コンサートで迷惑な客と遭遇するケースに関する一考 ~ ベリキューのコンサートは、「マナーの悪い客」が本当に多いのか? ~
コンサートで
迷惑な客と遭遇するケースに関する一考
~ ベリキューのコンサートは、
「マナーの悪い客」が本当に多いのか? ~
「ベリキュー(Berryz工房、℃-ute)のコンサートには、マナーの悪い客が多い」という“印象”は、本当である。
その理由は2つ。
(1)客の95%程度が成人の男性であり、平均身長が170cmは有りそう。
(2)数は多くないものの、実際にマナーの悪い客がいる。
(1)に関しては割愛するとして、(2)に関して考えてみよう。
一体、どの程度の比率でマナーの悪い客がいると、「客のマナーが悪いという“印象”」を受けるのだろうか?
あるいは…、
どの程度の比率でマナーの悪い客がいると、「マナーの悪い客によって被害を被る」ケースに至るのだろうか?
上の図は、「某会場の、自分を中心とした25席における、マナーの悪い客(迷惑な客)の存在パターン」を示したものである。
図を作ってみて、自分でも驚いた。
「客のマナーが悪いという“印象”」を受けているベリキューのコンサートの現状は、実際には「B」だと思う。私の経験上、ベリキューの一般席は「B」(3)の類型が多いのだ。
驚いたのは、このケースにおける「マナーの悪い客(迷惑な客)の存在確率」は、何と僅か16%に過ぎないという点である。
16%という確率は、普通に考えたら、脅威と感じる数字ではない。
しかし、実際に私はベリキューのコンサートに行く度に
「今回は迷惑な客がそばにいませんように」
と神に祈っている。
そして、コンサートが終わるたびに
「今回も、どうにかギリギリセーフだった」
と安堵している。
たった16%、マナーの悪い客(迷惑な客)がいるだけで、こうなってしまう。
会場の84%がマナーの良い客で占められていても、「マナーに関してはギリギリセーフ」という印象を受けてしまうのだ。
もう一度、前出の図を見て頂きたい。
「マナーの悪い客(迷惑な客)の存在確率」が、32%に達したら、基本的にはもうダメである。
「C」(3)なら「ギリギリセーフ」だが、「C」(3a)だと、完全にダメだ。
「C」(2)なら「ギリギリセーフ」だが、「C」(2a)だと、「C」(3a)ほど酷くはないものの、それでもほぼダメである。
また、これも今回初めて気付いたのだが、もしもコンサート会場で実際に「C」(3a)や「C」(2a)の状況に立たされたら、
「約3分の1が、マナーの悪い客だった」
という印象を受けるだろうか?
おそらく、ほとんどの人は
「約半数(または半数以上)が、迷惑な客だった」
という印象を受けると思う。
これは逆に言えば、
「約半数がマナーの悪い客で占められていた」
という印象を受けても、実際には
「68%対32%で、マナーの良い客の方が2倍以上も多い」
という場合がほとんどなのではないか。
本当に「約半数がマナーの悪い客で占められている」状態は、とんでもなく過酷なのだ。
試しに、
「12人(自分含む)対13人で、マナーの良い客の方が1人だけ少ない」
という図を描いてみれば、すぐに分かる。
25人中、自分以外の「マナーの良い客」は、ほんの3、4人しか目に留まらないことが想像できる。体感的には「4人対21人」、ほぼ四面楚歌の状態であろう。
実際には、私はベリキューのコンサートで、四面楚歌どころか「C」(3)や「C」(2)の状況になったことすらない。チケット表記で2列目(ピット席があるので、実質的には6列目相当)のベリーズのFCイベントでも、「B」(3)に近かった。
つまり現状では、余程のことがない限り「マナーの良い客の方が遥かに多い」のだ。
だから、
「ベリキューのコンサートにはマナーの悪い客が多いから仕方がない」などと諦めることは、実にナンセンスである。
実際には、マナーの良い客が圧倒的に多いのだ。
断じて、マナーの良い客が絶望して去るべき現場でない。
モラルの点は勿論、多数決の点からも、去ってもらうべきはマナーの悪い客の方なのだ。
マナーの悪い客の数が現状の半分になれば、図の「F」のようになる。
ちょうど、しょこたん(中川翔子)のコンサートが、こんな感じである。
ベリキューのコンサートでも、事務所側は
(1)酒類の持ち込み禁止
(2)ボード、スケッチブックの使用禁止
(3)大きなサイズの応援グッズ(誘導灯など)の使用禁止
(4)高輝度サイリウムの使用禁止
を打ち出している(現場で明確に禁止しているため、違反者を簡単に取り締まることができる)。
それでもマナーの悪い客が減らないのなら、事務所に規制事項を更に増やしてもらうしかない。
最近は、会場でマナーの悪い客と遭遇しても、自分が“直撃”と言えるほどの被害を被っていないため、事務所に苦情の電話を入れることをしていなかった。
次回からは、例え自分にとっての被害が軽微であったとしても、
「あのような迷惑行為を行う客の存在を許しているようでは、次回からコンサートに行く気が失せます」
という趣旨で、マナーの悪い客に関する苦情を事務所に入れることにする。
現状が、図「B」から図「C」のように悪化するか、それとも図「F」のように改善されるかは、現在の「84%のマナーの良い客」の生の声、すなわち現場における注意(スタッフへの依頼含む)と事務所への電話にかかっていると思う。
現場での注意は無理だとしても、その翌日か翌々日、事務所へ電話することは誰でも出来るだろう。
まさに「実行あるのみ」なのだ。
迷惑な客と遭遇するケースに関する一考
~ ベリキューのコンサートは、
「マナーの悪い客」が本当に多いのか? ~
「ベリキュー(Berryz工房、℃-ute)のコンサートには、マナーの悪い客が多い」という“印象”は、本当である。
その理由は2つ。
(1)客の95%程度が成人の男性であり、平均身長が170cmは有りそう。
(2)数は多くないものの、実際にマナーの悪い客がいる。
(1)に関しては割愛するとして、(2)に関して考えてみよう。
一体、どの程度の比率でマナーの悪い客がいると、「客のマナーが悪いという“印象”」を受けるのだろうか?
