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2025.01/13(Mon)

Blind Channelのドキュメンタリー5部作インターナショナルに公開中! 

Blind Channel_Everybody Pic_ Joona Mäki
(Pic: Joona Mäki)

昨年末をもって一時活動休止を発表したフィンランドの人気バンドBlind Channelですが、
昨年12月に「After Dark Side」という5部作のドキュメンタリーシリーズがフィンランドの国営放送のサイトYle Areenaで公開になりました。


Blind Channel: After Dark Side l Dokumenttisarja l Traileri

最初はフィンランド国内のみでしたが、しばらくしてインターナショナルに公開されました。
英語の字幕表示が出ます。

① 右下の字幕のマークをクリック
② Tekstitykset käännöstekstitysをクリック
③ Subtitles をクリック

「Dark Side」とは彼らがユーロビジョンのフィンランド代表になった時の曲名です。
その後彼らの人気が爆発!
というわけで、そのユーロビジョンの後何が起こったかを追ったドキュメンタリーです。

このドキュメンタリーを制作したVita Picturaの今日のSNSの投稿によると、1月19日まで公開だそうです。

ということでまだの方みれるうちにお早めにみてくださいね。👇

Blind Channel - After Dark Side ドキュメンタリー

ブラインド・チャンネルは世界で最も人気のオルタナティブ ロック バンドになりたい。そのためには、彼らを世界的な成功に導くアルバムを作らなければならない。その背景を暴くドキュメンタリーシリーズは君たちをレコーディングスタジオやヨーロッパ、アメリカ全土のバックステージに連れ込む。その舞台裏でバンドメンバー達は、これまでの困難だったことや学校でのいじめ、疲れ切ってしまったことなど、これまでになくオープンに心を開いた。

K1, J1: Isoin suomalainen bändi ikinä (23 min.)

1部: 史上最大のフィンランドのバンド

Dark Sideがヒットした後、それよりもっと大きな成功を収める新しいアルバムが必要になった。バンドはアイコニックなロス・アンジェルスの街にインスピレーションを求めに向かう。ヨーナスは学校でのいじめが彼にどんな影響を与えたか、音楽がどんなにすべてを変えたかを語る。


Blind Channel: After Dark Side | Meet Joonas | Vita Pictura

K1, J2: Suhteellisen raffi kesä (29 min.)

2部: 比較的手ごわい夏

次のヒット曲は書きあがった。バンドはレコーディングを始めるためスタジオに向かう。ヨーロッパツアーを行ってる最中のレコーディングは皆にストレスを与える。バンドのDJでプロデューサーでもあるアレックスはこれまでのキャリアでバーンアウトを体験していたので、落ち着いて対応する。


Blind Channel: After Dark Side | Meet Alex | Vita Pictura

K1, J3: Kyllä me vaan rundille lähetään! (29 min.)

3部: はい、ツアーでるよ!

アルバムを仕上げてる最中にドイツにMVの撮影に向かう。そのあとツアーが待ち受けているアメリカ西海岸に直行する。バンドは国外をツアーすることが多いが、彼らにとって北のルーツは重要だ。トンミやオッリは今でもオウルに住んでいて、カリフォルニアの太陽とオウルのケッロの広野を比べてみる。


Blind Channel: After Dark Side | Meet Tommi | Vita Pictura


Blind Channel: After Dark Side | Meet Olli | Vita Pictura

K1, J4: Vuoden päästä kaikki voi olla ohi (23 min.)

4部: 1年後にはすべてが終わっているかもしれない

バンドにとってこれまでで最大となるノキア・アリーナ公演が近づいてくる。その企画は全速で進んでいる。同時にバンドは全力を注いでアメリカのロックラジオにプロモ活動をする。「Exit Emotions」アルバムがリリースになる。ファンの反応は?バンドのヴォーカル、ヨエルは自分の人生について、ADHDがどう彼に影響を及ぼしたか心を開く。


Blind Channel: After Dark Side | Meet Joel | Vita Pictura

K1, J5: Onko tuolla jengiä? (31 min.)

5部: 観客いるだろうか?

