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証言者・柯徳三氏を反日人士に仕立て上げた NHKスペシャル「JAPANデビュー」
2009/04/09(Thu)
全く持って許せない!!

NHKが先日4月5日のNHKスペシャル・JAPANデビュー、第一回「アジアの“一等国”」にて紹介していた柯徳三氏の証言には、証言者の意図とは全く違った内容で編集されていることが明らかになった。
柯徳三氏は、良くも悪くも日本に対する「台湾人の思い」を語ったものだが、NHKは日本統治の積極面を語った部分は全く採用せず、「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」を描き出すという主旨に合う、自分達の都合の良い「断片」のみを放送したのだ。

柯さんは、「台湾人が排日と誤解される。心外だ!」と憤っているという。
日本の人たちに、台湾人がどのような思いでいるか知って欲しい、日本と台湾の真に理解のために、両国の未来のために、自分が役に立つのならできることをしよう、そんな思いで取材を受けたであろう柯さんの思いは、NHKにより見事に裏切られた。

しかもそれは、日本語世代の人たちが最も嫌う、中国に利するような番組主旨に、結果として協力させられる形となったのだ。

二重、三重にも、NHKは許せない。

柯さんはお元気とは言え、80代というご高齢だ。
このことのご心労により、健康面に影響が出ないか、それがとても気掛かりだ。

少しでも柯さんの名誉回復となるよう、以下、詳細を記した下記のブログを転載しますので、
是非ご一読下さい。
(お忙しい方は、太字部分の柯徳三氏の発言部分だけでもお読み下さい。)

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証言の「断片」のみ放映
台湾の被取材者が怒る反日番組
NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」


ブログ「台湾は日本の生命線!」より ↓ブログでは関連写真も
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-716.html 

■取り上げられた一枚の中学生の集合写真 

NHKの「被害者」としか思えないのが柯徳三氏。八十七歳になる台湾のお爺さんだ。

四月五日に放映された「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」の第一回「アジアの“一等国”」は、日本の台湾統治と言う異民族支配の不条理をこれでもか、これでもかと強調する内容だったが、その不条理さを証言するため登場させられたのが老世代の台湾人。そしてその中心的人物として位置付けられていた一人がこの人だった。

番組では旧制台北第一中学校の生徒の集合写真が「台湾統治を象徴する一枚の写真」としてクローズアップされる。「台湾人日本文化を叩き込み、民族性までも奪った歴史が秘められている」からだと言う。視聴者は「何事か」と注目したことだろう。これは台湾人に対する同化政策(日本人化政策)への批判である。

先ず画面には映し出されるのは同校の台湾人卒業生の同窓会。「クラスメート五十人の内、台湾人は二人だけ。同化政策の実態は、台湾人には制限つきの厳しいものだった」とのアナウンスが流れる。

そこでカメラを向けられるのが卒業生の一人である柯徳三氏だった。同氏は先ず「小さいころは日本人になりたい、どうして台湾人に生まれたのかと考えた」と述懐する。

■日本統治への憎しみ証言だったのか

「狭き門を潜り抜け、中学校へ入学した台湾の生徒たち。しかし日本人が大多数を占める中で、より多くの差別と偏見を受けることになる」とアナウンスは続く。

柯徳三氏はそれを受ける形で、

―――台湾人の豚の角煮を弁当に持って行くと、日本人に笑われる。母に弁当は日本式にしてくれと頼んだ。日本式にして始めて堂々と蓋を開けられる。

と話す。

次いで「社会に出るとさらに露骨な差別を受けることになる」と強調するアナウンス。ここでも柯徳三氏の次の証言が用いられる。

―――いとこの姉さんが日本人の嫁になって日本行ったが、戸籍に入れない。こう言うのが差別でしょう。最後の最後まで、台湾人であることを隠さないといけない。

場面が変わって、「皇民化政策によって台湾人は台湾人であるとの意識を大きく変えられて行く」とアナウンスされると、再び柯徳三氏が登場。

―――酒を飲むのも日本酒。こういう人間に誰がしたの。日本だ。

―――喋るのも日本語。台湾語でこう言う演説はできない。

―――頭のコンピューターはすでに日本化されてしまっているから、あの二十数年間の教育は実に恐ろしい。頭が全部ブレーンウォッシュ(洗脳)されているからね。だから日本式に物を考えたり、日本式に日本語を喋ったりする。

