由乃(ユッキー…今日もカッコイイよぉ
)ﾊｧﾊｧ
それは、ほんの偶然だった。いつものように天野君を追いかけていた私は…見てしまったのだ。)ﾊｧﾊｧ今明かされるヤンデレの作り方。
得体の知れない何か『…』ｼﾞｰ
時は少し遡る。
天野雪輝君…私が彼のことを意識し始めたのは、ほんの一週間前だ。ある理由で将来の夢というアンケートが書けずに困っていた私は、同じように教室に残っていた彼に、ある約束をした。今の私の絶望的な状況を救ってくれるのは、天野君しかいない。だから…あのラブレターは、あれは渡させちゃダメだわ。
そういえば以前、ユッキーにも好きな人がいたとかなんとか言ってた回があったっけ。このラブレターはその子に渡そうとしてるモノなわけか？
先生「放課後、誰かに必要な備品を買いに行ってもらいたいのですが…では日直の天野君と我妻さんに…あ！」
由乃「？」
先生「そういえば、我妻さんのお家は門限が厳しいんでしたね。誰か他の人にお願いすることに…」
由乃(えっ)ｶﾞｰﾝ
若葉「でしたら先生、私が行きます」
先生「あぁ！では若葉さん。よろしくお願いしますね」
ちょｗユッキーの好きな人ママンにクリソツ杉ワロタｗｗｗ先生「あぁ！では若葉さん。よろしくお願いしますね」
由乃「！？」ｶﾞｶﾞｰﾝ!
ユッキー(…Yes！！)ｸﾞｯ
由乃(学級委員長、若葉萌絵…天野君の…ラブレターの相手。よりによってコイツとは…)ｺﾞｺﾞｺﾞ…
由乃(阻止しなきゃ…このままじゃ、天野君がラブレターを渡しちゃう！！)ｷﾞﾘｯ
うん、まぁ…一般的には、あんなヘタレのことなんか好きになってくれる奴、そういないと思うんだけど…由乃さんの脳内だと完璧無敵の超絶最強イケメンとして補完されてるから、100％告白が成功するとか思っちゃってるんだろうなぁ(汗)
若葉「ここならぜ～んぶ揃うよね！」
ユッキー「う、うん！」(学校じゃ友達のいない僕だけど、あの若葉さんと二人で買い物だなんて！)ｲｴｽ!!
ユッキー(僕だってウジウジしてられないし。よぉし！今日は絶対に！！)
やめとけユッキー…たとえ万が一ラブレターを渡せたとしても、お前のスペックじゃ無理だって(滝汗)
若葉「早く行こう！天野君！」ｷﾞｭ
ユッキー「あ…う、うん！」(うっはｗ僕もう死んでもいいやｗｗ)ｲｴｽ!!ズドドド…
得体の知れない何か『うぉぉおおあああ！！』ｽﾞﾄﾞﾄﾞ…!!
得体の知れない何か『どぉおおん！！！』ﾄﾞｰﾝ!!!
得体の知れない何か『フゥーッハッハッハ！！』ｽﾞﾄﾞﾄﾞ…
得体の知れない何か(ふ～…危なかったわ～)ｾﾞｪｾﾞｪ…
餓鬼「ねぇママ！ウサギさんがいるよ！」
餓鬼「ねぇママ！ウサギさんがいるよ！」
得体の知れない何か『もう少しで、いい雰囲気になるところだった…ん？』ｱｯﾌﾞﾈｰ
中身由乃かよｗｗｗ
若葉「大丈夫～？」
ユッキー「あ、うん！」
得体の知れない何か(あア！？)ｶﾞｰﾝ
ユッキー「あ、うん！」
得体の知れない何か(あア！？)ｶﾞｰﾝ
得体の知れない何か『ウ、ウ゛ウ゛…』ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
餓鬼「！？…うぇえええん！！」ﾜｰﾝ
餓鬼…餓鬼「！？…うぇえええん！！」ﾜｰﾝ
得体の知れない何かB『なにか面白いものでもあったか？』ﾋｮｺ
増えた…だと……？
得体の知れない何か『…(汗)』ﾒｾﾝｦｼﾀﾆ
得体の知れない何か『とぅ！はぁ！！』ｼﾞｭﾊﾞｯ!!
