川内康範先生の想い出(2)
←インタビュー中、赤田祐一編集長が撮影した川内先生(QJ創刊2号)
QJ川内インタビューのある意味での白眉は、戦時中先生が徴兵されて海軍に入ったあたりの話ですが、ここで先生は決定的な体験をします。そこは最近「森進一が怯える川内康範の知られざる履歴書」という記事を載せた「週刊新潮」ですら遠慮して書かなかった部分で、先生の秘書から「私も初めて聞きました」とまで言われた重要な話なのですが、先生が戦後、玉砕した英霊たちの遺骨収集活動に邁進され「憂国の士」となったきっかけとして、非常に納得できる話でした。
ずるいようですが、詳細はこの秋再刊される文庫本にゆずります。まあごく簡単に書くなら、先生には「病気除隊」して自分だけが生き残り、多くの戦友が死んだことに対する後ろめたさというか、贖罪意識があるわけです。その話をされたとき、先生は声をつまらせ、ふりしぼるように「俺は卑怯者だ!」と慟哭されたことが昨日のことのように思い出されます。
それから先生は戦後、作家・脚本家として活躍するかたわら、私財を投じて沖縄や南方で遺骨収集をされたのです。この活動に対し元陸軍大尉で戦後厚生大臣になった園田直が、先生の自宅にまで来て「本来は国家の責任でやるべきなのですが…」と直接感謝され、先生が政界との関係を深めるきっかけとなりました。
この遺骨収集活動に参加して先生を助けたのが、なんと当時日本共産党員で「喧嘩の竹中」「左翼やくざ」と呼ばれたルポライターの竹中労で、彼はその後毛沢東の文化大革命に絶望して共産党を離れ(※実際は67年に永久除名処分)、さらに過激なアナーキスト(無政府主義者)に転向したのでしたが、こういう人間でも「漢(おとこ)」と認めれば、右でも左でも分け隔てなくつきあうところが、川内康範という人物の底知れないところです。
そうこうするうちにテレビ放送が始まり、アメリカ製ドラマ『スーパーマン』がヒットするのですが、日本でもこういう番組を作ろうということで川内先生に原作・脚本の白羽の矢が立ち、書いたのが昭和33年開始の『月光仮面』ということになります。ここで先生は初めて主題歌を作詩し、ドラマとともに大ヒットしたことから、以後続々と歌謡曲の作詩・プロデュースを手がけるようになりました。
ところで「正義の味方」という言葉を作ったのは川内康範先生だということはご存じでしょうか。主題歌『月光仮面は誰でしょう』の中に、「月光仮面のおじさんは 正義の味方よ善い人よ」という一節がありますが、まさにこれが日本最初の使用例なのです。俺が「なぜ正義ではなく、味方なのでしょうか」と尋ねましたところ、
「(月光仮面の発想は)月光菩薩という仏に由来しているんだけど、月光菩薩というのは脇仏(わきぼとけ)でね、決して主役じゃないんだ。つまり、裏方なんだな。だから“正義の味方”なんだよ。この世に真の正義があるとすれば、それは神か仏だよな。だから月光仮面は神でも仏でもない、まさに人間なんだよ」
という明快な答えが返ってきました。それにしても、さすがは詩人だけあって先生の言語感覚には非凡なものがあります。たとえば『月光仮面』のキャッチフレーズが
「憎むな!殺すな!赦(ゆる)しましょう!」
というものですけど、「憎むな」「殺すな」とインパクトの強い命令形の直後に「赦しましょう!」とデスマス体で締めるところが凄いです。日本語としてもリズム感があり、歌謡曲の作詩家として名を成したことも頷けるセンスです。
その歌謡曲にしても、『骨まで愛して』などはまさに先生以外には書くことのできないフレーズであると言えます。だって骨まで愛するんですよ! このような、スープに箸が立つ熊本豚骨ラーメンよりも濃い情念の強さこそが、川内歌謡曲の真髄であるといえます。この濃密な情念と、憂国の想いが合体すると『死ね死ね団のテーマ』(作曲・北原じゅん)になると思われます。これは『レインボーマン』の挿入歌ですが、軽快なサンバのリズムに乗せて、1番だけで29回も「死ね」と歌うなど、子供番組の枠を超えた、いや、かつて日本語で歌われた全歌謡曲、インディーズ・パンクを含めてもここまで過激な歌詩はないのではないでしょうか。YOUTUBEで探したらなんと英語字幕つきの『死ね死ね団』が見つかりましたのでリンクを張っておきます。もしかすると削除されるかもしれないのでお早めにどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=FyrwbqvGZpo
