ということです。


僕のように異議申し立てがあってからだと遅いケースもあります。
未然に防げる事故は防ぐようにしましょう。


今後皆様がドメインを取得される際に、このようなことがおきませんように。