赤外線通信時間を1/4~1/10に高速化する技術「IrSimple」 57
ストーリー by GetSet
まだまだ生き残るIrDA 部門より
まだまだ生き残るIrDA 部門より
maia 曰く、 "赤外線による高速無線通信方式「IrSimple」が開発され、IrDA規格として正式に採用された(プレスリリース)。
データ伝送速度そのものはIrDA-4Mと同じ4Mbpsだが、データ伝送前の機器認証が簡素化されて、現行の1秒程度から100m秒以下で済む。またデータ伝送にバースト転送の仕組みを取り入れた。具体的にいうと、500KBの伝送に、IrDA-115Kで約50~100秒以上、IrDA-4Mで約4~約11秒、IrSimple-4Mなら約1秒で済むという。
IrSimpleは、ITXイー・グローバレッジ、NTT DoCoMo、シャープ、および早稲田大学の共同開発である。"
プロトコル改良でオーバヘッド逓減 (スコア:4, 参考になる)
ググってみたら元になってるかもしれない感じのものが出てきました。
ユビキタス時代における高速高スループットを実現する赤外線 通信プロトコル(IrBurst)の研究開発とグローバル標準化 [taf.or.jp] (PDF御免)
(要約)
もともと赤外線通信の下位レイヤにはそれなりに実力があったのだが、上位レイヤがうまくできていなかったので、物理層の転送能力の5%くらいしか発揮できなかった。 最大のネックだったのは通信方向の切換で、これを極力発生させない方式を考案した結果、下位レイヤのウィンドウを使い切ることができ、物理層の転送能力の80~90%程度が出せることになった。
というわけで、直接の子孫なのかどうかわかりませんが、IrSimpleもプロトコルの改良でオーバヘッドを下げられたってことなんでしょうね。
同様に、接続確立までのネゴシエーションもプロトコルの改良によって短縮できたのかも知れません。
Re:プロトコル改良でオーバヘッド逓減 (スコア:1)
となると、結構面白くなるかも知れませんね、確かに。
ほえほえ
Re:プロトコル改良でオーバヘッド逓減 (スコア:0)
IrDAは光通信だもんなぁ。
そのうちGbpsぐらいで通信してくれるようにならないかね。
Re:プロトコル改良でオーバヘッド逓減 (スコア:1)
キャリアの性質はそうですが、光電変換素子(発光素子と受光素子)が 追従できるかどうかって問題がありますね。
前に挙げた文献には、(現状の)LEDじゃ駄目っぽいことが書いてあります。
日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:2, すばらしい洞察)
はおかしいと思わないのかな。
1つ目は分からないでもないけど、2つ目のやつなんか意味不明だし。
期間限定サービス (スコア:1, おもしろおかしい)
だと思った。
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:1)
「は・早いっ・・・」
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:0)
「約50~100秒以上」は、もともと報道発表資料中に書かれている表現ですね。どういう意味にとればいいのだろうか・・・
「通信時間を1/4~1/10に高速化」はどこにあった表現でしょうか?タレ込み文中にはないと思うのだけれど・・・。報道発表資料中では「データ転送速度の高速化(従来比4~10倍以上)」となってますし。
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:1)
ワタシ ニホンゴ ワカリマセン
それは置いといて…
タレコミ元に書いてありますが、書き換えるとですね、
@500kbのデータの転送時間は...
IrSimple-4M方式 約1秒(Max:4Mbps)
IrDA-4M方式 約4~11秒(Max:4Mbps)
IrDA-115K方式 約50~100秒以上(Max:115.2kbps)
となりますね。
※この「以上」は計測するのが面倒だったからそう書いているのだと、
あたしは勝手に思い込んでいます(--;
>「通信時間を1/4~1/10に高速化」はどこにあった表現でしょうか?
>
「データ転送速度の高速化(従来比4~10倍以上)」の裏を返せば
「転送時間は従来の1/4~1/10以下」と同意ではないんですか?
えりか@意思のあるフランス人形
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:0)
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:0)
500KB の伝送に IrDA-115Kでは約50~100秒以上かかり、IrDA-4Mでも約4~約11秒かかるが、IrSimple-4Mを使えば約1秒で伝送できる
ってことだと思うんですけど?
複雑に考えなきゃわからない箇所があるように思えない。
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:0)
「通信時間を1/4~1/10に高速化」はタイトルにありましたね。すみません。
別に変に思わない人がいるのが不思議なんですが、私がおかしいだけなんでしょうかね。
「時間を1/4に短縮」は正しいと思いますが、「時間を1/4に高速化」とは言わないと思うんですが・・・。もちろん意味は十分わかりますし、これは揚げ足取りに過ぎない指摘だとも思います。
「50~100秒以上」は意味がわかりません。がんばって解釈すれば最短が50秒と
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:2, 参考になる)
>がんばって解釈すれば最短が50秒というのはわかります。
もうちょっと頑張って欲しかったな。
今回のニュースは、IrSimpleがIrDA-115K(IrDA1.0)、IrDA-4M(IrDA1.1)よりも
優れていますよ、特に4Mよりって所が解れば十分であって、
115Kがどんなものか、それに対し4Mはどう優れているかというのは
問題にしてない暗黙知な人への発表資料になっているのかな。
誰にでもわかる、簡単な説明をしている適当なソースを探せなかったが、
ここの仮想ポートと物理ポートの記述 [vector.co.jp]が参考になるかな?
