To .でご機嫌ディナー(2)@間之町通御池上ル
2025
11
で、色々ネタが前後するのですが、1/3のディナーネタがこちら。
「2014年 心に残った12軒」でもご紹介したイタリアン居酒屋「Syn」 (シン)のご店主が勤められていたお店で、かなり以前から再訪狙っていたお店がこちら。
昨年、甥っ子夫婦を連れて行ってオオウケした京都市役所前の人気イタリアン「Fudo」の2号店、「To .」(トゥ)なり。思いついてぱっと予約が入る様なお店ではないのですが、今回はお正月明け早々に行くお店にしよう!と3週間ほど前に予約。ま、その時点でもいい時間帯は席が埋まっていてオープン時間の17:00予約のみが空き!という状況。予約競争は激しいわけで。
この前にまたゼビオの「1038」に年始の挨拶がてら吞みに行っていて(滝汗)予約時間7分過ぎぐらいだったのですが、店内に入ると既に半分以上席が埋まっていてビックリ! 前回ネタが2022年のこちらです。お聞きしたところによると、1/2からオープンされていた模様です~。
カウンター席の真ん中に入れてもらい、とりあえず、何を呑もうか~!ということに。お酒の種類は非常に豊富で、我々的にはグラスで頂ける日本酒が色々あるのが嬉しい。ビールとハイボールは1038(トミヤ)で呑んできているので、いきなり日本酒とワインを注文。
ワタシは珍しくにごり酒から。岐阜県は大塚酒造謹製「竹雀 超辛口純米 うすにごり生」からスタート。超辛口!ということなのですが、にごりなのでコメの旨味もありつつ、お料理に合わせやすそうな一品。相方は・・・
自然派ワインを色々置いているお店なのですが、仏シュッド・ウエストから「Dom. du Moncaut - Heita Blanc 2023 」なり。コロンバール主体のアッサンブラージュですが、ALC度数12.9%で呑みやすく、コクもそれなりに。
料理を決めきれないので、長考モードに。とりあえず、相方と協議し、絶対に食べたいものを順に抜き出したらあっという間に5品になったので、それを注文。
一品目はおしのぎから。「無花果バターと生ハムのリエットの麩ルスケッタ」¥660なり。ブルスケッタならぬ麩ルスケッタなのですが、カリカリバゲットではなく、薄切りの麩!の上に乗っかっているのは無花果バター!、接着剤が生ハムのリエット!という変態な布陣。ま、一口でパックリ頂けるおつまみですが、のっけからシミジミウマ!
二品目。「鰆のカルパッチョ 青海苔酢と柑橘」\1760なり。いいお値段なのですが、カルパッチョというには1.5cm厚以上!という肉厚すぎる鰆を注文を受けてから炙りはじめるわけで。海苔の香りが印象的で甘酸っぱい青海苔酢、更にカボスという布陣。添えてある野菜類もセロリなどの香りの強いものを敢えて持ってきているのが工夫。ウマー!以外の感想無し。
ワタシはお酒二杯目に突入。群馬県は「町田酒造 特別純米 五百万石 無濾過生酒 限定直汲み」を。いやー、既に忘却の彼方!なのですが、ま、お料理に合わせやすい系で間違いはないのだ。
お料理三品目。ラディッシュにこんもりと葉野菜しっかり系ですが、何を注文したのだっけ?と思ったら・・・
葉野菜の下から出てきたハムっぽい蝦夷鹿のスライス。「蝦夷鹿とワイルドクレソン 山椒のお浸し」¥1480なり。これまた癖の強い食材のオンパレード!なのですが、ちゃんとバランスが取れているわけで。ソースは青山椒がころころと入っている塩だれ系なのですが、実は味付けのメインは乾燥梅パウダー。これまた全然有りえるお味。
私はお料理一品に日本酒合わせる危険なモードに突入(汗)。岩手は紫波酒造店謹製「紫宙(しそら)純米吟醸 ハートラベル 本生」なり。基本日本酒グラスは¥770均一! 多分今回初挑戦のお酒ですが女性杜氏さんらしく旨かったような!
相方はこの後も肉料理なのを確認し、軽めなのを!と、アルザスの赤を。「Yann Durrmann Rouge de Pinot Noir 2023」。フレッシュでアルコール低め(11.8%)で呑みやすい一品。こういうのを吞んでいると健康になれそう!というイメージ(汗)
お料理4品目は「よだれ鴨 胡瓜と生姜 洋ナシ」¥1430なり。正によだれ鶏タレと同じような四川風ピリ辛タレなのですが、角切りに切った洋ナシの甘さ、それに千切りの生姜がめっちゃ自己主張。いやー、本日一!と思ったら、今回もラストの皿が僅差で一位でした。
更に日本酒。季節限定の地元の酒なので呑まないとでしょう!と、伏見は招徳酒造謹製「招徳 純米吟醸 賀正ラベル」を。巳年ですので!
