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戦姫絶唱シンフォギア EPISODE12の感想とか

シンフォギィィィアアアアアアァァアアアアァアァァァアアアッッッ!!!
 
 熱い熱すぎる!熱さで爆発してしまいそうだ!ぼくの丸太のようなカディンギルが月を穿ってしまいそうだッ!

 ヌアアァア!冒頭が前回のラストシーンからダァァァ!EDテーマMeteor LightをBGMにクリスちゃんが絶唱するシーンからのスタートですよ!特殊OPでスタートするなんて最終回間近な雰囲気がプンプンじゃないですか!

 命を燃やして散っていったクリスちゃんに毒づくフィーネ。この二人はいわゆるSとMで引き合う関係でした。飴と鞭の喩えでいう鞭の比率が高いSM関係でした。しかし7話ラストで決別してからというと、飴の全くない鞭を振るだけの関係になってしまいます。第5話の電気ショックの場面を思い出してみれば分かるとおり、決別前までは希望をみせてから絶望におとす飴と鞭の使い分けができていました。座右の銘っぽい「痛みだけが人の心を繋いで絆と結ぶ世界の真実」を実践しておりました。しかし、ネフシュタンを纏ってからのフィーネは、痛みだけを与える存在になってしまいました。推測ですが、おそらくネフシュタンを纏ったのが原因ではないかと思います。why?それはなぜかといいますと、ネフシュタンにはオプションとして鞭が2本ついてきます。鞭&鞭です。つまりフィーネは両手に鞭を掴んだことで、好きなもの鞭&鞭になってしまったのです。表面上Sを装っていてもM気質なクリスちゃんが装着したネフシュタンよりも、S気質なフィーネが装着した方が圧倒的に強いことから、ネフシュタンはSっ気が強い者の方が相性がいいことが分かります。

 そんなフィーネも、かつては人の身でありながら創造主に恋しちゃった、告白?ダメそんなことできない、だって…おんなのこだもん!という純心な乙女でした。しかし、統一言語を奪われたことで、その秘めたる恋心を明かすことができないまま数千年も悶々と過ごす中でSっ気が増大してしまったのでしょう。そのベテランドSのフィーネと鞭二つ付属ドSアイテム、ネフシュタンの鎧との融合は人類史上、類をみないノンシュガーなドSの中のドSを誕生させてしまったのです。

 そういえば、フィーネがクリスちゃんに電流を浴びせていたのはただの趣味じゃなくて、傷口から侵入してくるネフシュタンを除去するための処置だったって公式サイトのページに載ってましたよ。公式サイトさんは色々と補完してくれてて助かります。それにしても、電流を浴びせられた後に食事にしましょうかと言われて安堵するクリスちゃんの顔はそそるよなぁ。ホッと一息つかせた後にまた電流を浴びせる一連の流れが気持ちよすぎる。ぼくのカディンギルがそそり起ってしまいそうになります。お粗末


 本編戻って、一触即発、人を捨てた二人の戦いが火蓋を切ろうとしていますって感じでね、響が暴走して黒くなってしまいました。制御できないしたくないよはーじめてしるかーんかくー状態になってしまいました。まるで尾獣化が制御できていなかった頃のナルトスのような姿形です。動いているものすべてが標的って感じに暴れまわります。かたやフィーネの方は響の一撃で上半身ぱっくりいってもくっついてしまうほどの再生能力になりました。そして暴走響は翼さんに標的を変えて襲い掛かってきてね、それを剣を捨てて受け止めてしまう翼さんはとても母性に溢れていました。おそらく本編で一番精神的に成長したのは翼さんでしょう。3話冒頭のシーンがウソのようです。

 暴走響を第4話以来の影縫いで動きを止め、一人でフィーネに立ち向かう翼さん。新技「炎鳥極翔斬」で不死鳥となってカディンギルを直接狙いにいきますが鞭&鞭で迎撃されてしまします。あわや発射間近で万事休すか?と思ったら脳内奏とアクセスすることによってまさに不死鳥の如く復活した翼さん。何とか発射を阻止し、カディンギルの破壊に成功したものの力尽きてしまいました。そこで影縫いが消えていくシーンが哀愁を誘うんですよ。ホントにくい演出よ。