真実の瞬間がやってきた:ニューアルバムにみんな興味を持ってくれただろうか?ファンはライブにくるだろうか?バンドはまずヨーロッパをツアーする。そして「Exit Emotions」アルバムのツアーはノキア・アリーナで最高潮に達する。ヴォーカルでソングライターのニコは奥深いメランコリーな感情と飲酒をやめたことについて語る。


Blind Channel: After Dark Side | Meet Niko | Vita Pictura

K1, J6: Blind Channel Watch Party (1h 58 min.)

番外: ブラインド・チャンネル ウォッチ・パーティ (フィンランド国内のみ)

12月19日After Dark Sideドキュメンタリーシーズの2つをYleXのエッラ・オッシとブラインド・チャンネルのニコとヨーナスと一緒にみた映像。

こちら制作したVita PicturaのYouTubeチャンネルで1月19日まで毎日このドキュメンタリーシリーズで削除されたシーンが公開になるそうです。
他にもこのブログで紹介しきれてないドキュメンタリーのクリップ映像(英語字幕付き)がたくさんアップされてるのでチェックしてみてくださいね。


Blind Channel: After Dark Side | Ken Pittman Loves the Band | Deleted Scene | Vita Pictura


Blind Channel: After Dark Side | Macaroni Casserole and Puppies | Deleted Scene | Vita Pictura

人気が出る前歌詞フィンランド語のポップな曲を書いてみたこともあるそうだけど、険しい道を選んだってことで正解!
フィン語ポップに流れなくてよかった!


Blind Channel: After Dark Side | Where Exit Emotions Was Born | Deleted Scene || Vita Pictura


Blind Channel: After Dark Side | Joel's Night Out | Deleted Scene | Vita Pictura

ヨエルがLost Societyのサミーと会ってるのは「ヘヴィ・トリップⅡ」でブラッドモーターのドラマー役のユッシ69オーナーのロックバーThe Riff。
そのあとオッリ・ヘルマン(Reckless Love、Popeda)が入ってくるバーはどこのバーでしょうね?

ドキュメンタリー公開期間、最初半年と目にしてた気がするんですが、予想外に早く終了のようなのでお見逃しなく!

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タグ : フィンランドFinlandロックメタルBlindChannelブラインド・チャンネルドキュメンタリー

【編集】 |  19:36 |  Blind Channel  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2024.11/17(Sun)

Sami Yaffa ☆ ”Asunnottomien yö” Kansalaistori Helsinki 17.10.2024 

ホームレスの問題について知識を広め、会話をし、ホームレスをなくし、ホームレスを事前に防ぐ市民運動をしているAsunnottomien (ホームレスの夜)のイベントが全国で開かれ、ヘルシンキのイベントはヘルシンキ中央図書館OodiI前の広場Kansalaistori で開かれ、Michael MonroeバンドやHanoi Rocksでも知られるSami Yaffaの無料ライブがあったので行ってきました。

こちらは会場の風景



30分ちょいのライブでした。

Sami Yaffa band Kansalaistori Helsinki 17.10.2024

Sami Yaffa band Kansalaistori Helsinki 17.10.2024

Sami Yaffa band Kansalaistori Helsinki 17.10.2024

Sami Yaffa
Sami Yaffa Kansalaistori Helsinki 17.10.2024

Linde
Linde Kansalaistori Helsinki 17.10.2024

Burton
Burton Kansalaistori Helsinki 17.10.2024

Janne Haavisto
Janne Haavisto Sami Yaffa band Kansalaistori Helsinki 17.10.2024

Sami Yaffa (1/4) @ Kansalaistori Helsinki



Sami Yaffa (2/4) @ Kansalaistori Helsinki



Sami Yaffa (3/4) @ Kansalaistori Helsinki



Sami Yaffa (1/4) @ Kansalaistori Helsinki



ライブ映像見たら気がつかれた方もいると思いますが、
SamiのソロバンドのギタリストはHIMで知られるLindeで、
キーボードもHIMで知られるBurtonです。
ドラマーはJanne Haavistoです。

