「さよなら…義之くん…」うわぁぁぁぁぁん!!このシーンやばかった
多分この気持ちはさくらさんの
理由を知ってしまうと倍増するだろう
さくらさんが桜の力で義之を生み出したのにはかなり深い理由があります
それを知るとこの義之に抱きついて涙を流したシーンの本当の意味が分かるでしょう
今週PS2版が発売するのにここまでネタバレしちゃっていいもんでしょうか。
さて枯れない桜は53年前の桜と同一と思われがちですが
実は今咲いている枯れない桜の樹は50年前の樹とは別物で
さくらが研究の末に作り出した精巧なレプリカ
でも所詮はレプリカであったため次第に人の欲望や願望を強く取り込み
システムが破損し結果的に島では様々な事件が起こることになったんです
(原作のとあるルートではその歪みのせいでななかが重症を負ったりします)事故を防ぐには桜を枯らす必要がある、だが桜を枯らせば同時に義之も消滅する
桜を作り出した人物として責任を取るため、そして何よりも義之を守るため
さくらさんはシステムを中から制御するために自分の体を捧げる
実は義之の名前は
「桜内=桜の内」「義之=芳野」というキーワードから来てるんですよね
純一がさくらの髪を切るっていうシーンは良かったなぁ
なんか無印からのさくらと純一の集大成みたいなシーンで
時が流れて老いてしまった純一と年をとらずあの時のままのさくら
いかにさくらさんが異質で、取り残された人なのかを現していますね
さて…何故さくらは再び桜の樹を植えたのか?どうして義之を生み出したのか?
その理由は…
以下この物語の根源に関わる部分なので反転で…さくらさんが義之を作り出した理由は「家族が欲しかった」から
不老不死の体で周りの人間はみんな結婚して子供を生み老いて死んで行く
そんな周りから取り残されたさくらさんが"もしかしたらあったかも知れない未来の夢"
を見るため、自ら作り出した枯れない桜に願いを込め生み出してしまったのが義之
正確に言うなら義之は平行世界(純一とさくらが結ばれた場合の未来)から
サルベージしてきた"正真正銘さくらと純一の息子"
今回のさくらさんの行動も全ては
『自分の愚かな過ちによってこの世に生み出してしまった
本来存在しないはずのたった一人の息子の義之を消さないため』
というなんとも母性にあふれた行動だったんです
原作でもこの諸悪の根源たるさくらさんの義之への深い母の愛には泣かされました
義之は一度だけ(性格には2度)さくさんを「母さん」って言うイベントがありますが
そのときのさくらさんのリアクションときたらもう…
でも家族が欲しいからって魔法で作ろうと言う考えがなんとも
マッドサイエンスト染みているというかなんというか…
いろんな意味で音夢という存在はさくらさんからいろんなものを奪っていったんですね
さくらと純一が結ばれていればDCⅡの話は始まらなかっただろうなぁ
以上、スーパーネタバレタイムでした
お前の最後に俺が泣いた
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