そのように語る柯徳三氏だが、決して怒りや憎悪に満ちた表情ではない。実直そうな雰囲気の中に笑顔もあればユーモアもある。しかし多くの視聴者はアナウンスに導かれ、日本を痛烈に批判していると受け取ったはずだ。

■柯徳三氏に「真意」を尋ねて見えたもの

ところが柯徳三氏を直接知る私の知人たちは番組を見て、「怨み言ばかりを言う人ではない。もっと別のことも言っているはず」と口を揃えた。

私は同氏とは面識がないが、やはり違和感を覚えた。台湾人が受けた差別待遇への「怨み言」はよく理解できるが、しかしそれだけで、かつての激動の時代を総括するものだろうかと、これまで台湾であの世代から多くの話を聞かされてきた経験から、そう直感したのだ。台湾通の友人の中でも、私と同じように直感した者は何人かいた。

そして案の定、知人から「もっと重要な発言がカットされ、悩んでいるようだ」と聞かされたのだ。私はそれを詳しく知りたいと思った。そこで八日、柯徳三氏に国際電話を掛けた。

受話器の向こうの同氏は、番組で拝見したとおりの矍鑠とした方だった。私が「番組が意に沿わなかったと窺いました。そのことを話していただけますか」と聞くと、一気に話をしてくれた。

それによって同氏が、カメラの前で日本に対する「台湾人の思い」をさまざま話していたことがわかった。

聞けばどれもが、良くも悪くも日本人の心に強く訴え来るものばかりだ。アナウンスにもあったように、この番組のテーマは「過去と向き合う中から見えて来る未来」「未来を見通す鍵は歴史の中にある」だが、同氏の語ったとされる話は、まさに日本人に対し、今後持つべき心の在り方を問いかけるものだった。

しかし番組は、その立派なテーマの前提として「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」を暴くことを置いていた。そこで採られたのが、そのために都合のいい話の断片だけを繋ぎ合わせる手口だったのだ。

以下は柯徳三氏から聞いた話のメモである。

■心外だ!台湾人が排日と誤解される!

―――私は日本による五十年間の台湾統治はプラス面が五〇%でマイナス面が五〇%と考える。NHKの取材を受け、インフラや教育のよさを語ったのだが、番組は全然取り上げなかった。

―――日本による差別待遇など、欠点への怨み事ばかりを取り上げ、あたかも台湾人が朝鮮人と同じく排日だとの印象を植え付けようとしているらしいが、これは心外だ。

―――烏山頭ダムを造った八田与一技師の話もした。いかに農民にいいことをしたかなど。八田技師の長男とは同級生だったことも話したが、怨み言を並べる場面ばかりが映された。

―――怨み言は、あのころの日本政府に対するものではない。私たちを健やかに育ててくれた日本政府には感謝している。

―――「日本に捨てられた台湾人の怨み言」であると解釈してほしい。黙って国民政府(蒋介石政府)に引き渡したときの怨みだ。

―――国民政府は日本政府の倍悪かった。(四七年の)二・二八事件では台湾人エリートが犠牲になったが、そのことをたくさん話したのに、まったく取り上げていない。

―――同窓会では怨み言がたくさん出たが、あれはみんなが押さえつけられていた感情をさらけ出したものだった。しかし私たちは日本に対し、一定の評価をしている。

―――敗戦で日本は台湾を投げ出した。切り離した。しかし償いがなかった。物質的な償いではなく、精神的な償いがだ。マッカーサーの命令により、やむをえなかったことは、台湾人はわかっている。しかし「捨ててすまなかった」とちゃんと言ってくれれば、台湾人は慰められたのだ。

―――「捨てられた怨みを並べた」と解釈して欲しい。

―――私は親日でも反日でもない。私にとって日本は養母なのだ。中国から切り離され、日本に養子として拾われたのだから。日本人に差別はされたが、私が今日一人前の医者として活躍できるのは(もう引退はしているが)、日本のおかげだ。

―――NHKには利用された、騙されたという気もしている。日本に対するネガティブな印象のところだけ取り上げられた。

―――台湾と日本との仲を引き裂こうとしているのだろうか。どうしてもそう見える。台湾へ来たことのない人が番組を見たらどう思うか。

―――NHKのバックには中共がいるのだろうか。NHKは中共にブレーンウォッシュされているのだろうか。それとも遠慮しているのか。

―――私は記者に対して「怪しからん」と話した。「北京総局を置いているが、その下に台北支局を置いている。それなら台湾総局とするべきだ。日本が本部なら、北京も支局とするべきだ。台湾は中国に属していない」と。だがそれは消された。