この日結構寒かったのにSamiは半そでTでした。

会場周辺の景色はこんな感じ。



このホームレスのイベントでは食べ物や飲み物が無料で提供されていました。

ちなみにフィンランドのホームレスの数は昨年は3400人強だったそうです。
少しでもホームレスの数が減ることを祈ってます🙏

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2024.11/09(Sat)

Shiraz Lane ☆ Bar Loose Helsinki 28.09.2024  

今年5曲入りのアコースティックライブEP 「The Acoustic Archives」をリリースしたShiraz Laneは9月にヴァンター、ユヴァスキュラ、ヘルシンキを周るアコースティックのミニツアーを行いました。

その中で9月28日ヘルシンキの Bar Looseで行われたライブに行ってきました。

Shiraz Lane Bar Loose ヘルシンキ Helsinki 28_09_2024

アコースティックライブということで、ギタリスト2人はアコースティックギターでしたが、
途中でJaniはエレキに替えたので、アコースティックはMiki一人だけ。
ボーカルのHannes以外は椅子に座ってましたが、セミ・アコースティックライブって感じでした。

Shiraz Lane Bar Loose ヘルシンキ Helsinki 28_09_2024

ここの会場はステージ前にカメラマンスペースなどなく、
すぐ観客なのでステージ近すぎて音割れてますが、その時の一部ライブ映像です。

"Tidal Wave"


"Carnival Days"


"Begging for Mercy


"Harder to Breathe"


"You Will Remain"


"Behind the 8-Ball"


"Broken Into Pieces"


Eric Clapton"Layla"


"Beat of Your Heart"


"To the Moon & Back(1/2) "


"To the Moon & Back (2/2) "


"The Best - Tina Turner カヴァー (1/2) "


"The Best - Tina Turner カヴァー (2/2) "


セットリスト

Shiraz Lane Bar Loose ヘルシンキ Helsinki セットリスト 28_09_2024

Shiraz Laneのアコースティック"Acoustic Archives" EPは全曲YouTubeでアコースティックライブ映像が公開になってます。

【Read More・・・】

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2024.11/05(Tue)

The Whistleblower @ Bar Loose Helsinki 28.09.2024 

9月28日にヘルシンキのBar LooseでShiraz LaneThe Whistleblower のライブがありました。

まずはThe Whistleblowerのまとめです。

The Whistleblower Bar Loose Helsinki Finland Rock

2023年にヘルシンキで結成されたロックバンド!
バンドの存在は知ってましたが、ライブを観るのは今回はじめてでした。

ヴォーカル&ギターのAnthony Dawoudはその昔Smokin' Acesというロックバンドのヴォーカル&ギターでした。
「You Take My Breath Away」という曲が好きでした。
興味持った方はこちら➡ YouTubeでチェックしてみてください。

今回は新バンドThe Whistleblowerでの出演!

ちょっとブルースっぽい感じもする落ち着いたロックでした。

The Whistleblower @ Bar Loose Helsinki (1/4)


The Whistleblower @ Bar Loose Helsinki (2/4)


The Whistleblower @ Bar Loose Helsinki (3 /4)


The Whistleblower @ Bar Loose Helsinki (4 /4)


ダイジェストにまとめた動画は⏩こちらを。

The Whistleblower気になったらバンドのSNS (FB / インスタ) チェックしてみてくださいね。

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2024.11/02(Sat)

Michael Monroe @ Vuotalo Helsinki 2024年9月27日 まとめ 

この秋Michael Monroeはソロのアコースティックツアーをフィンランドで行いました。
こちらがそのスケジュール



まず9月27日ヘルシンキVuotaloでのライブに行ってきました。

初めて行く会場でしたが地下鉄のVuosaari駅からすぐで便利でした。



フィンランド ヘルシンキ Vuotalo 外

建物の中にはライブホールの他カフェと図書館も入っていて、早くから開いています。

こちらはカフェ。

フィンランド ヘルシンキ Vuotalo Cafe カフェ

こちらは図書館。
フリーのWi‐Fiもありました。

フィンランド ヘルシンキ Vuotalo Kirjasto 図書館

トイレもあって、ホールが開くまで待つ時間便利です。

フィンランド ヘルシンキ Vuotalo WC トイレ

外は小雨が降っていました。
この日のライブはソールドアウト❣

フィンランド ヘルシンキ Vuotalo Michael Monroe マイケル・モンロー アコースティックライブ 2024年9月27日

中には会場Vuotaloのパンフレットも置かれていて、表紙がマイケル・モンローでした。

フィンランド ヘルシンキ Vuotalo Michael Monroe マイケル・モンロー アコースティックライブ 2024年9月27日

ソロのアコースティックライブとあって、この日は45曲リストを作っていて、その中から気が向いた曲を演奏したり、観客からリクエストが飛ぶとそれに答えたりもありました。

