カーテンを洗う、読了「閉鎖病棟」帚木蓬生
夏は、網戸にしておくことが多い家の窓。
汚れが気になっていたのですが、
ようやく重い腰を上げて
洗濯しました。
基本、私はカーテン類は
洗ったらそのまま窓に吊り下げて
サーキュレータを回して乾かします。
洗い終わったのですぐに
窓に取り付けようとしました。
ところが、広げたとたんに
白いものがハラハラと落ちて来ました。
何だろうとよく見たら
レースのカーテンの方から落ちる。
なんと、全面に膨らんだように編み込みのある
レースの糸自体が落ちて来てたのですね・・
夏の暑さで生地が劣化したのだろうと思います。
気に入った模様のレースカーテンを
仕立てて貰ったのに
まだ3年くらいしか経ってません💦
残念ながら、レースの方は捨てました。
ハラハラとレースの残骸が花びらのように
あちこちに散らばって掃除するのも大変でした。
夏はかなり強烈な太陽の陽が
射しこみますから劣化も仕方がないですが
ちょうど、まだ以前のレースカーテンが
あったのでそれを吊り下げました。
皺だらけだけど🤣
居間とキッチンとダイニングは
全てロールカーテンです。
これが謎解きのように思えてうまく外せません(爆)
仕組みは簡単のようですが
最終的には息子2にやって貰いました。
縁側の掃き出し窓のカーテンは230センチかな?
先日、茶々さんが書いていられたように
外すのも怖いし高さが高いので怖い。
階段式のステップが2段と3段があるので
3段の方に登ってカーテンを外しました。
150センチ230センチのカーテンは
レースと合わせて4枚、
かさばりますから
ひと窓ずつ洗いました。
息子どもの部屋のカーテンも
洗いたいところですが
「汚れてない!」の一点張り😂
もうあきらめました。
汚れてもほこりを吸うのは自分たちだし。
知らんがな🤣
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読了「閉鎖病棟」帚木蓬生
この作家さん、私と同じ歳で
福岡出身で、精神科医。
一度東京大学に入りながら
その後、九大の医学部に入って精神科医になり
作家としても活躍されてる。
映画化されて、ずいぶん前だったかに
u-nextで見たんですね。
笑福亭鶴瓶さんが生き残った死刑囚。
小説とは少し内容が違っていた。
精神病棟の話だが
のっけから死刑囚の死刑の失敗の話が出て来る。
精神病院でも、開放病棟、半開放病棟、閉鎖病棟と
分かれているようだが
私たちは外から見て、偏見を持ってしまう事が
あるかも知れない。
中の人達には人情もあり
狭い空間での仲間意識のようなものもあるだろう。
地方の病院が舞台だから
方言で書いてあるので
私には、感情移入が出来た。
あとがきを読んで納得した。
医師の立場からではなく、
患者の立場から公正に描かれていると言う事。
読み応えがあり、読後感も非常によかった。
色眼鏡で見てしまう事が多い私たちだが
うわべだけで思ってはいけない。
あとがきにはこうあった。
「この作品を呼んだ読者がは、
精神科の患者たちが
しばしば私たち以上に
純粋でまともな心の持ち主であることを知り
愕然とするに違いない。」