お料理五品目。「サルシッチャ麻婆豆腐」¥1430なり。いやー、全然本格四川風麻婆豆腐ではない!のですが、これも非常に美味しい。麻婆豆腐の味の骨格は、やっぱり肉から染み出たダシなのだ!と再認識した一品。
サルシッチャはイタリアの腸詰で、概ねこうゆう料理に使う時は皮から出した身の部分を使うのですが、ほんのりとローズマリーが利いたお洒落なお味。上に掛けてある黒いパウダーは、花椒ではなく「黒七味!」という外し度合い。甘味噌や豆鼓を利かさなくても旨い麻婆豆腐というのはあり得るのだ!という再発見まであるわけで。麻婆豆腐好きに特にオススメいたします。これも同率本日二!
で、初めに注文したのが出てきたので〆を注文するのですが、テンポよくお料理が出てくるのでまだ入店後1時間20分!という時間帯。もうちょっとだけ吞みたいねえ!と・・・
更に日本酒を追加して相方とシェア。(今日は朝から運動していたのでよく呑みます・・・汗) 島根は板倉酒造謹製「天穏 純米 無濾過生原酒 新酒」なり。いやー、超旨かったように思うのですが・・・汗 更に小さめのアテも注文。
六品目は「パルミジャーノと唐墨のフライドポテト」¥950なり。概ね想像通りのお味ですが、これも裏ナンバー1の称号を捧げたい旨さでした。(この量が一瞬で無くなる訳で・・・汗汗汗)
で、〆なのですが・・・
「龍の卵のカルボナーラ風おじや」¥800なり。ソースは玉子もチーズの超濃厚なカルボナーラそのものなのですが、それでリゾットじゃなく、おじやなわけで。
香り高い黒胡椒がたっぷり! 絶対自宅でも作ってみようと思った一品。いやー、最後まで大大大充実。
以上で〆て、グラスワインが2、日本酒グラスが5と結構しっかり呑んで、支払いで更にビックリするのですが¥13000チョイ!でした。これは想像以上にお安い!という感想。(突き出しが無いのが大きいかもですな)
最近、京都市内でイタリアンや洋食、中華をベースに、和食材を組み合わせたカウンター居酒屋割烹的なお店が増殖しているのですが、多分、そのヒントになったのがこちらなのではないかと邪推しております(滝汗)。イタリアンと和食材の組み合わせ、間に挟まる中華系な一品など、酒のアテにイイ感じの洒落たラインナップ。正に料理にも拘る日本酒吞み向け一軒。(普通はワインを呑まれるように思いますが・・・汗) また年内にやってくる気満々店です。気になる方は、早めにネット予約を入れましょう~(汗)
◆To .(トゥ)
住所:京都市中京区御池高田町500 ポポラーレ御池 1F
営業時間:17:00~23:00 木休
TEL:075-708-3720
「2014年 心に残った12軒」でもご紹介したイタリアン居酒屋「Syn」 (シン)のご店主が勤められていたお店で、かなり以前から再訪狙っていたお店がこちら。
昨年、甥っ子夫婦を連れて行ってオオウケした京都市役所前の人気イタリアン「Fudo」の2号店、「To .」(トゥ)なり。思いついてぱっと予約が入る様なお店ではないのですが、今回はお正月明け早々に行くお店にしよう!と3週間ほど前に予約。ま、その時点でもいい時間帯は席が埋まっていてオープン時間の17:00予約のみが空き!という状況。予約競争は激しいわけで。
この前にまたゼビオの「1038」に年始の挨拶がてら吞みに行っていて(滝汗)予約時間7分過ぎぐらいだったのですが、店内に入ると既に半分以上席が埋まっていてビックリ! 前回ネタが2022年のこちらです。お聞きしたところによると、1/2からオープンされていた模様です~。
カウンター席の真ん中に入れてもらい、とりあえず、何を呑もうか~!ということに。お酒の種類は非常に豊富で、我々的にはグラスで頂ける日本酒が色々あるのが嬉しい。ビールとハイボールは1038(トミヤ)で呑んできているので、いきなり日本酒とワインを注文。
ワタシは珍しくにごり酒から。岐阜県は大塚酒造謹製「竹雀 超辛口純米 うすにごり生」からスタート。超辛口!ということなのですが、にごりなのでコメの旨味もありつつ、お料理に合わせやすそうな一品。相方は・・・
自然派ワインを色々置いているお店なのですが、仏シュッド・ウエストから「Dom. du Moncaut - Heita Blanc 2023 」なり。コロンバール主体のアッサンブラージュですが、ALC度数12.9%で呑みやすく、コクもそれなりに。
料理を決めきれないので、長考モードに。とりあえず、相方と協議し、絶対に食べたいものを順に抜き出したらあっという間に5品になったので、それを注文。
一品目はおしのぎから。「無花果バターと生ハムのリエットの麩ルスケッタ」¥660なり。ブルスケッタならぬ麩ルスケッタなのですが、カリカリバゲットではなく、薄切りの麩!の上に乗っかっているのは無花果バター!、接着剤が生ハムのリエット!という変態な布陣。ま、一口でパックリ頂けるおつまみですが、のっけからシミジミウマ!