⭐"Hammersmith Palaisi"


"Stained Glass Heart"


"Let's Live For Today"


"Russian Roulette"


"Deadtime Stories"


"Tragedy"


"You Crucified Me"


長いライブで一部しかとってませんが、まだ続くので、長くなりそうなので、この後は追記 【Read More・・・】を開けてみてください。

この日の会場ライブハウスではなくて、演奏時間が18時~20時と決められてたようなんですが、
20時過ぎても続けるマイケル。
20時半ぐらいになってセキュリティの方からもうすぐ会場閉まると声が飛び、
一度ステージから引っ込んだものの、アンコールに答えてまた出てきて、
結局20時40分ぐらいまで時間オーバーして2時間40分のライブでした。

【Read More・・・】

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【編集】 |  18:45 |  Michael Monroe  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2024.10/07(Mon)

Blind Channel 今年終了後無期限の活動休止を発表!12月にドキュメンタリー映像公開! 

今年6月初来日公演も実現したフィンランドの人気バンドBlind Channelブラインド・チャンネル)ですが、
無期限の活動休止と12月にドキュメンタリー映像公開が発表になりました。

Blind Channel_Everybody Pic_ Joona Mäki
Pic: Joona Mäki

こちらがバンドのステートメントです。



ステートメントの和訳ソニーミュージックのニュースより:

この4年間、俺たちは夢見た以上のことを経験してきた。

2枚のスタジオ・アルバムと300回に及ぶ世界各地でのライヴを終え、そろそろロウソクが両端から燃え尽きてしまう前に吹き消す時が来たんだ。2024年末をもって活動を休止することを決めた。いつまでかはわからないが、スポットライトから一歩退いて、将来について考える時が来たんだ。

ありがたいことに、ここ数年の狂騒は徹底的に丁寧に記録されている。

「アフター・ダーク・サイド」というドキュメンタリー映像作品が12月に公開される。このドキュメンタリーは、バンドの最もワイルドな時代、メンバーの日常生活、浮き沈み、そのすべてを残酷なまでに正直に描いている。

その前に、イギリスでの2週間のツアー、そしてもちろん11月から12月にかけてのフィンランド全土を回る特別にレアなクラブ・ツアーで、俺たちのライヴを見ることができる。長年にわたって応援してくれたファンに心から感謝している。
なんて旅だったんだろう.。


心を込めて。

ブラインド・チャンネル

今朝今年いっぱいで無期限活動休止を発表したBlind ChannelJoelNikoJoonasがMTV3の朝の番組Huomenta Suomi にゲスト出演しました。



ゲスト出演の映像は下記の記事内にもありますが、 こちらでもみれます。



この時の話によると、夏の初めバンド内でこの決断をし、今朝それが発表になって実感しているとNiko。

Joonasによると、サマーコテージでその話がでて、コテージに来る前は自分たちが活動休止に入ることは知らなかったものの、コテージでサウナとホットタブの香りに包まれた中でその決断が生まれたそうです。

コテージにはドイツのレーベルの代表が一緒で、俺たちが疲れてるように見え、しばらくライブは休んでまず自分達の健康と芸術の創作に力を注いでみたらどうか、世界で最強のアルバムを制作し、活気が再び戻ってくるまで活動を休止したらどうかと提案され、それはベストなアイデアだったとJoelは語っています。

