PS2「POISON PINK ポイズンピンク」「キミキス」が好スタート、他 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

▼PS2「POISONPINK ポイズンピンク」オリジナル新作ながら好スタート


■PS2:「POISON PINK ポイズン ピンク」

フライトプランが手掛ける新作シミュレーションRPGの
PS2「POISON PINK/ポイズンピンク」は、オリジナル新作ながら
初日で約3.2万本を販売、消化率も6割を超える好スタートとなった。
フライトプランの自社ブランドタイトル第1弾であった
PS2「ドラゴンシャドウスペル」の初日販売本数も約3万本で、
フライトプランの持つブランド力が見えて来る数字となっている。

▼固定層からの支持が高い2作も好調


■PS2:「eb!コレ エビコレ+ キミキス DVD-ROM&カレンダー付き」
■DS:「ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season」

PS2「キミキス」は、通常版の初日販売本数と同等の約2.8万本を販売。
通常版購入者の高評価や、アニメ放送開始以降の新規ファンに上手く訴求し、
廉価版ながら異例の好スタートを切った。

DS「ときメモ Girl's Side 2nd」は、前作のほぼ倍にあたる約2万本を販売。
同日発売のDS「ラブレボ!」も約4000本ながら消化率はそこそこ高く
いわゆるギャルゲーの進出はあまり見られないDSだが
女性向けタイトルにはそこそこ芽がありそうだ。
「遥かなる時空の中で」(外伝的なものではなく本編)や
「金色のコルダ」などもDSでリリースしてみてはどうか。

今週の危険信号


■DS:「デキる男のモテライフ 昼のモテ講座編」
■DS:「デキる男のモテライフ 夜のモテ実戦編」

ゲーム中でモテ指南をしておきながらソフトがさっぱりモテていない
「デキる男のモテライフ」は、2本とも集計可能本数に届かず大苦戦。
「SPA!」読者層とDSユーザーの相性以前に、このクラスのソフトで
2バージョンでの発売にしたことが購入に踏みとどまらせている気がする。
実際、私がその一人だったりするのだが。
WiiとPSPで発売された「メダル オブ オナー ヒーローズ 2」も
PSP版が2000本強、Wii版はザッパー同梱版ですら3桁で、
どちらも消化率1割と苦戦中。

▼「美学vs.実利/西田宗千佳」Amazonランキング急上昇中

美学 vs 実利
■Book:「美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史/西田宗千佳」

昨日、商品ページがオープンした時には7000位あたりであった
Amazonランキングが、15日15時現在、何と61位まで急上昇中。
西田氏のブログで告知されて以来、あちこちで話題にはなっていたので
予約解禁を待っていた方も多いのかも知れない。

▼東芝、間もなくHD-DVDから撤退か(ITmedia)


<■HD-DVD:「トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション」

高精細DVDフォーマット戦争は、1つのフォーマットの「死の観察」に変わった。
東芝は向こう数週間のうちに、HD DVDフォーマットから撤退するとみられている。
1月初めにWarner Home Videoが5月以降はソニーのBlu-ray Disc規格のみをサポートすると
発表して世を驚かせたのに続き、小売業者の離脱が相次いだのを受けてのことだ。


「トランスフォーマー」1本で市場がひっくり返るはずもなく
年間50~60枚のDVDを購入している映画ファンの私としては
このまま次世代DVD規格が1本化してくれれば嬉しい限り。
ただ、精密な映像が一般的にはさほど必要とされていないのも確かで、こんな記事も。

●ブルーレイ優勢も…次世代DVD、買いますか?(MSN産経)

DVDは多くの消費者に受け入れられた。
それは、VHSビデオテープより画質がよく、使い勝手がよかったからだ。
特に、ユーザーは使い勝手の良さを重要視する。
レーザーディスクを思いだしてほしい。
画質は良かったものの、あまり普及しなかった。
市場調査会社、NPDグループによると、ハイビジョンテレビを持っている
世帯の7割は、次世代DVDプレーヤーに買い替える必要性を感じていないという。


「もっと綺麗」の一点突破で動く層は限られている。
東宝や松竹といった国内の大手メーカーもまだほとんど動きを見せておらず、
Apple社の掲げる映画のダウンロードレンタルや価格面など、
Blu-rayに残された課題はまだまだ多い。