―――私は番組の中で「喋るのも日本語。台湾語でこう言う演説はできない」と怨み言を言ったが、それは中国語が話せないと言うこと。台湾語はもともと文章は書けない言葉。若い人から見ると、私たちは日本語ばかりを話す「かたわ」となってしまう。「かたわ」と言うのは「捨てられた人間」と言うことだ。

―――私は話の最後で「都合の悪いところがあればちょん切って」と頼んだ。それは「日本人が不愉快に思うような悪口の部分を切って」と言う意味だったが、逆にそれらばかりを取り上げられた。
私は以上の話を聞き、「広く日本人に伝えたい」と話したら、「そうして欲しい」と言われた。

■台湾の「親日」イメージ破壊としか思えない

戦後、台湾人に何の相談もなく突然彼らを他国へ譲り渡した日本に対し、「仕方がなかった。すまなかった」と一言言えばよかったのだと話す柯徳三氏。

そう言えば番組では、元日本兵だった台湾人も、「(台湾人は)みなしごになって捨てられた見たいだ。人をバカにしているんだ、日本は」と語っていた。番組は「日本統治の深い傷」を暴くとの文脈から、巧妙にもこの発言すら「日本統治」への怨み言として扱っていたようだが、怨みは明らかに台湾人の存在を顧みようとしない戦後日本に向けられていた。

柯徳三氏はそのような戦後日本の「未来」のため、日本人に「過去と向き合わせよう」(台湾人と向き合わせよう)と話をしたのだが、NHKはそれを操作して、逆に台湾の「反日」イメージを強調したのわけだ。まさに同氏が言うように「中共に洗脳された」がごとく、「台湾と日本との仲を引き裂こう」とするかのように。

これが視聴者への背信ではなくて何か、台湾人への侮辱的な利用ではなくて何か、そして柯徳三氏ら被取材者への裏切り、冒瀆でなくて何かと言うことだ。

番組が「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」と強調したところに、私は国内の反日メディア、さらには中国が警戒する台湾の「親日」(日本への深い理解)イメージを低下させようとの意図を感じないではいられない。柯徳三氏もまた「中共による洗脳」「中共への遠慮」があるのではないかとNHKを疑っている。

■台湾人の心の蹂躙をも厭わない強烈な反日番組

実は柯徳三氏は日本で『母国は日本、祖国は台湾』(桜の花出版)と言う本を出版されているが、そこにはこうある。

「今も日本の学校では、台湾のことがきちんと教えられていません。台湾が日本領だったということも、歴史の教科書に書いてはあるけれども、戦争のこともあって、近代史はきちんと教えられていません。教えられるとしたら、日本が悪いことをしたということばかりなわけです。だから、日本人は正しい歴史を直視していないと思います」

「大東亜戦争で、日本人が悪いことをした、悪いことをしたと、一生懸命、何十年も経っても謝っていますが、日本が戦争に突入していかざるを得なかった当時の状況を、日本人はきちんと学ぶ必要があるのです」


日本人のために、ここまで親身に心配してくれている柯徳三氏に対し、NHKはよくも裏切りに出たものだ。それどころかこの番組で、同氏が懸念する近代史の歪曲をやってのけた。そしてそのために同氏を利用した。

柯徳三氏はこうも書いている。

「台湾で育ったことのない日本内地人は、台湾という所に対して別に親しみも何も感じていません。それは無理もないことかもしれません。『台湾は中国の一部じゃないか』と考えている。NHKなどは地図でも台湾と中国を同じ色に塗っています」

中国の台湾併呑の主張にはっきりと従うNHKに、台湾人の人権を尊重するような顔で日本の台湾統治を糾弾する資格などあるのだろうか。

NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」は始まったばかりだが、早くもその第一回で、台湾人の心を踏み躙ることすら厭わない強烈な反日宣伝の意図を鮮明にした格好だ。


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台湾の取材協力者をも侮辱!
国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!