あるいは…、
どの程度の比率でマナーの悪い客がいると、「マナーの悪い客によって被害を被る」ケースに至るのだろうか?
上の図は、「某会場の、自分を中心とした25席における、マナーの悪い客(迷惑な客)の存在パターン」を示したものである。
図を作ってみて、自分でも驚いた。
「客のマナーが悪いという“印象”」を受けているベリキューのコンサートの現状は、実際には「B」だと思う。私の経験上、ベリキューの一般席は「B」(3)の類型が多いのだ。
驚いたのは、このケースにおける「マナーの悪い客(迷惑な客)の存在確率」は、何と僅か16%に過ぎないという点である。
16%という確率は、普通に考えたら、脅威と感じる数字ではない。
しかし、実際に私はベリキューのコンサートに行く度に
「今回は迷惑な客がそばにいませんように」
と神に祈っている。
そして、コンサートが終わるたびに
「今回も、どうにかギリギリセーフだった」
と安堵している。
たった16%、マナーの悪い客(迷惑な客)がいるだけで、こうなってしまう。
会場の84%がマナーの良い客で占められていても、「マナーに関してはギリギリセーフ」という印象を受けてしまうのだ。
もう一度、前出の図を見て頂きたい。
「マナーの悪い客(迷惑な客)の存在確率」が、32%に達したら、基本的にはもうダメである。
「C」(3)なら「ギリギリセーフ」だが、「C」(3a)だと、完全にダメだ。
「C」(2)なら「ギリギリセーフ」だが、「C」(2a)だと、「C」(3a)ほど酷くはないものの、それでもほぼダメである。
また、これも今回初めて気付いたのだが、もしもコンサート会場で実際に「C」(3a)や「C」(2a)の状況に立たされたら、
「約3分の1が、マナーの悪い客だった」
という印象を受けるだろうか?
おそらく、ほとんどの人は
「約半数(または半数以上)が、迷惑な客だった」
という印象を受けると思う。
これは逆に言えば、
「約半数がマナーの悪い客で占められていた」
という印象を受けても、実際には
「68%対32%で、マナーの良い客の方が2倍以上も多い」
という場合がほとんどなのではないか。
本当に「約半数がマナーの悪い客で占められている」状態は、とんでもなく過酷なのだ。
試しに、
「12人(自分含む)対13人で、マナーの良い客の方が1人だけ少ない」
という図を描いてみれば、すぐに分かる。
25人中、自分以外の「マナーの良い客」は、ほんの3、4人しか目に留まらないことが想像できる。体感的には「4人対21人」、ほぼ四面楚歌の状態であろう。
実際には、私はベリキューのコンサートで、四面楚歌どころか「C」(3)や「C」(2)の状況になったことすらない。チケット表記で2列目(ピット席があるので、実質的には6列目相当)のベリーズのFCイベントでも、「B」(3)に近かった。
つまり現状では、余程のことがない限り「マナーの良い客の方が遥かに多い」のだ。
だから、
「ベリキューのコンサートにはマナーの悪い客が多いから仕方がない」などと諦めることは、実にナンセンスである。
実際には、マナーの良い客が圧倒的に多いのだ。
断じて、マナーの良い客が絶望して去るべき現場でない。
モラルの点は勿論、多数決の点からも、去ってもらうべきはマナーの悪い客の方なのだ。
マナーの悪い客の数が現状の半分になれば、図の「F」のようになる。
ちょうど、しょこたん(中川翔子)のコンサートが、こんな感じである。
ベリキューのコンサートでも、事務所側は
(1)酒類の持ち込み禁止
(2)ボード、スケッチブックの使用禁止
(3)大きなサイズの応援グッズ(誘導灯など)の使用禁止
(4)高輝度サイリウムの使用禁止
を打ち出している(現場で明確に禁止しているため、違反者を簡単に取り締まることができる)。
それでもマナーの悪い客が減らないのなら、事務所に規制事項を更に増やしてもらうしかない。
最近は、会場でマナーの悪い客と遭遇しても、自分が“直撃”と言えるほどの被害を被っていないため、事務所に苦情の電話を入れることをしていなかった。
次回からは、例え自分にとっての被害が軽微であったとしても、
「あのような迷惑行為を行う客の存在を許しているようでは、次回からコンサートに行く気が失せます」
という趣旨で、マナーの悪い客に関する苦情を事務所に入れることにする。
現状が、図「B」から図「C」のように悪化するか、それとも図「F」のように改善されるかは、現在の「84%のマナーの良い客」の生の声、すなわち現場における注意(スタッフへの依頼含む)と事務所への電話にかかっていると思う。
現場での注意は無理だとしても、その翌日か翌々日、事務所へ電話することは誰でも出来るだろう。
まさに「実行あるのみ」なのだ。
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