得体の知れない何か(なによ…コイツ！？)ｱﾜﾜ…
得体の知れない何かB『？』
得体の知れない何かB『？』
得体の知れない何か(なんで？…なんで追って来るのぉおお！？ヤバイ！ヤバイわぁああああ！！)ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…
得体の知れない何かB『うぉおおおお！！』ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…
2匹の得体の知れない何かが真昼間から大通りを爆走してるだと…((ﾟДﾟ；)))ｶﾞｸｶﾞｸ
若葉「これでだいたい揃ったね。買っちゃおう」
ユッキー「うん！」(よし！ここは飲み物でも買っておいて、ムードを盛り上げよう！)
いや、それ以前になユッキー。なんで荷物を女の子に持たせるんだよ？お前やっぱカスだな（´д｀；）
ユッキー「え～っと…」ﾄﾞﾚﾆｼﾖｳｶﾅ
ピッ！！
ユッキー「ん？」
ユッキー「ん？」
ユッキー「え？」
得体の知れない何か『…』ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ!!
ユッキー「うわぁああああ！？」
由乃さんｗユッキーの金だというのに容赦ねぇｗｗ得体の知れない何か『…』ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ!!
ユッキー「うわぁああああ！？」
ユッキー「なんなんだよあのウサギ…僕の邪魔ばかりしてえ(泣)」ﾄﾎﾎ
由乃(危なかった～…飲み物を買ってムードを盛り上げようたって、そうはいかないわぁ！)ﾌﾌﾌ…
餓鬼「うぅ…怖かったよぉ…(泣)」ｸﾞｽﾝ
母「泣かないでね。もう変なのいないからね(汗)」ﾖｼﾖｼ
母「泣かないでね。もう変なのいないからね(汗)」ﾖｼﾖｼ
得体の知れない何か『…』ｼﾞｰ
餓鬼「ママぁあああああ！？」ｶﾞｰﾝ
母「ひっ！？」ｶﾞｰﾝ
変なのいたああああｗｗｗ餓鬼「ママぁあああああ！？」ｶﾞｰﾝ
母「ひっ！？」ｶﾞｰﾝ
得体の知れない何か(とにかく…手紙を渡す空気を作らせちゃダメね)ｳｰﾑ
母「さぁ！行くわよ！！」ｽﾞﾄﾞﾄﾞ…
餓鬼「うぇえええええん(号泣)」
あの着ぐるみ欲しいな…(*´д｀*)
ユッキー「よぉし…トイレが終わったら、今度こそ手紙を渡すぞぉ！」
得体の知れない何か『…』
ユッキー「えっ」
得たいの知れない何か『…』
ユッキー「な！？…くっ」
ユッキー「えっ」
得たいの知れない何か『…』
ユッキー「な！？…くっ」
ユッキー(よぉし左だ！)
得体の知れない何か『…』ﾊﾞﾊﾞｯ!
得体の知れない何か『…』ﾊﾞﾊﾞｯ!
ユッキー(ならば右だ！！)
得体の知れない何か『…！』ｽﾞﾊﾞﾊﾞｯ!!
ユッキー「えええ！？さっきから…なんなんだよお前はぁあああ！！」ｳｶﾞｰ!!