しかもこの『死ね死ね団のテーマ』、あの『おふくろさん』とほぼ同時期に作られたんですよ。スゴイ話です。
死ね死ね団というのは、日本人皆殺しを目的に作られた悪の組織なのですが、作戦がいちいちリアルなことが特徴です。何しろキャッツアイという最後に発狂自殺するタミフルよりも怖い麻薬を日本人に流行らせたり、その作戦が失敗すると、今度はお多福会という怪しい宗教団体を作り、入信するともれなく現金が貰えるというので多くの信者を獲得するのですが、実はこれが偽札で、たちまち日本はハイパーインフレに陥り街頭で札束を握りしめたホームレスが「金ならいくらでもあるぞお!」と絶叫してもキャベツ一個買えなくなったりと、まるでオウム真理教と北朝鮮が合体しているような集団でした。
この組織を率いるのがミスターKと呼ばれる謎の紳士なんですけど、YOUTUBEの映像にもありますように周囲に青江三奈かデヴィ夫人みたいな女幹部をはべらせているのが特徴です。青江三奈の名付け親は川内先生ですが、キャバレー歌手だった青江を見いだし、一から手塩にかけて育てたのは先生です。『伊勢佐木町ブルース』では冒頭の「♪チャラッチャチャラララッチャチャン! あ~ん・あ~ん」という一度聞いたら忘れないあえぎ声も川内先生の指示であり、これが大ヒットして青江三奈はスターになれたのでした。
先生は昭和30年代頃、銀座赤坂夜の帝王とまで呼ばれていました。先生が「店、変えるぞ」というと、その後ろを編集者やテレビ局社員・ホステスがぞろぞろ30人はくっついて来たほどだそうです。ホステス然とした女幹部をはべらせるミスターKのKとは、カワウチコーハンのイニシャルではないかと思うくらいです。本当はよくわかりませんが。
先生の歌は演歌というより、昭和30~40年代のキャバレーでよく歌われたムード歌謡の要素が色濃いように思います。松尾和子とマヒナスターズが歌った『誰よりも君を愛す』なんて、もろムード歌謡ですしね。恋愛の歌が多いですが、どれもこれもドロドロの情念を込めた大人の恋愛でありまして、「萌え」から100万光年ほど離れたものです。でも俺は萌えますけどね。
川内作品の特長をもうひとつ挙げるならば、その激烈な仏教臭さです。『レインボーマン』にしても、インドの山奥で修行するなどオウム真理教に影響を与えたと思われますが、もともと日蓮宗のお寺で育ったこともあり、先生と仏教は切っても切り離せないものだと思われます。
阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)
と般若心経の一節を唱えて変身するヒーローなど、以前も以降もいたでしょうか? ちなみに放映当時、俺は家にあった『広辞苑』にこの言葉が載っているのを知り感銘を受けました。仏教における、最高の悟りの境地を表しているのだそうですよ。
左はインタビュー時、先生に挨拶している俺です。撮影が赤田君で、QJ2号に載ったものですが、本当はもっと状態の良い、先生のお顔がバッチリ写っている写真もあるんです。今回ぜひ載せたかったですがどうしても見つかりませんでした。
インタビュー前、『レインボーマン』の脚本家だった伊藤恒久氏から聞いた話なのですが、川内先生にはとっておきの人心掌握術があるのだそうです。それは、初対面の相手の身体を、どこでもいいから触ることだそうで、確かにこの後、並んでもう一枚写真を撮ったときに、先生はさりげなく俺の背中に手を回されました。「あ、これだな」と思ったことをよく覚えています。
ところでQJのこの特集ではレインボーマンの図版を多数使用したのですが、その場で先生に使用許可を得たところ「あ~構わんよ」と快諾を頂きました。しかし『レインボーマン』の著作権は東宝にもあるので、「後日、東宝にも許諾を申請しますので」と言ったところ、先生の秘書がツカツカと歩み寄ってきて、