 あーん!翼さんが死んだ?
 翼さんの薄い本&風鳴翼F.Cつくろーッ!って思ってたのに…
 くすん…剣薄命だ…
 ・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
 この間「今、時代は防人だッ!」の感想を書いてまだ2週間じゃないですか!
 どーして、どーしてッ!?あれで終わり!?嘘でしょッ!?
 信じられないよおッあんなカ・ディンギルに特攻して自爆なんてッ!!
 クリスちゃんと差がありすぎるわッ!!生き還りますよね?ね?ね?
 ……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
 私はあのおそろしく部屋の汚い彼女が(たとえ緒川さんが片付けててもさ!ヘン!)大好きだったんですよッ!!
 翼さ~んッ!私と一緒に戦ってくださああああいッ!!
 フィーネのカバッ!!え~ん・゚・(ノД`)・゚・


 絶望感が漂う中でアニメ娘板場弓美ちゃんが一人ヒスってしまうんだけど、逆に周りの人たちが冷静すぎて驚きましたよ。そんな弓美ちゃんが発狂して不和を生みそうになりますけど、未来さんの一喝と響が以前助けた幼女ちゃんのアシストによって亀裂が修復されました。そして響のために自分ができることをしようと行動します。後腐れなくすっきりさせる流れが視聴していて実に心地良いと思いました。そして未来さんの響を信じるぶれない心はまさに本妻にふさわしいと思いました。そういえば第1・2話の幼女ちゃんを助けた時の響は、まだ覚醒前の普通のおんなのこだったんですよね。そんな普通のJKが勇気のみで立ち向かっていったわけですから響はシンフォギア装者になる前から響だったわけです。というより響は装者になってからも変わらず響のままだったわけです。話がそれますが、ジョジョの奇妙な冒険第1部ファントムブラッドで、最初の方のまだ波紋をおぼえる前のジョナサンが、勇気のみで吸血鬼ディオに立ち向かうシーンが大好きなんですよぼく。本当に人間賛歌って感じがして大好きなんです。そんなジョナサンの姿と響が重なった今日この頃です。

 八つ当たりで響をボロ雑巾のように扱うフィーネ。とても研究室で響の隠し撮り写真をそこら中に貼り付けていた人と同一人物とは思えません。それほど怒り心頭なフィーネ。本命の創造主に対して本当に一途です。心を折られ、まるでこれじゃないプライズ品のような顔になってしまった響。
 だがしかし、突如あたりに響き渡るリディアン校歌の斉唱。そう、未来たちは生きていた。守りたい者の無事を知り、戦う意思を取り戻す響。力漲り、眩い光の柱となり蘇る。その柱は1つではない、3本だ。3本の光の柱が天を突き破る。復活したのは立花響だけではなかった。風鳴翼が、雪音クリスが3人が新たな力と共に復活したのだ。その身に纏うは新たなギア。3人それぞれのギアに翼が生え、大空をを力強く羽ばたく。それは桜井理論を越えた彼女達自身のギアだ。動揺するフィーネをよそに、立花響は叫ぶ。「シンフォギア」と。



次回最終回
 この3ヶ月、まさに最速でッ!最短でッ!真っ直ぐにッ!一直線にッ!駆け抜けるような熱く爽快感のある作品でした。泣いても笑っても残り1回。円盤のセールスも好調なようで続編が期待できます。しかし、それは最終回の展開次第では難しくなるかもしれません。最終回から第1話冒頭のあのシーンに一体どう繋がるのかまったく先が読めません。あぁ最終回が実に待ち遠しい、待ち遠しい。もし最終回が視聴することができなくなって、放映されるのを数千年も待ち続けたら月を穿ちたくなってしまいそうです。なんて罪深い作品なんだ戦姫絶唱シンフォギアという作品は、そしてなんと愛おしい、数千年にも及ぶ恋心だ
2012-03-30 : アニメ感想とか : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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