空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

セミ

 おはよう!

 ぼくは

 セミです。

 

 地上に やっと でて これたのが

 うれしくて うれしくて うたっています。

 

 空だよ 空だよ

 空が みれて うれしいな。

 

 風だよ 風だよ

 風に ふかれて うれしいな。

 

 光だよ 光だよ

 光に つつまれて うれしいな って。

 

 だいすきな 夏の においの なかで

 ちから いっぱい うたって いると、

 ますます うれしく なって

 こころが かがやく のです。

 

 そしてね

 ずっと あいたかった お日さまに、

 やっと あえた お日さまに、

 よろこびの 歌を うたいます。

 

 ありがとう ありがとう

 しあわせ しあわせ

 

 と、 なんどでも なんどでも。

 

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