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2011 00:00:00
ネガティブな人がほんの少しストレスフリーになれるかもしれない必殺技「忘れる」
私はストレスを軽減するためによく「忘れる」という必殺技を繰り出しているのですが、これがあまりに効果覿面なので、どんな技なのか整理しながらレシピ的に書きとめておこうと思います。
誰でもやってることかもしれないけどw
●ネガティブな気持ちの増幅部分は、有っても無くても同じ
私はもともと、自分が何かしでかしてしまった時や人から嫌な事をされた時、ショックな出来事に傷ついた時などは、とにかくそのことで頭がいっぱいになって、ぐるぐる考えているうちにネガティブな気持ちがひたすら増幅してしまうような気質でした。
でも残念ながらそんな辛い気持ちは言葉にしない限り外からは見えないし、「辛い」と弱音を吐いたところで「あんまり気にしないほうが良いよ」という励ましの言葉はもらえても、誰かが幸せになったり状況が好転したりません。(落ち込みから頑張って立ち直ることや周りの人からの励ましは、人生経験的な意味はすごく有ると思うのですが、それはまた別のお話。)
つまり、ものすごい不本意ではありますが、辛い気持ちなんか有っても無くても同じ"どうでもいいもの"ということになってしまうのではないでしょうか。
もしそうなら、辛い気持ちの無駄に増えた部分なんかなるべく無いほうが良いですよね。
その気持ちの根源となった出来事で既に心の浄化装置はいっぱいのはずですから。。
●ストレスフリーへの大きな一歩「忘れる」は「現実逃避」とは似ているようで全然違う
嫌なことを「忘れる」ということは、「現実逃避」に近いものがあると思いますが、少なくとも私がストレスフリーになれた「忘れる」は「現実逃避」とは違います。
ここで言う「忘れる」は「嫌な出来事を無かった事にする」とか「責任から逃れる」というような類のことではなく、実際に起こってしまったこと、今あることは変わらずそこにある中で「一旦距離を置く」とか「ヒートアップしてしまった部分を沈静化する」「頭冷やす」みたいなニュアンス。
「物事とキチンと向き合うための準備期間」というのが正しい表現でしょうか。
よく「ヘビーな内容のメールは書いた後一晩寝かせてから送るかどうか考えろ」なんて言いますけど、個人的にはこれ本当に実践して良かったと思うことしょっちゅうあります。
そして、そもそも相手に対してヘビーな内容のメールを書きたくなってしまう気持ち自体も実は"どうでもいいもの"だったりするかもしれません。
とりあえずは一旦忘れて何事も無かったかのように一日過ごした後、もう一度考え直したら別のアイディアが出てくる可能性もあります。
もしかしたらメールでストレートに伝えるのではなくて、相手とご飯でも食べながらもっと別の言葉で軽く伝えた方が良い結果につながるかもしれません。
私は頭の中で負のスパイラルが起こっている時はどうしても視界が狭くなっていたり必要以上に攻撃的になりがちなので、理想の結果に近づくためには一旦「忘れる」時間がすごく重要だなと気づきました。
●「忘れる」の手順
じゃあ実際「忘れる」ってどの部分をどんな風に忘れているの?というところ。
1.次にいつ思い出すか決めておく。
30分後でも、1週間後でも、3ヶ月後でも良いです。
とにかく次にその件といつ向き合うか予め決めてしまえばうしろめたさも無く、心置きなく「忘れる」ことが出来ます。
2.考えない
「忘れる」ためにはまず考えることをやめるところから。
嫌なことはどうしても気になりがちですが、後々落ち着いて向き合うためと思えば考えることも一時的にやめられるはず。
箱(問題)の存在自体は認識していても、中身(具体的な状況)は見ようとせずに蓋を閉じたままにしておく(考えない)というようなイメージです。
あまり遠ざけすぎると引き戻すのが嫌になったりするかもしれないので、常に存在自体は忘れないことにしています。
3.普通に過ごす
無理にリラックスしようとしたりテンションをあげるために賑やかに騒いだりするよりも、何事もなかったかのようにいつも通りに過ごす。落ち着くというのはそういうことだと思います。
4.時が来たらもう一度向き合う
途中で何度も思い出しそうになることもあると思いますが、「忘れる」前に決めた時が来るまでは自由時間。
時間いっぱい「忘れ」た後でしっかり向き合う。
決断を早まると後悔するパターンなんかはもしかしたらこれで未然に防ぐことが出来るかもしれません。
●ずいぶん肩の力が抜けました
元が元なので、まだまだ熱くなりすぎたり、落ち込んだりすることはすごく多いですが、少なくとも以前よりはだいぶ楽になりましたよ。
「スルー力」や「鈍感力」などもストレスフリーになるには都合の良い力ですが、「忘れる力」も平行して身につけておくと最強かもしれませんね。
以前勤めていた会社に、明らかにストレス過多と思われる男性が居たのですが、彼はどんな困難も「何も考えない(感じない)」で乗り切っていたように見えました。
さすがにそれはちょっと…と思ったりもしますが、社会人デビューしたての私は乾いたスポンジ同然だったので、彼からの影響を少なからず受けて今回の記事を書くに至ったのではと思いますw
ということで、同じことをするのでももっと気分良く取り組めるように、さらに意識して日々を過ごしてみようと思います。