>一般的な通信ソフトウェアや、シリアル・パラレルドライバは、
>この”仮想赤外線ポート”を参照することにより、外部の機器等に接続可能となる。
>これに対し、実在する赤外線ポートは”物理赤外線ポート”(Windows95以前はCOM1やCOM2)
>と呼ばれ IrDAプロトコル層の最下位に位置し、赤外線通信装置の
>ハードウェアポートそのものを意味する。
> IrComm”仮想赤外線ポート”の入出力データは、デバイス探索や
>ネゴシエーション、バインド、エラー訂正、ハードウェア信号処理や
>半2重処理などIrDAのプロトコルを付加して最終的に”物理赤外線ポート”へ送られる。
要するに、赤外線ポートの物理的通信特性を制御する、仮想ポートの技術ですよと、
それが最適化されていない4Mよりも早く済みIrSCとして知られていましたと、
115K?あーこれは、リモコン情報みたいなのにはいいかもしれんが、
500KBってなると途端にエラー訂正などの手順が頻繁に行われるから
最遅の転送時間なんて計測しきれないわ、ってイメージで良いかな。
スラドでも、赤外線通信なんてそうそう使う人も少ないだろうし。
夏休みである事も踏まえて考える時に、不親切なタレコミとは思うけど。
知ろうとしない、興味が無いものに解らないって逆ギレするのは良くない。
ここ [nikkeibp.co.jp]とかここ [impress.co.jp]、ITXの情報 [itx-corp.co.jp]なんかも参考になるかな。
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:0)
そんなことは聞いてなくて、どうして「50~100秒以上」という表記を
するのかが判らない、と言っているのでは。「50秒以上」でよいと思うという
庫とについての回答になっていません。
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:1)
100秒で実験を打ち切ったとか、そういう状況で。
もしくは
典型的には50秒~100秒だが、場合によってはそれ以上になる場合もあるという意味。例:「ノートパソコンていくらぐらい?」「10万~高いものは20万以上」
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:0)
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:0)
通信を1/4~1/10に高速化ならかなり変だけど
時間が1/4に高速化されてるんだからいいんじゃない?
でも4倍~10倍高速化って書くほうが分かりやすいかもしれないね
>約50~100秒以上
これは変だね、約50~1
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:1)
そうか? 最小で約50秒, 最大は条件次第で100秒を越えることもあるってことでしょ. 単に読解力が不足しているのを人のせいにしてるんじゃないの?
Re:日本語の乱れと曖昧表現の行き着く先 (スコア:0)
観測実験に失敗するじゃないですか!
さっそく (スコア:1)
Re:さっそく (スコア:1, おもしろおかしい)
せめて (スコア:1, おもしろおかしい)
血流を4~10倍に高速化する技術 (スコア:2, おもしろおかしい)
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
Re:血流を4~10倍に高速化する技術 (スコア:0)
この際だから (スコア:1)
全部この規格で統一してみてもらえませんかね。
それに双方向通信にすれば、電力線通信だのIPv6だのを用意せずとも
ユビキタスが実現できると思うのですが。
無線LANにつないだ赤外線送受信機があればいいって事でしょう?
Re:この際だから (スコア:0)
「まだまだ生き残る」というよりは (スコア:1)
だって、殆んど使われてないじゃないですか。
今時のノートPCには殆んど搭載されていないし、デスクトップPCであれば尚更、PDAだって普及しているとは言い難いし、携帯の搭載率も芳しくない。
最近のパーツ事情には詳しくないのですが、最近の市販マザーボードには IrDA の端子が未だ付いていますか。
仮に未だあるとしても、それに赤外線I/Fを接続して使っている、という人は、少なくとも過去において私の身の回りでは聞いたことがありません。
名刺データの交換、という用途で使われていたようですが、なんかおもちゃ的な次元の利用だな、というのが正直な気持ちです。
今時のノートPCなら無線LANはかなりの率で搭載されているし、なくてもetherの口が標準搭載されているから、 IrDA の存在意義がないですね。
携帯なら、小さい文書はメイル、大きなデータは SD カード等を介して外部とのデータ交換をするでしょう。
私は PDA を持っていませんので、 PDA についてどうなっているかは存じません。
PDA は一部マニアのモノと認識しています。
真剣に開発をされた当事者の方々には悪いけど、実用的な利用がなされないまま、もはや死に体のデバイスの改良をしても、それこそそのプロトコルを利用した画期的なキラーアプリケーションが登場しない限り、誰も使わない状況に変わりはなく、そのまま消え失せる、に500カノッサ。
Re:「まだまだ生き残る」というよりは (スコア:1)
普通のファイルなどのデータや、携帯電話の iNextTrain 等のデータを転送することが多いですが、
なんでこのPCは IrDA が無いんだよ~と
悲しくなる場面が結構ありますよ。
IP アドレスの設定もよく変更する環境なので、
設定が少ない・ほとんど必要ないこういったデバイスは重要です。
ちょっとしたデータを転送…でもFDには入りきらない、あるいはFD自体がついてない。場合によっては Ethernet 端子も無い。こういう時には IrDA は便利なのです。
個人的には、まだまだ存続して欲しいデバイスです。
ノートのIrDA 端子 については、標準的な搭載位置を(ATX のコネクタ位置のように)大まかに決めてくれた方が、相手と通信しやすくなるのではないかと思います。
[Q][W][E][R][T][Y]
Re:「まだまだ生き残る」というよりは (スコア:0)
Re:「まだまだ生き残る」というよりは (スコア:0)
Re:「まだまだ生き残る」というよりは (スコア:0)
(要点を簡潔にまとめましょう。)
あと日記や感想文はチラシの裏にでも書いてくれ。
ITXイー・グローバレッジ!? (スコア:0)
この会社がどの様な経緯や技術を持って参加しているんでしょうか。
知ってるエロいヒト教えてください。
Re:ITXイー・グローバレッジ!? (スコア:3, 参考になる)
-- Takehiro TOMINAGA // may the source be with you!
