スタミフィルタァ

もうずいぶん時間が経ってしまってファンとして申し訳ないんですが、スリーピースロックバンドの凛として時雨がついにオリコンアルバムウィークリーランキングで1位を獲得したので、そろそろアルバムのレビューを書いておかねば、です！
オリコンのウィークリーで1位ということは、嵐や安室奈美恵さんが1位を取るのと同じ土俵での1位ですので、日本を代表するミュージシャンとして本格的に市民権を得ているということになります。

渋谷TSUTAYAにて特設ブース発見。

345のイラストはいいけど、TKとピエールはどうしちゃったのかな？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ


TVCMなんかも流れちゃってるんですか…（テレビ見ないから知らないけど）!?

え～スゴイね…!!!!

このブログで過去に何度も紹介してきましたが、ここまで来るともはや「このバンドはここが売りのバンドで…」みたいな紹介文も必要なくなったんじゃないですか。。
私の周りで今まで紹介しても全く興味を持たなかった人たちまでバンド名を覚えているという感じになってまいりました。

なので今回からはアルバムのレビューのみにしようかなと。


まずはタイトルから。
「still a Sigure virgin?」
これはきっと、「あなたは、まだ凛として時雨を聴いていないのですか？」という意味ですよね。今回のアルバムにふさわしい、面白いタイトルです。
凛として時雨は過去にも「nakano kill you」（nakano＝ドラムの中野正敏）とか、「TK in the 夕景」(TK＝ギターボーカルの北嶋徹)とか、「am 3:45」（345＝ベースボーカルの中村美代子）など、個性的な上にメンバーの名前がタイトルに入っている曲を発表しています。
ここらでバンド名が入っているアルバムを発表するのは、何か時雨の自信のようなものを感じました。
時雨を紹介する時に、彼らの個性について「媚びない」という言葉を使って表現するのですが、今回も相変わらず気持ちいいくらいの「上から」な感じを貫いていますね。
本当の意味でアーティストと呼ぶに値するバンドだと思います。

今回の曲はピアノの音なんかも入ってきて、時雨特有の血生臭さみたいなものは薄れたようなような。
太字はスタミのオススメ曲。
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1. I was music
2. シークレットG
3. シャンディ
4. this is is this?
5. a symmetry
6. eF
7. Can you kill a secret?
8. replica
9. illusion is mine
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前回のツアータイトルにもなっていた「I was music」は、個人的には意外としっくり来なかったかなー。

その代わりキレイなメロディで熱く迫ってくる曲が多くあったので全体的には超満足の一枚。
もともと時雨ファンじゃなかった人にも聴きやすい曲が結構あります。
例えば、「シャンディ」「illusion is mine」あたりは、このアルバムのリード曲っぽいし、聴きやすいんじゃないですかね。レコード会社的には「illusion is mine」を推しているようですが、「シャンディ」ものっけからの勢いが印象的な素晴らしい曲ですよ。
Amazonだと全曲視聴できるので、是非！

時雨ファンにとってたまらない曲は「シークレットG」「this is is this?」「Can you kill a secret?」「replica」かな。「this is is this?」はとにかくTKのギターテク見せつけまくりなので、一度は聴いてみて欲しいですね。


そして今回ちょっと気になったのは345の歌唱力について。
昔から上手いか下手かで言うと間違いなく下手でどこか垢抜けない感じが良かったのですが、今回はその下手な部分が無くなってた。ちょっと残念な気もするけど、やっぱりその方がクオリティは高いし、これで良かったのかなー。声はもちろん変わっていないしね。


ということで凛として時雨、本当におめでとう!!!!
次はどんな世界に連れて行ってくれるのか、いつも楽しみにしています。