『トキワ荘青春日記―いつも隣に仲間がいた…』(藤子不二雄A)
藤子不二雄Aさんといえば『ホアー!! 小池さん』などのブチ切れた作風で有名ですが、若いときは普通の青年だったんだなぁということがこの本で分かります。
いや、ハットリ君とか怪物くんは普通だったよね? いつからこんなんなっちゃったんだ。
いや、ハットリ君とか怪物くんは普通だったよね? いつからこんなんなっちゃったんだ。
というわけで、藤子不二雄Aさんがトキワ荘で過ごした2年間、ずっと書き続けていたという日記をまとめた本です。
日記ということで中身はものすごく個人的な内容。締め切りが近いのに「今日も呆然と過ごす。明日こそ!」とかそんなことばっかり書いてあるので「日記書いてねーで原稿書けよ」とか思ってしまうんですが、リアルっちゃあリアルです。まあ、ぼくも宿題はギリギリまでやりませんからね。
他にもK子さんという女性に気があることなんかも書いてあるし、他人の個人的な日記を読めるなんて機会はそうそうないですから、そういう面白さはありますね。
反面、「藤子F不二雄さんとのエピソードが知りたい」とか「手塚治虫さんの伝説が読みたい」とか、そう思って読むと物足りないかもしれません。まあ、日記だからしかたないよね。
ただ、寺さんの話はやけに印象的でした。この話があったから、この本を出版したくなったのかもしれませんね。
日記ということで中身はものすごく個人的な内容。締め切りが近いのに「今日も呆然と過ごす。明日こそ!」とかそんなことばっかり書いてあるので「日記書いてねーで原稿書けよ」とか思ってしまうんですが、リアルっちゃあリアルです。まあ、ぼくも宿題はギリギリまでやりませんからね。
他にもK子さんという女性に気があることなんかも書いてあるし、他人の個人的な日記を読めるなんて機会はそうそうないですから、そういう面白さはありますね。
反面、「藤子F不二雄さんとのエピソードが知りたい」とか「手塚治虫さんの伝説が読みたい」とか、そう思って読むと物足りないかもしれません。まあ、日記だからしかたないよね。
ただ、寺さんの話はやけに印象的でした。この話があったから、この本を出版したくなったのかもしれませんね。
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