由乃ェ…
得体の知れない何か『7thのご冥福を祈りつつシャイニングフィンガァアア！！！』
※この時点では、まだ7thはLOVE全開で生きてます。
ユッキー「…」ﾊﾟｼｯ
得体の知れない何か『！？』ｽｶｯ
得体の知れない何か『！？』ｽｶｯ
ユッキー「…？」
ユッキー「…(汗)」ｽｯ
得体の知れない何か『…！！』
得体の知れない何か『…！！』
ユッキー「…」ﾋｮｲ
得体の知れない何か『！？』ｽｶｯ
得体の知れない何か『！？』ｽｶｯ
ユッキー「お前…この手紙が欲しいのか？」
得体の知れない何か『くっ…(汗)』(…なぜバレた？)
まぁ質問するまでもなくそうなんですけどね（´・ω・｀）得体の知れない何か『くっ…(汗)』(…なぜバレた？)
ユッキー「うわ、うわぁああああ？！」ﾄﾃﾃ…
得体の知れない何か『！？』
母「警備員さん！アレです！変質者！！」ﾋﾞｼｨ!!
警備員「なぬっ！」ｿﾞﾛｿﾞﾛ
得体の知れない何か(いいい！？こうなったら、強引に奪うしかないわ！！)ｶﾞｰﾝ
ママンと餓鬼が反撃しとるｗｗｗ
一方その頃
得体の知れない何かB『お、おのれ～』ｾﾞｪｾﾞｪ…
警備員「…」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
得体の知れない何かB『な、なんじゃ！今取り込み中なんｊ』
得体の知れない何かB『…』
ムルムル＼(^o^)／
ユッキー「若葉さぁああああん！！」ｽﾞﾄﾞﾄﾞ…
得体の知れない何か『天野君！その手紙を渡さないでえええ！！』
若葉「天野君！？」
得体の知れない何か『天野君！？』
警備員「確保ー！！」ﾄｩｯ!!
得体の知れない何か『ぎゃー』
警備員「確保ー！！」ﾄｩｯ!!
得体の知れない何か『ぎゃー』
得体の知れない何か(天野君が取られちゃったら…私の未来が無くなっちゃう！！)ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ユッキー「若葉さん！」
若葉「は、はい…」
ユッキー「こ、これ…僕の気持ち！受け取ってくださぁあい！！」(僕言えたぁああああ！！)ｲｴｽ!!
若葉「！？」ﾋﾞｸｯ
得体の知れない何か『アッーーーーー！？』
健闘虚しく…由乃乙( ノДT) 
得体の知れない何か『…あ、門限の時間…過ぎちゃった』ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
ガラガラ…
得体の知れない何か『でも、でも…もう関係ないか、チェックする人はいないんだし』
その着ぐるみ自前かよｗｗｗ
由乃「ただいま。パパ、ママ」ｽﾎﾟｯ
檻「…」ｼｰﾝ
由乃「パパとママが死んで一ヶ月。成績表、カロリー表、口ごたえした数、遅刻した数、数、数…」
門限を破れば折檻され、ろくにご飯ももらえない…
由乃「私と同じ気分を味わうのはどう？」
『エリートたれ』という、パパとママの教育についていけなくなった私は、逆にパパとママを閉じ込めることにした。だって私の苦しさを知ったら、きっと私を大事にしてくれる…
ママ「この鬼子ォオ！！」ｶﾞﾝｶﾞﾝ!!
由乃「…！？」ｶﾞｰﾝ
ママ「どうしてアンタなんかをォオ！！」ｶﾞﾝｶﾞﾝ!!
きっと幸せになれると思ったのに…気づいた時には、パパもママも死んでいた。ママ「どうしてアンタなんかをォオ！！」ｶﾞﾝｶﾞﾝ!!
由乃「天野君の手紙…断ってくれてよかったぁ」ﾎｯ
予想通りユッキー逝ったぁあああああ！！
九郎「」ﾁｰﾝ
そして子安も逝ったァアアアアア！？
由乃「私にはまだ未来がある。彼を守り続ける限り、天野君のお嫁さんになれる未来が…それが……私の未来」
こうして、ヤンデレは誕生した…((ﾟДﾟ；)))ｱﾜﾜ
第18話感想：そういえば、ユッキーがなにか一大決意をしてた気がするが…まぁいいか。たぶんAパートの面白さには勝てないだろうし。うんうん…
由乃(馬～鹿！誰がお前等なんかと付き合うか！うわべだけしか見れない連中がァ！！)ﾆﾀｧ
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