「先生が“いい”と言ったらいいんです!」
と凄みのある声で断言され、その迫力に気圧されて結局東宝に許諾は取らずじまいでしたが、その後雑誌が出ても東宝からは何もありませんでした。やはり先生が「いい」と言ったら「いい」のでしょう。
最後になりましたが、今回の森進一さんの件にしても、これまで森さんに降りかかった様々なトラブルを解決してきたのは川内先生なのです。森さんが渡辺プロから強引に独立して一年間仕事を干されたときにも、ナベプロ社長に「そろそろ森を許してやってくれないか」と言ったのは先生ですし、森さんとしてはものすごい恩義があるわけですよ。
芸能界では「自分のバックを怒らせてどうするんだ」と全員森さんに呆れているのが実情ではないでしょうか。先生より年上の大物がまだ残っているとも思えませんし、間に入る人を見つけるのは大変ですよ。本当に森進一さんは困ったことになったものです。普段ならこういうトラブルがあれば川内先生がなんとかしてくれたわけですから。
ところで先生の回想録『生涯、助っ人』(集英社)なんですけど、この本の出版に当たっては先生自らが集英社の若菜社長(当時)に電話してきたそうですよ。「今度回想録を出したいんだが、あんたの会社でどうかね」と。そしたら社長命令でその場で出版が決まったとか。なんでいきなり社長に電話したかというと、どうやら川内先生、集英社で知っている社員は若菜社長だけだったということみたいですよ。
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コメント
すすすすげぇええ。
川内さんすげぇえ。
すごい人にお会いしてるんですね!
うわぁあ、僕も縁があったら遠くからでもお会いしたいですねえ。
「箆棒な人」楽しみです!
投稿: nomad | 2007/03/23 23:09
たけくまさんの映っている写真が
「ボスから命令を受けているチンピラ」に見えてしょうがないw
投稿: 情苦 | 2007/03/23 23:39
↓以下wikiのけっこう仮面のページから。
けっこう仮面といえばブッ飛んだギャグ作品ですが
話のもっていきかたさえ間違えなければおおらか
な方なんですね、川内先生は。
本作は川内康範原作の月光仮面のパロディである。作者の永井豪は月光仮面の大ファンで連載前に川内康範にパロディ作品を作る許可をもらいに行ったところ、快く許してくれたという。
投稿: k2 | 2007/03/23 23:51
我が家には小さい頃、レインボーマンのソノシートとB5かA4位の絵本があったのを覚えています。
ぼろぼろになるまで読んでました。
大好きなヒーローでした。
竹熊様の文章から察するに、川内先生は全身から「漢気」がしたたるような人なのでしょう。
しかし、秋とは随分先ですが、「箆棒な人」楽しみに待ってます。
投稿: akio | 2007/03/24 00:08
あの、インタビュー当時のたけくまさん、
写真が荒いせいもあるけど、
先日の退院時の近影と変わらないじゃないのかな、と。(髪型も同じ)
というか昔からふけてた?
投稿: 鬼屁半か丁 | 2007/03/24 01:44
川内先生のベラボーさをなんとか両手にすくって伝えたい!というたけくまさんのベラボーな意気込みが伝わってくる濃い内容に、今回圧倒されました。
「箆棒な人」、忘れないようにしないと・・・
投稿: shi-ta | 2007/03/24 01:53
スゴ過ぎる。。リスペクト...!!!
QJ、当時購読してました。もちろんこの号も。。
幼稚園の頃、弁当箱だか水筒だかが『ダイヤ(ア?)モンド・アイ』のやつでしたあ。
保存してたらなあ。。
投稿: syuu | 2007/03/24 02:46
面白いけど長いネタだとしらけてしまいます。
そこで一句。
月 光 仮 面 の ま ん が 化 候 補 は 松 本 あ き ら 先 生 だ っ た !
投稿: Aa | 2007/03/24 02:57
いやー、凄いですね「死ね死ね団のテーマ」!