興味の湧いた方は、必殺「忘れる」を実践してみるのも良いと思いますよ!(割と常識かもしれないけどw)
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誰でもやってることかもしれないけどw
●ネガティブな気持ちの増幅部分は、有っても無くても同じ
私はもともと、自分が何かしでかしてしまった時や人から嫌な事をされた時、ショックな出来事に傷ついた時などは、とにかくそのことで頭がいっぱいになって、ぐるぐる考えているうちにネガティブな気持ちがひたすら増幅してしまうような気質でした。
でも残念ながらそんな辛い気持ちは言葉にしない限り外からは見えないし、「辛い」と弱音を吐いたところで「あんまり気にしないほうが良いよ」という励ましの言葉はもらえても、誰かが幸せになったり状況が好転したりません。(落ち込みから頑張って立ち直ることや周りの人からの励ましは、人生経験的な意味はすごく有ると思うのですが、それはまた別のお話。)
つまり、ものすごい不本意ではありますが、辛い気持ちなんか有っても無くても同じ"どうでもいいもの"ということになってしまうのではないでしょうか。
もしそうなら、辛い気持ちの無駄に増えた部分なんかなるべく無いほうが良いですよね。
その気持ちの根源となった出来事で既に心の浄化装置はいっぱいのはずですから。。
●ストレスフリーへの大きな一歩「忘れる」は「現実逃避」とは似ているようで全然違う
嫌なことを「忘れる」ということは、「現実逃避」に近いものがあると思いますが、少なくとも私がストレスフリーになれた「忘れる」は「現実逃避」とは違います。
ここで言う「忘れる」は「嫌な出来事を無かった事にする」とか「責任から逃れる」というような類のことではなく、実際に起こってしまったこと、今あることは変わらずそこにある中で「一旦距離を置く」とか「ヒートアップしてしまった部分を沈静化する」「頭冷やす」みたいなニュアンス。
「物事とキチンと向き合うための準備期間」というのが正しい表現でしょうか。
よく「ヘビーな内容のメールは書いた後一晩寝かせてから送るかどうか考えろ」なんて言いますけど、個人的にはこれ本当に実践して良かったと思うことしょっちゅうあります。
そして、そもそも相手に対してヘビーな内容のメールを書きたくなってしまう気持ち自体も実は"どうでもいいもの"だったりするかもしれません。
とりあえずは一旦忘れて何事も無かったかのように一日過ごした後、もう一度考え直したら別のアイディアが出てくる可能性もあります。
もしかしたらメールでストレートに伝えるのではなくて、相手とご飯でも食べながらもっと別の言葉で軽く伝えた方が良い結果につながるかもしれません。
私は頭の中で負のスパイラルが起こっている時はどうしても視界が狭くなっていたり必要以上に攻撃的になりがちなので、理想の結果に近づくためには一旦「忘れる」時間がすごく重要だなと気づきました。
●「忘れる」の手順
じゃあ実際「忘れる」ってどの部分をどんな風に忘れているの?というところ。
1.次にいつ思い出すか決めておく。
30分後でも、1週間後でも、3ヶ月後でも良いです。
とにかく次にその件といつ向き合うか予め決めてしまえばうしろめたさも無く、心置きなく「忘れる」ことが出来ます。
2.考えない
「忘れる」ためにはまず考えることをやめるところから。
嫌なことはどうしても気になりがちですが、後々落ち着いて向き合うためと思えば考えることも一時的にやめられるはず。
箱(問題)の存在自体は認識していても、中身(具体的な状況)は見ようとせずに蓋を閉じたままにしておく(考えない)というようなイメージです。
あまり遠ざけすぎると引き戻すのが嫌になったりするかもしれないので、常に存在自体は忘れないことにしています。
3.普通に過ごす
無理にリラックスしようとしたりテンションをあげるために賑やかに騒いだりするよりも、何事もなかったかのようにいつも通りに過ごす。落ち着くというのはそういうことだと思います。
4.時が来たらもう一度向き合う
途中で何度も思い出しそうになることもあると思いますが、「忘れる」前に決めた時が来るまでは自由時間。
時間いっぱい「忘れ」た後でしっかり向き合う。
決断を早まると後悔するパターンなんかはもしかしたらこれで未然に防ぐことが出来るかもしれません。
●ずいぶん肩の力が抜けました
元が元なので、まだまだ熱くなりすぎたり、落ち込んだりすることはすごく多いですが、少なくとも以前よりはだいぶ楽になりましたよ。
「スルー力」や「鈍感力」などもストレスフリーになるには都合の良い力ですが、「忘れる力」も平行して身につけておくと最強かもしれませんね。
以前勤めていた会社に、明らかにストレス過多と思われる男性が居たのですが、彼はどんな困難も「何も考えない(感じない)」で乗り切っていたように見えました。
さすがにそれはちょっと…と思ったりもしますが、社会人デビューしたての私は乾いたスポンジ同然だったので、彼からの影響を少なからず受けて今回の記事を書くに至ったのではと思いますw
ということで、同じことをするのでももっと気分良く取り組めるように、さらに意識して日々を過ごしてみようと思います。
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