二品目。「鰆のカルパッチョ 青海苔酢と柑橘」\1760なり。いいお値段なのですが、カルパッチョというには1.5cm厚以上!という肉厚すぎる鰆を注文を受けてから炙りはじめるわけで。海苔の香りが印象的で甘酸っぱい青海苔酢、更にカボスという布陣。添えてある野菜類もセロリなどの香りの強いものを敢えて持ってきているのが工夫。ウマー!以外の感想無し。
ワタシはお酒二杯目に突入。群馬県は「町田酒造 特別純米 五百万石 無濾過生酒 限定直汲み」を。いやー、既に忘却の彼方!なのですが、ま、お料理に合わせやすい系で間違いはないのだ。
お料理三品目。ラディッシュにこんもりと葉野菜しっかり系ですが、何を注文したのだっけ?と思ったら・・・
葉野菜の下から出てきたハムっぽい蝦夷鹿のスライス。「蝦夷鹿とワイルドクレソン 山椒のお浸し」¥1480なり。これまた癖の強い食材のオンパレード!なのですが、ちゃんとバランスが取れているわけで。ソースは青山椒がころころと入っている塩だれ系なのですが、実は味付けのメインは乾燥梅パウダー。これまた全然有りえるお味。
私はお料理一品に日本酒合わせる危険なモードに突入(汗)。岩手は紫波酒造店謹製「紫宙(しそら)純米吟醸 ハートラベル 本生」なり。基本日本酒グラスは¥770均一! 多分今回初挑戦のお酒ですが女性杜氏さんらしく旨かったような!
相方はこの後も肉料理なのを確認し、軽めなのを!と、アルザスの赤を。「Yann Durrmann Rouge de Pinot Noir 2023」。フレッシュでアルコール低め(11.8%)で呑みやすい一品。こういうのを吞んでいると健康になれそう!というイメージ(汗)
お料理4品目は「よだれ鴨 胡瓜と生姜 洋ナシ」¥1430なり。正によだれ鶏タレと同じような四川風ピリ辛タレなのですが、角切りに切った洋ナシの甘さ、それに千切りの生姜がめっちゃ自己主張。いやー、本日一!と思ったら、今回もラストの皿が僅差で一位でした。
更に日本酒。季節限定の地元の酒なので呑まないとでしょう!と、伏見は招徳酒造謹製「招徳 純米吟醸 賀正ラベル」を。巳年ですので!
お料理五品目。「サルシッチャ麻婆豆腐」¥1430なり。いやー、全然本格四川風麻婆豆腐ではない!のですが、これも非常に美味しい。麻婆豆腐の味の骨格は、やっぱり肉から染み出たダシなのだ!と再認識した一品。
サルシッチャはイタリアの腸詰で、概ねこうゆう料理に使う時は皮から出した身の部分を使うのですが、ほんのりとローズマリーが利いたお洒落なお味。上に掛けてある黒いパウダーは、花椒ではなく「黒七味!」という外し度合い。甘味噌や豆鼓を利かさなくても旨い麻婆豆腐というのはあり得るのだ!という再発見まであるわけで。麻婆豆腐好きに特にオススメいたします。これも同率本日二!
で、初めに注文したのが出てきたので〆を注文するのですが、テンポよくお料理が出てくるのでまだ入店後1時間20分!という時間帯。もうちょっとだけ吞みたいねえ!と・・・
更に日本酒を追加して相方とシェア。(今日は朝から運動していたのでよく呑みます・・・汗) 島根は板倉酒造謹製「天穏 純米 無濾過生原酒 新酒」なり。いやー、超旨かったように思うのですが・・・汗 更に小さめのアテも注文。
六品目は「パルミジャーノと唐墨のフライドポテト」¥950なり。概ね想像通りのお味ですが、これも裏ナンバー1の称号を捧げたい旨さでした。(この量が一瞬で無くなる訳で・・・汗汗汗)
で、〆なのですが・・・
「龍の卵のカルボナーラ風おじや」¥800なり。ソースは玉子もチーズの超濃厚なカルボナーラそのものなのですが、それでリゾットじゃなく、おじやなわけで。
香り高い黒胡椒がたっぷり! 絶対自宅でも作ってみようと思った一品。いやー、最後まで大大大充実。
以上で〆て、グラスワインが2、日本酒グラスが5と結構しっかり呑んで、支払いで更にビックリするのですが¥13000チョイ!でした。これは想像以上にお安い!という感想。(突き出しが無いのが大きいかもですな)
最近、京都市内でイタリアンや洋食、中華をベースに、和食材を組み合わせたカウンター居酒屋割烹的なお店が増殖しているのですが、多分、そのヒントになったのがこちらなのではないかと邪推しております(滝汗)。イタリアンと和食材の組み合わせ、間に挟まる中華系な一品など、酒のアテにイイ感じの洒落たラインナップ。正に料理にも拘る日本酒吞み向け一軒。(普通はワインを呑まれるように思いますが・・・汗) また年内にやってくる気満々店です。気になる方は、早めにネット予約を入れましょう~(汗)
◆To .(トゥ)
住所:京都市中京区御池高田町500 ポポラーレ御池 1F
営業時間:17:00~23:00 木休
TEL:075-708-3720
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