「レインボーマン」「コンドールマン」は観ていた
世代なのですが、かなり幼少だったのか記憶が曖昧なのですが、これほど強烈なものと知らなんだw
投稿: Nn | 2007/03/24 03:44
「レインボーマン」当時大ファンだったんです。でも、
ダッシュ7(日)太陽の化身は月光仮面風でカッコ良かったんですが、
ダッシュ1~6(月火水木金土)は、
プラっぽいツルツル頭の額にシンボルマークを貼り付けただけで、
子供ながらに超脱力してました。
後ろ頭がスゲーマヌケでねえ・・(特に4は葉っぱで!)
いけね!川内&竹熊のダブルステッキに、
ボコボコにされる!!(ゆ、赦しましょう・・)
投稿: 漫バカ日誌 | 2007/03/24 04:43
いやはや、すごいお人なんですねえ。
まさか、桑田二郎(次郎)氏が仏教方面にいってしまわれたのも、
川内先生の影響なんでしょうかねえ?
投稿: 鶴見六百 | 2007/03/24 04:48
コメント欄には無敵な人が居る...
僕はお腹いっぱい読みたいです。
投稿: Mアさファ | 2007/03/24 06:40
「骨まで愛して」の秘話、こないだテレビで紹介されてましたね。
飛行機事故で水没した遺体が死後数日たって引き上げられ、それなりに酷い姿になっているのにもかかわらず、遺族はそんな事を全く厭わず、すがりつき頬ずりして号泣していた。
その光景を見て「骨まで愛して」というフレーズが浮かんだのだそうです。
投稿: すとっぱ | 2007/03/24 09:41
今回の話、本当に面白かった。
不覚にも『俺は卑怯者だ』と慟哭された個所では落涙してしまった。
ついでながら、森さんもなんでこんな人を怒らせてしまったんっだろう。
勝てる相手じゃないことも分からなくなってしまったのか。
投稿: allneed | 2007/03/24 13:56
レインボーマンの「ダッシュ1~7」って平成ライダーの「~フォーム」の起源ですかね。
七つの能力を使うお得感が好きでした。
歌と言えば、コンドールマンのOP,EDの歌詞もすごいですよね。
投稿: 通公認 | 2007/03/24 13:58
今回の“森騒動”はどっちも大人気ないなあと感じていましたが
そういう裏事情を知り、こりゃ森さんまずいわなーと思いました。
「箆棒な人」買わせていただきます!
…個人的には、川内先生とAaさんが交流したらどうなるか見てみたいです。
もうすンごい仲良くなるか、あるいは…
投稿: しい茸 | 2007/03/24 16:01
>もうすンごい仲良くなるか
↑これだと思います。
投稿: Aa | 2007/03/24 18:16
↑杖で性根を叩き直して貰いたい。
投稿: Bb | 2007/03/24 18:31
↑いいえ杖になってあげたい。
投稿: Aa | 2007/03/24 18:45
う、薄気味わるー
>しい茸氏
たのむから変な話題フラないで。おねがいよ。
投稿: いえろーモーモー | 2007/03/24 20:18
Aa様もスッカリ本調子の今日この頃。
日常の回復はまずは目出度しと言うべきや否や。
それはさておき。
「ミスターK」についてはWikiだったかで、
「スタッフが悪戯で、企画段階で川内先生のイニシャルを使ったのを、気づかれずにそのまま本編で使用された」
との記述を見ましたが、先生の出発点を考えるなら、
やはり気づいていてそのままにされてと考えるべきなのでしょうね。
それにしても、ダイアモンド・アイは見た事が無いのですが、
雷光というルポライター?のキャラクターはやはり竹中労さんが投影されてるのでしょうか。
であれば、助っ人としてのダイアモンド・アイというのは、他の作品と比しても、
川内先生ご自身の投影が色濃いのかも知れません。
投稿: めたろう | 2007/03/24 20:24
こういう徹底した人というのは嫌いではないですね
戦後の右翼的な人で不思議なのが「何で肉親を殺されているのに親米なのかなー」ということでした
うちのじーちゃんは学校の校長先生みたいな穏やかな人格者だったんだけど、それでも酒が入ると「朝鮮人というのは欲がつっぱっててイカンですよ(朝鮮人の人ごめんなさい)」なんて言うんですが、そんなじーちゃんもアメリカやアメリカべったりの自民党政府の悪口言うのは聞いたことないなあ
まあ、小林よしのりでもないし、僕もそんなえらそーなこと言えるアレではないから「あんたがたは肉親殺されといて降伏したら次の日から親米かい!」なんて糾弾する気も毛頭ありませんが、、、
追・「よせー!」とか言われると思うけど書くとAaさん(何でハンドルネームにするのかな)は「おじいちゃん子」なんだと思う
色んな彼女の書き込みから察するにだけど 長谷先生にはきつくならないのとかそれなんだと思う
でも、宮崎駿には何であんなアンチ巨人的なアレなのかが不思議っちゃ不思議だ、、、宮崎先生はまだかなり脂ぎってるから彼女的におじいちゃんじゃないのかな、、、
駄文失礼いたしました 追のとこは単なる馬鹿な思いつきだから軽くスルーして下さいね
投稿: たにしんいち | 2007/03/24 23:01
びっくりー。
思い出なんてタイトルだったから
先生お亡くなりになったのかと思っちゃいましたよ。
投稿: なんのなんの | 2007/03/25 00:15
ダダカンさんの回も印象深いですね。
投稿: 機嫌 | 2007/03/25 02:01
実に読み応えのあるエントリーで、ぐっときました!