さらにあの1曲(Dark Side)のあと、自分の身体と心は限界を超えていて、精神を落ち着かせる必要がある。
まずしっかり寝て食べて自分の住むアパートを見つける。
そのあとで、ギターを手に持って新しい曲を作るかどうか考えると語っています。
LAとかロンドンに飛ぶかわりに、自分のルーツのある地元オウルに戻って曲作りをするとも語っています。

Nikoはまずヒゲをはやして、普通の日常生活をする。
おかしなことに俺たちにとっては日常生活が日常ではないからと語っています。

Joonasがコスケンコルヴァ(ウォッカ)を飲んで精神を休めると語ると、Joelから俺は飲まないと声が飛んでます。

この記事の最初に短いインタビュー映像がありますが、バーンアウト(燃え尽きる)しかけていたこと。
活動休止のアイデアが出た時、みんなちょっとひいたけど、今後もバンド活動を続けるにはそれがベストとなったようです。
どのくらい活動休止かは、2年かもしれないし20年かもしれないと語っています。

5部構成の「After Dark Sideドキュメンタリーシリーズは12月16日に公開予定でYle Areenaで国外からも公開後6カ月見ることができるそうです。

こちらにこのBlind Channelドキュメンタリーのトレーラーが出ています。



Blind Channel: After Dark Side l Dokumenttisarja l Tiiseri

この活動休止ニュースはフィンランドのあちこちのメディアで大きく報道されました。

こちらは大手日刊紙Ilta Sanomatの記事



このインタビューの中でJoelは、
「もしこの勢いで続けていたらどこかでバーンアウトになり、そのうちどこかでバンド解散になってたと思う。」

Nikoは
「この3年間で300以上ものライブをやった。その合間に2枚のアルバムを作ってシングルをリリースしMVも10本ほど作った。
そのまま続けることもできたけど、そうするのは正しくないと急に思い始めた。」

「もう長いこと楽しいと思えなくなっていた。この春の北米ツアー中、ペンシルベニアだったかトラックストップに停車してシャワー浴びて、汗かいたホットドックを手にしたとき、ここにはいたくないと思った。
その時点でヨーロッパと北米ツアーぶっつづけに50公演をこなしていた。

ツアーすることができ、ストリーム回数も増え、
描いていた夢の生活だったはずだけど、楽しむことができなくなっていた。」
とJoelは続ける。

長年バンド活動を続けてきていたので、活動休止は最初ちょっとひいてしまったけど、
それが決まってからは例えばドイツの Wacken Open Air フェスで1万5千人の観客を前にしたライブは楽しむことができた。

この後予定しているイギリスとフィンランド国内ツアーも同じようなフィーリングを保つことができるだろうと語っています。
今年のこの後のツアーは3月にリリースになったアルバム『Exit Emotions』と活動休止前のツアーをかけて「The Final Emotions」ツアーというタイトルにしたそうです。

The RasmusやVille Valo(HIM) とも仕事したことのある マネージャーのAntti Eriksson は、Blind Cahnnelの人気爆発のあと夢に描いていた世界が、だんだんと重くのしかかってくるのはまるで何かの映画のようだと語っています。

バンドは活動をやめるわけではなく、ツアーがなくソーシャルメディアの更新も少なくなると思うけど、音楽を作ることはやめない。
今後はツアー中にはニューアルバムを同時に作らないことにするとのこと。

