そーだいなるらくがき帳

そーだいが自由気侭に更新します。

敢えてアウェーで戦う事に意味があるって話

YAPC::Kansaiで id:takesako さんからすごくいい話を聞いたのでみんなにおすそ分け。

yapcjapan.org

スピーカー控室。
多分10:00くらいの1時間、みんなセッションを見に行ってて竹迫さんと二人っきりになりました。

発端

僕はSECCONの人として竹迫さんの事を一方的に知っていて今回のゲストスピーカーのしかも基調講演ですし「うぉー二人っきりだ!どうしよ!!」ってドキドキの中、同郷をネタに話かけました。すると竹迫さんは柔らかく応えてくれました!
その中で色々と地元トークをしてる中で僕が「僕は今回東京に引っ越して右も左もわからないんですよね。今日もPerlのイベントで僕は普段からPerl書かないし、すごくアウェー感あります。」とボヤきました。そこで竹迫さんは「それめっちゃチャンスだよ!やったじゃん!!」とすかさず返してくれました。それからアウェーに敢えて飛び込みことについて教えていただきました。

アウェーで戦うということ

竹迫さんはアウェー、つまり自分が普段活動していないコミュニティに飛び込むことは沢山のメリットがあると教えていただきました。

  • メリット
    • 自分が普段いないコミュニティこそ新しい出会いの場所
    • 自分が普段通りの事をアウトプットしてもアウェーでは新しい風になる
    • 新しい場所に行くことは自分の成長に大きく関わる

みたいな感じの内容でした。僕は普段データベースのコミュニティにいてそこでアウトプットすると共感も得やすいし、コンテクストを共有する必要もなく本題に入れるので非常に楽で心地良いです。でもそこで「若者にデータベースに興味を持ってもらいたい!」って問題提起しても問題は改善しません。設計出来る人たちに設計の話をしても「うんうん、そーだいさんは正論マンだからな」ってyoku0825さんに諭されたりするわけです。だけどアウェーに飛び込めば新しい人達にデータベースを興味持ってもらえるかもしれないし、仕事で僕達DBAが苦労するような設計を減らすことができる可能性が増えます。そう考えると「アウェーに飛び込む」ということは何か伝えたいことがあるならばより大切にしないといけないことだと強く感じました。

セールスエンジニアとして

僕は今、はてなのMackerelチームでセールスエンジニアをしています。はてなのセールスエンジニアの定義は無限に広く、明確には定まっていません。ですので僕はエバンジェリストのような活動もダイレクトセールスもする必要があると思っています。そこでMackerelを知ってもらうためにこそ、はてなのネームバリューが届かないような世界に飛び込むことがとても大切だなと思ったりしました。

まとめ

僕はありがたいことに今回のYAPC::Kansaiでベストトーク賞をいただきました。これはあの時、竹迫さんに背中を押していただいたことがとても大きな要因になっています。あそこで「そうか今チャンスなんだから精一杯やろう」と気持ちを切り替えれなかったら、この結果になっていなかったと思います。そう考えると気持ちの持ち方というのはとても大切です。皆さんも「あぁここは苦手な分野だな…」「自分の住む世界と違うな」と感じたときこそチャンスだと思えればそれは本当にチャンスになると思いますし、それを掴めば大きなブレイクスルーになると思いますので是非とも色んな世界に飛び出してほしいです。




ということで今年は色んなコミュニティに飛び込みたいと思いますので是非色々お誘いください。
僕に出来ることなら精一杯お手伝いさせていただきます。