抗議先 NHK視聴者コールセンター  0570-066066
NHKスペシャル「感想・問い合わせ」 http://www.nhk.or.jp/special/

放送倫理・番組向上機構(通称BPO)ご意見送信フォーム
https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html
総務省・ご意見ご提案の受付
https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
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虚構のNHKスペシャル「JAPANデビュー」
2009/04/08(Wed)
やはり酷かった、NHKスペシャル「JAPANデビュー」。

実際に自分で見て、呆れるとともに怒りと不快感がこみ上げ、なかなか寝付けなかった。
「これは日本の放送局が制作した番組だろうか?中国中央電視台の番組ではないだろうか?」
私の最初の印象がこれだった。

台湾に行ったことのある人、台湾に知人友人を持つ人ならば、台湾の日本語を話す人々の証言が意図的に編集されていることにすぐに気付くだろう。
しかし、台湾をあまり知らない人々は、これをそのまま信じてしまうか、違和感なく「反日台湾」というイメージを刷り込まれてしまうかも知れない。
それを考えると、絶対に放置しておけない危険な番組だ。

証言していた柯徳三さんを知るある人の話では、「登場した柯徳三さんが、日本人の台北一中の同窓生に話したそうです。否定発言だけを取り上げられて、肯定発言は全部没にされたので憤慨していると。」ということだ。(宮崎正弘の国際ニュースより)

更に、台北一中の卒業生たちをよく知る日本人が、電話で発言の信憑性を確かめたところ、「日本統治より国民党統治の方がひどかったと話したが、その部分は番組で削除された」ということもあったそうだ。(「台湾は日本の生命線」より)

やはり、案の定と思う。
私自身、柯氏とお会いしたことがあるが、それは日本語や日本語時代を懐かしみ集いあう人々の会合の場だった。
柯徳三さんが、番組で紹介されていたような反日的な考えしか持っていない人ならば、そうした会合に定期的に参加したり、日本から来た私のような人間に好意的に接してくれることはなかっただろう。
しかし、実際はとても歓迎してくださり、「日本がしたことが全てが良かったということではないよ」とお話しされながらも、日本を評価し、我々今の日本の世代の人間を励ましてくださった。
氏の日本に対する思いは、『母国は日本、祖国は台湾』という本に書き綴られている。
この本は、日本統治の良い面だけを取り上げたのではなく、そうでない日本の部分も氏の目を通して率直に述べられており、客観的な史実を明かす本として評価できると思う。
氏が反日の人ならば、『母国は日本・・・』というタイトルの本を出版するわけがない。

しかし、NHKのカメラを通すと全く違う世界が展開するのだ。
番組は「台湾人の証言」と称して、NHKの歴史観を述べているに過ぎない。

そしてその歴史観は、台湾人を「漢民族」と表現していることにも顕著に見られる。
実際は台湾人の大部分は、「漢民族に同化された原住民の子孫」であることが、最近、台湾の古文書や遺伝子研究で明らかにされている。
更に、蒋介石が無理やり「漢民族化」し、2.28事件のように台湾人を弾圧し、多くの人命を奪ったことには触れない。しかも、「台湾人は日本人の奴隷となったと非難され、国民党と衝突。多くの人々が処刑されていく」と、弾圧が日本と日本人化した台湾人に責任があるとも思われる発言。

一体、どこの国の「公共放送」だ?どこの政府の代弁か。全く話にもならない。

この番組を見た人々から、既にNHKには抗議の声が殺到していると言う。
当然だ。

しかし、当のNHKはいけしゃあしゃあと下記のような返答をしているという。

「メールでNHKスペシャル「感想・問い合わせ」に抗議した方から、次のような返答があったと転送いただいた。

≪いつもNHKの番組やニュースをご覧いただき、ありがとうございます。
 お問い合わせの件についてご連絡いたします。
 4月5日(日)放送【NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー 第1回「アジアの“一等国”」】をご覧いただき、ありがとうございます。
 番組は、『台湾の人びとは親日的』という捉え方を否定していません。そうした捉え方があることを前提として、日本の植民地支配を実際に体験した台湾の人びとが当時どのように感じ、どのように生きたのか、という実態を明らかにすることで、アジアと日本の歴史に真正面から向き合うことを目的としています。そうした過去を直視することで、アジアと日本の未来を探っていきたいと考えているからです。
 今後とも、NHKをご支援いただきますようお願いいたします。お便りありがとうございました。
                      NHK視聴者コールセンター≫(日本李登輝友の会メルマガより)