ルーツに戻ってバンドの地元オウルに戻って車庫でほんとの楽器をもって演奏したらすごく楽しかったとのこと。

Joelは不眠症を治したいとも語っています。

今はこうするのがバンドにとって必要であってさよならとは言ってないとのことです。


Helsingin Sanomatの記事



だいたい内容は似てますが、
バンド解散を避けるためにバンドを休止する。

Joelはティーンの頃からの夢だったからと極限まで頑張ってみたものの、
バーンアウトに近いとこまで行き、睡眠不足と食がとれなくなっていた。

Nikoは自分たちのドキュメンタリーを見て、自分がどんなに疲れてたかに気がついたそうです。

夏にサマーコテージでドイツのレーベルの代表に、活動休止を提案されるまで、それに気がつかなかったそうです。

活動休止中はバンドのルーツに戻ってオウルで曲作りをするそうです。

こちらはもう一つの大手日刊紙 Iltalehti の記事です。

こちらも同じような内容ですが、この記事のビデオの中でJoelとNikoが活動休止中に何をするかを答えてます。

Joel : 寝ることができるようにする。
     住まいを見つける。
     自然の中を散歩する。

Niko: 狩猟採集民になる。
     猫と遊ぶ。
     急がず、デッドラインもなくゆっくり曲を作るだろう。

とのことです。

バンドはしばらくお休みするだけで、期間はわからないけど戻ってくるとのこと。

Voice.fi



要点をまとめると:
ニコ:活動休止は夏の初めに決めたものの、発表したら実感がわいてきた。もうキャンセルはできない。でもこれは今現在自分たちにとってベストな決断だった。

バンドが活動休止にはいると、そのまま解散になる場合も多いけどあなたたちは復活するのね?との質問には

ヨエル:このまま続けてたらキャンドルの両端から燃え尽きてしまって、バンド解散にもなりかねないのでそれを防ぐためでもある。

ニコ:復帰の期間は決まってるわけではなくて、原点に戻ってインスピレーションを探して曲作りをする。
レコ社からは、もし2週間でいいアルバムが出来上がるなら活動休止は2週間でもいいし、2年でも20年でもいいといわれて理解があって感謝してると。
ヨエル:決まってるわけじゃないけど、今すぐ答えなきゃならないとしたら半年から2年ぐらいじゃないかと思う。

活動休止を決めた工程は
ニコ:ドイツのレコ社の代表者とマネージャーと一緒にコテージに行った時、まずバンドから次のアルバムはツアー中には作らない。アルバム制作とツアーはわけることを提案したら、レコ社の代表が2022年からこれまでのスケジュールのリストをあげていって、年に100回の公演の他にMV10本、1500本ほどの取材にこたえ、ロンドンやLAでレコーディングなど、飛行距離も半端なくあまり休んでる暇がなかったことがわかった。それはドキュメンタリーを見てくれればわかると。
自分でドキュメンタリーを観たら、自分がどんなに疲れてたかがわかった。

中指から始まった物語はすべて語りつくせたので、何か次に語る新しい物語が見つかったら戻ってくるとのこと。

最初は突然活動休止は恐ろしくも感じて戸惑ったけど、自分の健康を考慮してもベストな決断で、メンバー全員意見一致したそう。

ニコ:バンドを活動休止して復帰した時ファンが興味をなくす恐れもあるけど、このまま続けてて興味をなくされる恐れもある。その2つの選択だったら最初の方を取る。

ヨエル:ユーロビジョンのフィンランド代表になって以来不眠症で、両親も心配していた。不眠症を治して、精神を整え、食事がちゃんとできるようにし、住まいを見つける。
まずは来年1月に数週間スペインに行く。

ニコ:ここのところラジオヒットを作るため、周りの協力を受けて曲を作っていたけど、まず原点に戻って自分たちがいいと思う音楽を作りたい。


他音楽メディアの記事です。

BURRN! Online



SOUNDI



KAAOSZINE



VOICE.FI

RUMBA



Metalliluola



Kerrang!



まとめると、春のヨーロッパ、北米、日本を周るツアーの後、コテージを訪れたドイツのレーベルの代表がメンバーがバーンアウト寸前なのに気がつき、活動休止を提案。
最初はちょっと戸惑ったものの、このまま続けていたらどこかでバンド解散となってしまいそうで、それを回避するために今年のツアーが終了後活動一時休止することに。
休止の期間は今現在ではわからないものの、戻ってくるとのこと。

12月16日に5部構成の「After Dark Side」ドキュメンタリーシリーズがYle Areenaにて全世界に向けて半年間公開になる。

Backstreet Boysのカヴァーで「EVERYBODY (BLOODBROS BACK)」まだ見てない方はこちらを要チェック!


Blind Channel - EVERYBODY (BLOODBROS BACK) [Official Music Video]

原曲と歌詞がかわっているのにも注目を。
 Am I emotional?
 Am I the lonely one?
 Am I sick to the bone?
、、、
 Am I unfixable?
 Am I the unholy one?
 Am I miserable?
、、、
 Bloodbros back
、、、
 This violent pop music will be coming back again

春のフィンランドのNOKIA ARENA公演のライブ映像も公開になってます。



Blind Channel - EVERYBODY (BLOODBROS BACK) Live at Nokia Arena

ということで、まずはドキュメンタリー公開を待って観ながら、バンドが戻ってくるのを待ちましょう!

