続いての紹介です。

　　⑪　「 幽玄 」（ 駒つなぎの桜 / 長野県下伊那郡阿智村 ）　撮影　2014.4

樹齢約400年〜500年とされる桜。かつて、源義経が奥州へ落ち延びる途中に馬をつないだといわれるエドヒガンの古木。（「ウォーカープラス」より）

初めて訪れた時撮影した写真です。当時は田に水が引き込まれていませんでした。

うねるような古木の枝ぶりは、今も変わっていません。

圧倒的な存在感を持った古木の一本桜です。

平安時代末期の歌人藤原俊成卿が唱えた和歌の理念「幽玄」を思い出します。

王朝和歌の花鳥風月の美意識とは明らかに異なる象徴的な美意識です。

NIKON Df  /  AF-S NIKKOR 70-200mm f4 GED VR  /  RAW

      ⑫　「 又兵衛桜 」（ 奈良県宇陀市 ）　　撮影  2022.4

華やかな枝垂れ桜の一本桜です。満開で優雅に咲き誇る姿を写しとどめたいの

一心で撮影しました。

春爛漫という言葉がぴったりの陽気で、多くの人々が訪れていました。

樹齢３００年ともいわれる古木の存在感を写しとどめるのは至難の業です。

何とか青空の下満開に咲く古木の華やかさだけは感じられるのではないでしょうか。

明るくほっとする１枚になりました。

NIKON D5  /  AF-S NIKKOR 24-70mm f 2.8E ED VR  /  RAW 

　　　　⑬ 「秋彩」（ 中津川渓谷 / 福島県耶麻郡北塩原村 ）     撮影  2022.10

秋の会津磐梯の旅で撮影した１枚です。

橋の上から渓谷を見下ろす視点で撮影しています。日が沈んだ後の写真です。

色づいた森の木立の中をひっそりと流れる川がポイントです。

RAWデータで撮影したおかげで、ホワイトバランスを調整して現像ができました。

この光の中でこの色合いは、フィルムでは出せないと思いました。

デジタルならではの「秋彩」です。

NIMON D5  /  AF-S NIKKOR 16-35mm f 4 G ED VR    /  RAW

２０２５年（ 令和７年 ）　　初春

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

   昨年の１１月下旬撮影した「京都の紅葉」を紹介します。

　1⃣「竹林と紅葉」　嵐山（ 京都 ）  撮影日（ 2024.11.28 ）

　2⃣「東福寺の紅葉」　　東福寺（ 京都 ）  撮影日（ 2024.11.28 ）

3⃣　東福寺本坊庭園（方丈）　 撮影日（ 2024.11.28 ）

　4⃣「秋の瑠璃光院」　（ 京都・大原八瀬 ）  撮影日（ 2024.11.28 ）

5⃣「瑠璃光院の紅葉」（ 京都・大原八瀬 ）  撮影日（ 2024.11.28 ）

6⃣「瑠璃光院の庭園」（ 京都・大原八瀬 ）  撮影日（ 2024.11.28 ）

〈  撮影機材 〉      NIKON D5     手持ち撮影

　　　　 　        1⃣ 3⃣ 4⃣ 5⃣ 6⃣　AF-S NIKKOR 24-70mm f 2.8E ED VR  
                   　  ２⃣　 AF-S NIKKOR 16-35mm f 4 G ED VR 

　気まぐれなブログではありますが、引き続き「風景と旅」をテーマとした写真を中心に

紹介していきたいと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。

 　皆さまにとって、より良い年になりますように。

写真展が終わり、ショーンを連れて森林公園へ行きました。

紅葉も終わり、すっかり晩秋の装いです。

芝生の上も、落ち葉が散り敷かれていました。

いつものように、トランペットの練習をしました。

譜面も持たずに行き、好きなように吹きました。

ショーンは、楽器を吹き始めると、必ず吠えてしまいます。

しばらくすると、吠えなくなります。

音出しをした後は、ショーンと歩きます。

ショーンを連れて毎日のようにやってきて、楽器の練習をしたり、

散歩をしたいのですが、なかなか来られないのです。

１２月初旬に来たときは、モミジがとてもきれいに紅葉していました。

去年は紅葉の時期に森林公園には来られなかったので、

今年はなんとか紅葉の写真を撮影することができてよかったです。

そう言えば、写真展の中休みを利用して、京都へ行きました。

嵐山、東福寺、金閣寺、瑠璃光院を巡ってきましたが、

どこも、紅葉がとても美しくきれいでした。

さすが、京都だなと思ったのですが、森林公園の紅葉も素敵でした。

いや、モミジの紅葉はどこでもきれいなんだと、あらためて思いました。