JAZZときどきROCKなバンドThree Primary Colorsの1stアルバムをレビューしてみる。

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2013 02:05:27

JAZZときどきROCKなバンドThree Primary Colorsの1stアルバムをレビューしてみる。

メロウ、ピュア、グルーヴィで音の三原色。

Three Primary Colorsというバンドが1stアルバム
「Three Primary Sounds」をリリースしたのでレビューを。

Three Primary Colors（以下、TPCと略します）は、ざっくり言うとジャジーなロックバンドです。
自分なりの解釈で言い切ってみたものの、本当はファンクというジャンルらしいのです。
カテライズについては良くわからないので、まずはトレーラーでも見ながら雰囲気を掴んでもらえればと。

Three Primary Sounds

posted with amazlet at 13.12.11

Three Primary Colors
TPS-RECORDS/JUNONSAISAI RECORDS (2013-12-04)
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1. the rumio
2. just call my name
3. play,play,play!!!
4. groove on
5. night gradation
6. waltz for you
7. loop of waking
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トレーラーは「just call my name」でした。渋いですね！
こんな感じで、全体的にすごくオシャレな曲で固められています。
これからちょうどパーティシーズンなので、ホームパーティとかでかけたらすごく良そう。
ドレスコードとか決めて、みんなでオシャレして集まるようなイメージ。

個人的なオススメは聴いてもらえる宣伝用音源が無くて残念なんだけど5曲目の「night gradation」と6曲目の「 waltz for you」。
「night gradation」はテンポがころころ変わったりしてすごく気まぐれ。自由な感じがして軽やかです。
「 waltz for you」はバラード。一日の疲れを癒すような、優しい曲。お風呂で聴いたりしてます。

下の方でもうひとつ動画を貼るので、そっちの曲も聴きつつ気に入ってくれた方はぜひともご購入いただければと思います！

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さて、ここからはちょっとマニアックな視点から多少ねちっこくTPCを紹介します。

まずメンバーはこのブログでも何度か紹介したことのあるバンドno entryからスピンオフしたような構成。

山城徹(Guitar/Vocal)、村田エミ(Keyboard/Synth Bass)、小熊悟史(Drums)によるトリオバンド。
メロウでピュアでグルーヴィ、それぞれの個性を調和させ音の三原色「three primary sounds」を目指す。

2011年に6月に結成、
2012年より都内を中心に演奏活動を始める。
ライブハウス、ジャズバー等で精力的に活動している。

ちょっと横道にそれますがno entryはJAMバンドです。
ボーカルを中心にいくつもの音を重ねて、フィーリングを確かめ合いながら混ぜて展開する伸びやかなライブ。
空間演出を含めた総合的なパフォーマンスが特徴的です。
no entryが絵画なら、そこから派生したTPCはもっとミニマル。光の三原色と同じで、3人合わせてひとつの色を作ってる感じかな。

各々が良い意味でわがままに主張し合って成り立っている印象。
存在感が良い感じに鮮やかですね！テクニカルな演奏にニヤニヤしてしまいます。

以前デモCDをもらって他の曲を何曲か聴いた時とかアーティスト写真が公開された時には、まるで同類だと信じていた友人が急に色気づいた時に感じる一抹の寂しさ的な感じで「上手く化けるもんだねー」なんて思ったけど、CDがいよいよ発売になってよく聴いてみたら全く印象が違った。

http://youtu.be/_5N1RM5AsKU by starmix（スタミ）, on Flickr"> 今日は高校の時からの友人がやっているバンドThree Primary Colorsの1stアルバム「Three Primary Sounds」の発売日！ってことで秋葉のタワレコ行って来たよ。メロウ、ピュア、グルーヴィの音の三原色ということらしいです。ジャズとロックの間くらいのステキな音色！<a href=

今日は高校の時からの友人がやっているバンドThree Primary Colorsの1stアルバム「Three Primary Sounds」の発売日！ってことで秋葉のタワレコ行って来たよ。メロウ、ピュア、グルーヴィの音の三原色ということらしいです。ジャズとロックの間くらいのステキな音色！<a href=

http://youtu.be/_5N1RM5AsKU">

このアルバムで一曲だけ、トレーラーの二つ目に貼った「play,play,play!!!」には歌が入っています。
すまし顏決めていたはずのサウンドにヤマシロールがメロディックハードコアに乗せるような歌声をかぶせてきて正直暑苦しいし上手くないなと思ったけれど、これが良いんです。
そういうわかりやすいところからマニアックなところまで、よく聴くと所々彼らが今までに作ってきた音楽に通じてるんですよね。
これは一見さん的にはオリジナリティとして注目だし、これまでのリスナーはきっと嬉しいですよね。

だって私が嬉しいんだもの。