「番組は、『台湾の人びとは親日的』という捉え方を否定していません」というのであれば、柯氏が話されたであろう、日本統治の良い面も悪い面と同様に扱い、電波として流すべきだ。
それが報道の客観性というもので、真に日本の未来を探っていく番組と成りうるのではないか。(もはやNHKにこれを問うのは虚しいが)




千歩万歩も譲って、この番組で意味のあるものを挙げるとするならば、元日本軍として戦った人々の声を日本人に届けたことだ。

おじいさん達は語る。

―――みなしごになって捨てられたみたいだ。人を馬鹿にしているんだ、日本は。(周りの人々に)間違っているか?本当のことだろう?(「そうだ」という台湾語での声)

―――(日本へ)帰ったら、若い連中にはわからないことだが、八十歳以上の人に宣伝してください。台湾の当時の若い青年が如何に日本の民と協力して尽くしたかを。

この言葉には胸がつまった。

台湾と縁ある人ならばすぐにわかるに違いない。
この声は、過去の統治に対する抗議の声ではなく、戦後日本の台湾に対する態度について、日本政府、日本人に向けられた言葉だ。
日本の敗戦で台湾人は国民党支配の台湾に残された。
その後の苦労の恨み言は言うまい。
しかし、日本の人々よ。どうかわかって欲しい。
日本国民として戦ったわれわれを見捨て、その存在を正視してこなかった戦後日本の人々よ。
日本人として、命を懸けて、日本のために戦った、名もない台湾人の日本への思いを。


しかし、番組は、この声を日本統治への怒りの声にすり替えた。


許すまじ。 NHK。



NHK 電話によるご意見・お問合せ
      0570-066-066(044-871-8100)
    FAXによるご意見・お問合せ
      03-5453-4000  
    メールによるご意見・お問合せ
      http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
    手紙によるご意見・お問合せ

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また反日番組か NHKスペシャル
2009/04/04(Sat)
NHKの偏向番組は、時に民放よりもひどいのではないかと思うものがある。
偶然目にした番宣にわが耳と目を疑った。

4月5日の晩に放映される『NHKスペシャル』がそれだ。

NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー 第1回 「アジアの“一等国”」  午後9:00~午後10:15


「1895(明治28)年、日清戦争に勝利した日本は、台湾を割譲され、初の植民地統治を始める。
英のインド統治やフランスのアルジェリア統治にならい、植民地をもつことで“一等国”をめざした日本。
1910年、ロンドンで開かれた日英博覧会では、台湾のパイワン族を“展示”し、統治の成功を世界に誇示する。日本は「格差と同化」という矛盾した台湾統治を続け、1930年代後半からは「皇民化運動」で日本文化を強制する。 
半世紀におよぶ統治はどのように変遷していったのか。
2万6千冊におよぶ『台湾総督府文書』、近年発見されたフィルム、欧米に埋もれていた文書などを手がかりに近代日本とアジアの関わりの原点を探っていく。」


番宣では、日本語を話す台湾人の、日統時代の日本への不満や怒りの証言を流していた。
日本への親近感を現す証言も流されていたが、その後の怒りの証言でその印象はかき消されていた。
私自身が実際に接している台湾の人たちの日本観とは大きな隔たりがあり、違和感を否めなかった。

親日の国・台湾、その国さえ反日の国に仕立て上げようとする番組の意図は何だろう?穿って考えざるをえない。
NHKスペシャルは日本人独特の「謙虚な姿勢」を超え、日本という国に対する誇りや愛国心を失わせるものでしかない。
NHKの番組は国内ばかりでなく、衛星放送で世界中で放映されるものだ。
このことの責任と意味は大きい。


NHKは「プロジェクトJAPAN」と称して、今後3年に亘り、このような番組を放送していく予定だ。
http://www.nhk.or.jp/japan/about/index.html

「2009年 プロジェクトJapan、はじまる。
2009年は「横浜開港150年」、2010年は「韓国併合から100年」、2011年は「太平洋戦争開戦70年」、「サンフランシスコ講和条約60年」。
近現代史の大きな節目を迎えるこの3年間に、スペシャルドラマ「坂の上の雲」、NHKスペシャルなど、プロジェクト関連番組を多角的に展開し、これからの日本を考える大いなるヒントを探りたい。」


このような偏向番組の垂れ流しを黙過してはいけない。
抗議、反証の史実を突きつけよう!!