>しい茸さん
前半についてはまったくもって同意ですが、
粘着のAa氏を呼び出すような書き込みは反対です。
しらけます。
投稿: hoo | 2007/03/25 04:26
>崎駿には何であんなアンチ巨人的なアレなのかが
?
ジュニア(とP)を叩いたことはあるけど・・・
投稿: Aa | 2007/03/25 04:37
まさに漢!
9月の出版が楽しみです。
それまでは「生涯、助っ人」を手に入れて
しっかり熟読したいと思います。
川内先生の発する日本語の内なるものが垣間見えた気がしました。
竹熊さん、いい話をありがとうございます。
くれぐれもお体はご自愛ください。
投稿: 関西系 | 2007/03/25 11:09
だからコンドールマンの主題歌が
「戦い 挑み 愛を説き」
なのかって今更ながら思いました。
投稿: ゼリーマン | 2007/03/25 14:20
>ミスターKのKとは、
金日成の事かと思いました。
金日成曰く「資本主義は麻薬とインフレで崩壊させなければならない」らしいですから
川内先生は現在の様な事が起きる事を予見していて
子供達に向けてレインボーマンを制作したのではないでしょうか?
投稿: 忍天堂 | 2007/03/25 16:20
コンドールマンの主題歌に
「それほど汚れた日本の人の心が生み出した」というのも良く考えると仏教の影響ですね。。
唯識論=>現実存在を構成する諸法は実在するのではなく、識によって顕現したものにほかならない。
投稿: HAMADA13 | 2007/03/25 18:31
川内康範先生と弘田三枝子との関係を書いたものはないのでしょうか。
投稿: とどろき五郎 | 2007/03/25 20:47
東奥日報での川内先生の特集記事を見つけましたのでご紹介します。
山奥の飯場での壮絶な話、グリコ森永事件の犯人とのやり取り・・・鳥肌が立ちました。
記事を書いた記者の方もなかなかの腕の立つ方で、「まんが日本昔ばなし」のあたりでは不覚にも落涙・・!!