≪追加≫
BARKS【連載】Hiroのもいもいフィンランド にも記事を書いたのでまだの方読んでみてくださいね。


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【編集】 |  15:56 |  Blind Channel  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2024.09/24(Tue)

Crashdïet ( クラッシュダイエット) ☆ On The Rocks ヘルシンキ 2024年9月7日 

スウェーデンのバンド Crashdïet の延期になっていたフィンランドツアーがこの秋ついに実現!
ヘルシンキ公演を On The Rocks に観にいって来た。

Crashdïet On The Rocks クラッシュダイエット ヘルシンキ フィンランド ライブ 2024年9月7日

2021年1月フィンランドのクラブを周るツアーが予定されていたもののコロナで1年延期したものの実現せず。
2023年6月Hyvinkääで開催されたRockfestに出演のあと秋に単独のフィンランドクラブツアーが予定されていたもののボーカルGabriel Keyesの健康上の理由で延期に。
今年2月ボーカルのGabriel Keyesの脱退が発表になり、同じくスウェーデンのバンドConfessのボーカルJohn Elliotが新ボーカルに加入が発表になった。
加えてEric Youngの代わりにツアードラマーを務めたりしていたギタリストのMartin Sweetの兄弟のMichael Sweetが正式メンバーに加わった。

この日のライブはソールドアウト!



この秋のフィンランドツアーでは子供が病気とのことでベースのPeter Londonは参加できず、代わりに新ボーカルの別のバンドConfessのベースLudwig Nordlanderが急きょ参加。

ライブ後に聞いた話では、このライブの1週間前にはまだフィンランドツアーに参加することになるとは思ってもいず、週初め2日間で練習し、水曜にはフィンランドに渡るフェリーにのっていたと語ってました。



















「We Die Hard」のとき、ボーカルのJohnが目の前に来た時、私のスマホを手に取って観客を映して返してくれました!



Johnがスマホをとって観客を映してくれた動画をインスタに投稿していたらバンドのオフィシャルでシェアしてくれてました😊



最後の曲ではこの日のサポートだったThe Vantagesをステージに呼びわいわい楽しく終了。



彼らのライブを観るのは初めてだったものの、新ボーカルの別のバンドConfessを以前H.E.A.T.のヘルシンキ公演のサポートで観て気に入ったので、観に来てみたらライブすごくよかったです。
ボーカルに運がないバンドってイメージがあったのですが、今度こそうまくいきますように!

セットリスト:


1. Knokk ’Em Down
2. Riot in Everyone
3. So Alive
4. Cocaine Cowboys
5. Together Whatever
6. Rust
7. Native Nature
8. It’s a Miracle
9. Chemical
10.Breakin’ the Chainz
11. Falling Rain
12. Queen Obscene / 69 Shots
13. We Die Hard
14. Generation Wild

彼らもライブ後は物販に出てきて、自然にファンとのミーグリになってました。
昔からのファンの方も多かったとみられ、凄く長話しのファンもいました。
すごくフレンドリーな対応で好感度アップ!

翌日今回のライブ会場近くを通りかかったら、なんとギタリストとドラマーの兄弟が会場前に車停めて、車に荷物を運び入れてるところに遭遇。
話しかけて、彼らが車で去っていく時手をふったら、振り返してくれました。
少し進んだとこが行き止まりだったのか、なんとUターンして戻ってきたので、
また手をふったら、今度は車の窓ガラス開けて手を外に出して振り返してくれてさらに高感度アップ❣
フェリーでスウェーデンに帰ると言ってました。

また来年フィンランドに来る予定もあるようなことを言ってたので、単独公演があれば行きたいです。
確か前回の来日公演は2公演目、ボーカルなしで出演したんでなかったかな?と思うので、新ボーカルになったし、また来日あったらいいですね。

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