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      〒150-8001(住所記入は不要) NHK放送センター ○○○○行(○○○○は番組名)
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宮崎正弘氏講演会
2009/03/01(Sun)
日本保守主義研究会より、宮崎正弘氏の講演会のご案内をいただきました。

   ************************

「宮崎正弘先生講演会のお知らせ」

サブプライム・ローン問題に端を発した金融危機の中、新たな大統領にオバマを
迎えた大国アメリカが今後世界に与えていく影響とはいかなるものか?他方で、
いま一つの大国、中国はアメリカ一極主義が崩壊しつつある中どのような動きを
見せるのか?そしてこれら両大国にはさまれた日本は外交・内政、政治・経済そ
れぞれにおいて何をなすべきか?中国ウォッチャーとして名高い宮崎正弘先生が、
目まぐるしく変化する世界情勢を大胆にかつ鋭く分析する!

日にち:3月20日(金・祝日)
時間:14時開会(13時半開場)
講師:宮崎正弘先生(国際問題・中国評論家)
演題:「激動の世界情勢を読み解く~中国・アメリカそして日本」
場所:杉並区産業商工会館(杉並区阿佐ヶ谷南3-2-19)

アクセス:JR中央線阿佐ヶ谷駅南口より徒歩5分
※中杉通りを南に向かい、フレッシュネスバーガーの次の信号を右折
東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅より徒歩5分
※中杉通りを北に向かい、フレッシュネスバーガー手前の信号を左折

会場分担金:3000円(学生無料)
本メルマガより事前申込みを頂いた方は3000円を2000円に割引するハガキをお
送りします。
参加申し込みはこちら↓
http://form1.fc2.com/form/?id=398503


宮崎正弘先生略歴
1946年石川県生まれ。早稲田大学英文科を経て「日本学生新聞」編集長、月刊
「浪漫」企画室長などを歴任。『もうひとつの資源戦争』で論壇入り。中国ウォ
ッチャーとして名高く、また学生時代の交流から三島由紀夫に関する評論も執筆
している。著書に『中国から日本企業は撤退せよ』『三島由紀夫「以後」』ほか
多数。最新刊『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』、『やはりドルは暴
落する』。

   ************************

オバマ氏が米国大統領になって、今後中国との関係はどのようになっていくのか、
また、日本との関係もどのように変化していくのかは、ともに日本にとって重大関心事です。

宮崎氏は中国について、これまでも鋭い分析から高い評価を得てきている人です。
また、もともと経済にも大変明るく、最近は米国経済についても詳しく言及されています。


主催の日本保守主義研究会は、若い人たちが主体の保守派団体で、
最初にこの会の講演会に参加したときは、若い人や女性が多く参加していたので、とても新鮮に感じました。
これまで参加してきた保守派の講演会は年配の人たちが多かったので、驚くとともに「日本もまだまだ捨てたものではない」ととても嬉しく思いました。(なんだか自分がえらくトシのようですが)

これまでも、定期的に講演会や学徒出陣慰霊祭などを催してきていて、
てきぱきと行事をこなし、その真面目で熱心な姿勢に、いつも感激しています。

お時間がありましたら、是非お出かけください。
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田母神氏講演会開催に防衛省が圧力?
2009/02/28(Sat)
こんな日記を見つけました。↓

http://plaza.rakuten.co.jp/nihei/diary/200902060000/

草莽崛起の地方議員連盟の人かな?
中央区議をしているにへい文隆という人のブログです。

   *********

田母神俊雄前航空幕僚長と会食

新宿小田急デパート「さがみ」に於いて、
全国草莽地方議員の会の役員と田母神俊雄前航空幕僚長を
お招きしての会食会を開催しました。

各種団体が田母神俊雄前航空幕僚長の名前を顧問等として
勝手に使用したり、支援団体を名乗ったりする中で、
正式な後援会を地方議員で立ち上げることになりました。

会長は松浦杉並区議と言うことで超党派の女性議員を中心に
組織することになりました。
当然私も役員として参加します。

自衛隊関係団体が講演会を開催しようとすると、
自衛隊のいわゆる内局が圧力をかけて中止しようとする動きが
あるようです。
シビリアンコントロールの意味をまったく理解していない
国会議員や防衛省幹部が多すぎます。