Palmの場合 (スコア:0)
ま、BlutToothは初期設定がめんどくさいんで、棲み分けはされるのかもしれませんが。ノートPCへのIrDAの搭載も減ってるようですし、果たして巻き返せるんでしょうか?
(ざっとみたところでは、ThinkPadは大体残ってる感じ。富士通、NEC、東芝はほとんど載ってないようです。)
適材適所 (スコア:3, すばらしい洞察)
「Bluetoothの設定してね。あ~と、イネーブルにして、発見可能にして・・・。ちょっと貸して。このメニューの階層から、こう・・。
デバイスネーム何にした?
ちょっとまって、inquiryかけてるから。あ、あった。
PINコード"123"で接続するから、接続要求が来たら・・・」
なんてやるのはまどろっこしいものです。
Bluetoothは機能面に注目しすぎて、あれもこれもできるように規格をいじった挙句、
複雑になって使い勝手を悪くしちゃいましたね。
こういう場合はIrDAが確かに便利だと思えます。
お手軽接続の方法もサポートして、セキュアな通信にも使えて、
通信速度も高速で、コンパクトで低消費電力、低コスト、
とオールマイティなワイヤレス通信の手段があれば
言うことないんですが。
Re:適材適所 (スコア:0)
少なくとも私の使ってる機器は、どれを見てもbluetooth の ON/OFF は別にあるけど、OFFにするのは飛行機に乗るときくらい。
ファイルやデータを選んだ状態でメニュー(オプションだったり右クリックだったりいろいろ) から送るってだけでしょ?
PINコードの入力とかもありますが、IrDA と比べて複雑な操作系になってる端末なん
Re:適材適所 (スコア:1, すばらしい洞察)
だからまさにそういう気軽な場面でBluetoothではなく、
IrDAが使われるというのが、状況を良くあらわしていると思いますが。
端末を向き合わせるというのも、制限にもなりますが、
見方を変えると、通信する相手を指定する最も直感的な
方法なのです。
Re:適材適所 (スコア:0)
Re:適材適所 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:適材適所 (スコア:2, 興味深い)
ケーブル接続は、心理的な抵抗感が大きく、
あまり使ってもらえないのではと思います。
ここ数回の合コンでの傾向:
・メールアドレスを赤外線で交換
→ 9人中9人が、交換に同意。
・その場で撮った画像を、SD経由で渡そうとすると
→ 9人中2人が、交換に同意。
拒絶された理由「ウィルスとか移りそう」「なんか怖い」
「相手の用意した物理デバイスを自分の持ち物に刺す」
というのが、ネックになるのではと思います。
という訳で、既に、コンピュータ詳しくない人にも(インフラ
含めて)土壌ができつつある赤外線に一票。
Re:適材適所 (スコア:1)
1秒で転送できるのであれば、
> 手持ちでは不可能だから、結局、机の上とかで固定しないとだめ
ってこともなくなりますよね。
今とは違う使い方も出てくるんじゃないでしょうか。
Re:適材適所 (スコア:0)
Re:適材適所 (スコア:0)
気軽に使える Bluetooth と制限が多くて大変な IrDA というイメージしかありません。
Re:適材適所 (スコア:0)
もしくは(使えるのなら)USBメモリで。
Re:適材適所 (スコア:0)
ものすごく面倒くさいですよ。
Re:Palmの場合 (スコア:2)
trueOne
Re:Palmの場合 (スコア:0)
させなけりゃならんので、遮蔽性ってのはさほど重要でないかと。
電波だとどこで増幅して盗聴してるか解らないけど、赤外線の場合
周囲を見回す程度で済むと思います。
(信頼してるつもりの接続先に細工を…とかいうのは無しで)
機器認証が簡素化? (スコア:0)
ということだったりしますか?
いやいや (スコア:0)
デバイス検索時の認証なので
別です。
印刷 (スコア:0)