ふたたび情報理論
今回の話は、以下の話の続きである。
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4.https://slot-hal9000.muragon.com/entry/29.html
5.https://slot-hal9000.muragon.com/entry/31.html
この記事に戻ってくる為のリンクを用意する程、吾廃(わがはい)は親切では無い。
さて、話の続きだ。
以下の式だ。
Q'左 = Q左
Q'中 = Q中
Q'右 = (2/3)Q右
この式の対数を取ろう。
log Q'左 = log Q左
log Q'中 = log Q中
log Q'右 = log ( (2/3)Q右)
この式のうち三番目の式は、以下の様に直せる。
log Q'右 = log 2 - log 3 + log Q右
log Q'右 = log Q右 - ( log 3 - 1 )
ここで、情報理論の登場だ。
情報量差に直そう。
J'左 = J左
J'中 = J中
J'右 = J右 - ( log 3 - 1 )
要するに、結論は簡単だ、7揃い当選した場合は該当箇所の値を+1だ。
そして、非当選した場合は該当箇所の値を - ( log 3 - 1 ) だ。
初期値としては、三つとも同じ値から始めれば良い。
問題となるのは差分なので、値は幾つでも良い。
値の大きな所を常に狙えば当選率が高いだろう。
そういう事だ。
最後に、姫定数の値をもう一度求めてみよう。
- ( log 3 - 1 ) = - ( log 3 - 1 ) = - ( 1.5849625 - 1 )
= - 0.584962500721156・・・・・・
さあ、ここまで読んで意味が分かった人に限り、頑張ってくれ。
この話は、これで終わりだ。
・・・本日も、生存!!