川内先生の信者になりそうです。
http://www.mangashop.co.jp/bin/mainfrm?p=authors/kawauchi
投稿: トロリーバス運転手 | 2007/03/25 22:42
最新の歌詞「やすらぎ」
重いです。最後の数行を書けるのが、川内先生たるゆえんでしょう。
投稿: めたろう | 2007/03/26 02:03
クリスティーナ夫人には、
ご主人の耳の手入れをお願いしたい。
投稿: 裏投げ | 2007/03/26 04:23
レインボーマン放映当時は小学生でしたが、「死ね死ね団のテーマ」より、エンディングの「ヤマトタケシの歌」の方により衝撃を感じた記憶があります。
「死ね」の方は、子供なんで「ああいうものか」とそのまま受け止めてしまって終わりです(今から考えるとすごいのだが)。その一方「ヤマトタケシ」の方は、ヒーローでありがなら、金がほしけりゃ女もほしい、できれば戦いたくないわけで、既存のヒーロー像を粉砕する質的な認識の変換を迫るものだったからでしょう。
投稿: mal | 2007/03/26 09:38
トロリーバス運転手さん、凄い記事の紹介感謝です。「箆棒の人」がますます楽しみになりました。自分語りやヘイト・スピーチしか書けない無知蒙昧なコメントの中の人たちには猛省を(以下省略
投稿: 炭鉱夫 | 2007/03/26 10:13
↑ 実はいちばんみっともないヒト
投稿: ですなあ | 2007/03/26 12:35
「箆棒な人」だってんでしょ。
すみません。ええ、どうせ(以下略
投稿: 炭鉱夫 | 2007/03/26 12:37
いじだい(略展開。
投稿: メルヘンひじきごはん | 2007/03/26 15:09
ちょっと待ってください。
レインボーマンでいちばんかっこいいのは水の化身、ダッシュ3ですよ。
で、俺がこれから肩入れしたいのはダッシュ6。
投稿: メルヘンひじきごはん | 2007/03/26 20:37
>トロリーバス運転手さんの、
紹介の新聞記事はなかなか歯応えのあるものでした(サンクス)が、
なにより衝撃的だったのは、
むかしの川内氏の写真でも、耳毛が確認できた事で!
(水原弘との写真では見えませんが、他は大体ボワッとしてますね。)
昔からスゴかったと言う事は、
あれには、なにかポリシーのようなものを感じてしまいますね。
本筋じゃない所つついて、申し訳ない。
投稿: エイジロー | 2007/03/28 06:22
川内さんは「おもしれー」ということで
川内さん擁護の方ばかりですね。
私もそんな論調に影響された一人です。
森氏に対してはまったく同情しておりません。
ただ、先日この話題に関して
思わぬところで知人に指摘されたことがあり、
私は反論することができませんでした。
竹熊さんのご意見を聞かせて頂ければ幸いです。
「私財を投じて沖縄や南方で遺骨収集をされたのです。
この活動に対し元陸軍大尉で戦後厚生大臣になった
園田直が、先生の自宅にまで来て…(略)
先生が政界との関係を深めるきっかけとなりました」
知人が言うには
私財を投じて遺骨収集した人などたくさんいて、
それに政府が自宅まで来て感謝するのは異例だそうです。
単に「私財を投じて」というだけではおかしいと。
なけなしのお金を投じている人だって
たくさんいるとその人は言っていました。
それとも川内さんの活動は特殊だったのでしょうか?
または竹中労さんのルポが影響したのでしょうか?
そこに政治的な裏はなかったのでしょうか?
売名行為と言われたことはあったのでしょうか?
知人は、本当に私財を投じた人は
表に出ない人がほとんど。
それを感謝される人なんて
なんらかの裏があるに決まっているし、
今回の騒動も綺麗ごとではなく金が絡んだ話であろうと。
その意見は極端ではあるんですが、
私は反論するだけの知識が有りませんでした。
もしよかったらこの件に関する情報や
ご意見のある方、教えてくださいませ。
川内さんを批判する目的では有りません。
私は実名で投稿するツワモノではないですし、
不適切でしたら、削除して下さい。
投稿: たいこ | 2007/03/28 10:18
川内康範氏、独占手記「森は歌の心がわからない」
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_03/g2007030517.html
> あの歌は、私の亡き母の教えである「無償の愛」「普遍の愛」を、小説やシナリオとともに、作家として可能な限り込めた心骨である。
> 隣人を愛し、社会に献身せよ。これが、無償の愛、普遍の愛だ。森がセリフで加えた「いけない息子の僕でした」というのは個人的な母への心情であり、志がまったく違う。
こういう理由なんですね。
投稿: stoned | 2007/03/28 14:53
水道橋博士のブログにて
『芸能界に潜入したルポライターたる俺を作った、ノンフィクション系の本を推薦することに、』
として『箆棒なひとびと』が紹介されていました。
http://blog.livedoor.jp/s_hakase/archives/50326902.html
投稿: まほーん | 2007/03/29 10:16
『箆棒なひとびと』、本当に大好きな本です。これが秋に再発されるのは嬉しいことです。二冊持っていますがまた買い直すと思います。竹熊さん、
無理はされないように。
投稿: 樋口毅宏 | 2007/04/12 18:17