戦争を是非、防衛費の予算付けに軍人が発言しない、影響力
を行使させない事、それをコントロールすることこそが
シビリアンコントロールです。訓練をはじめ現場の行動は、
スペシャリストとしての制服組に管理させずに、日本の真の防衛が
可能でしょうか。 ・・・・・

   *********

闘いの場を変え、今は毎月20本以上も講演をこなしているという田母神氏ですが、
防衛省の外郭団体が講演会を行おうとしたところ、防衛省から圧力がかかり、中止となったということです。

早速、そんな記事が出ました。
こういうことを報道するのは産経新聞だけですね。
最近、産経新聞OBから、「産経も最近おかしくなってきている」という声を聞いていましたが、
まだまだ良心的といえそうです。

   **********

田母神氏、講演引っ張りだこ 「言論タブー」照らし出す  2009.2.28 23:01

日本の「侵略戦争」を否定した論文を執筆して航空幕僚長を解任された田母神俊雄氏(60)が、全国の講演で引っ張りだこになっている。2月の講演回数は計24回にもおよび、3月1日には米ロサンゼルス在住の日本人に招かれ渡米する。一方、防衛省への配慮から講演を延期する団体も現れるなど、“田母神人気”は言論タブーの存在も照らし出しているようだ。

 「『核兵器を持たない方が安全』と言うのは、日本の政治家だけ」「東京裁判は復讐(ふくしゅう)劇だ」「(植民地支配を謝罪した)村山談話を踏まえた幹部教育をしたら、自衛隊はつぶれる」

 歯に衣着せぬ物言いに、会場から拍手が頻繁にわき起こる。建国記念の日の2月11日、東京都新宿区の日本青年館で行われた田母神氏の講演会には、定員300人の会場に、立ち見でも入り切れないほどの聴衆が詰めかけた。主催者によると、用意した700部のパンフレットはすべてなくなったという。

 コラムニストの勝谷誠彦氏は、田母神人気について「日本の防衛に30年以上奉職してきた実体験の重みを聴衆は感じており、保守派の言論人の発言とは一線を画している」と話す。

 2月の講演は半数が東京都内で行われ、ほかは秋田、新潟、千葉、神奈川、愛知、愛媛、広島と全国にわたる。4、19の両日には会場3カ所をはしごした。

 3月1日のロス講演の主催者は「田母神氏を更迭した麻生首相らの決断は不可解で、報道を聞いても日本で行われていることの真実が見えてこない。米在住の日本人に、田母神氏の言わんとするところを直接聞いてもらいたい」と話す。

一方、防衛省のある外郭団体の幹部は「会員から田母神氏の話を聞きたいという声が多く、3月に講演を検討したが、諸般の事情で延期した」と述べ、防衛省への配慮をにじませる。別の関係者は「田母神講演に防衛省から難色を示され、『講師名を伝えなければよかったのに』という声も出た」と打ち明ける。

 当の田母神氏は「日本が謝罪ばかりしていることに『何かおかしい』と感じていた多くの国民が、私の発言にストンと心に落ちるものがあるのでは」とみている。また、「日本には反日的な言論の自由はあるが、親日的な言論の自由はない」とも述べ、自身の更迭劇を通じて明るみに出た言論タブーを指摘している。

 講演は5月まで月20回以上を予定。ただし、依頼主は、「私と意見が違う人や団体からは来ていない」(田母神氏)という。

   **********


更迭だけでは飽き足らず、田母神氏を支持する国民の声さえ圧殺するつもりでしょうか?

私の妄想だと良いのですが、
中国に対して毅然として屈っしなかった田母神氏を疎んじて、
事を起こしたくないと言う防衛省内局と中国の利害が一致して、一連のことがなされている・・・

軍事において、武力を使わずに国を制圧することほど上策はありません。

正論を述べているだけの田母神氏、
その氏を疎ましく感じるのだとすれば、
防衛省自身の姿勢を考え直す必要があると思います。

一体、どこの国の防衛省なのか。

このままでは、捨て置けません。




「そうだ!」と思った方は↓をクリックしてください。

防衛省HPにリンクします。

http://www.mod.go.jp/goikenshinsei/goikenbako/index.html

または、

〒162-8801 東京都新宿区市谷本村町5-1
電話:03-5366-3111(代表)

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