※下記の騒動に関するの謝罪とご報告⇒http://shinboshiumi.blog.fc2.com/blog-entry-36.html
(2016/03/09 追記)
▼下記は騒動の発端となったブログ記事です。
①我慢の1年
●打ち合わせの存在を忘れられる。
※私は東京まで数時間かかる場所に住んでいる。
⇒他にも日付を間違えられたり、前日の夕方まで新幹線のチケットが届かなかったり、
そもそも新幹線やホテルの手配すら済んでいなかったり…。
大げさではなく、スムーズに打ち合わせに行けた事は一度たりともない。
「チケットを送りしました」「どこどこのホテルを予約しました」の連絡は殆どなく、
こちらから、『もう前日ですけど…どうなっていますか?』と確認しない限り、状況を知る事は出来なかった。
●大事な事でも二転三転する。
私「桜色フレンズは描き直さなければ商業で通用すると思えない。いっそ新しく別のものを描かせて欲しい」
担「桜色フレンズをそのまま少年エースで、別の雑誌で新連載を」
⇓
担「僕は桜色フレンズじゃなくて、新連載をやりたいって始めから言ってましたよね?」
私「????」
※こんなパターンが大小問わず数回ある。
※事情があって二転三転している訳ではなく、言った事を忘れ、
その場その場で自分の都合の良いように意見が変わるという意味です。
●色んな事をすぐ忘れる。
応募ハガキのデータの中に、白く飛んで見えないものがあったので、再送を依頼。
⇓
忘れられる。
もう一度依頼。忘れられる。を5~6回繰り返し、
少し強めに「もう何度も言ってます。いい加減お願いします」と言い、
「明日会社に行ってすぐ送ります」と返答があったにも関わらず、
その後結局一週間経っても送られてこなかった。
※このパターンが覚えきれない程何通りもある。
以前もデータが白く飛んでいる事は何度かあり、
私に送信したハガキはバラしてどこかにまとめるのだろうと推測し、
送られたらその都度すぐに確認して、なるべく早くミスを報告していた。
その甲斐あってか、それまではすぐに再送されていたが、
案の定、上記の4回目の催促辺りで、
ようやく「データを送ったらバラバラにしてしまうので、アルバイトの子が今探しています」と言われる。
アクシデントがあってスルーされていた訳ではなく、本当に今までの催促は忘れられていたのだと確信。
●情報共有が出来ない。
SNS等の反応や取扱い販売店の数、各所のランキングや雑誌等から推測し、
なんとなく打ち切りの空気を察知するも、何の連絡もないので、前から予定していた核心に触れる新キャラを出す。
⇓
ネームの段階でも特に何も言われなかったので、
考えすぎだったのかと、作品を完成させ、公表。
※ちなみに単行本発売日から3ヶ月も過ぎた日の話。
⇓
それでも上記の件が引っかかり、電話で
「単行本の売り上げ、どうですか?このままお話続けても大丈夫ですか?」
と聞く。
⇓
「言い出しにくくて…あと数話で畳んで頂ければ…」
「なんで新キャラ出す前に行ってくれないんですか…」
「早く言ってればよかったですね…すみません」
●これ以上書くと長くなりますし、言えない事も多いです。
他社や金銭が絡む事はお話出来ないので以上で締めますが、
知らない間に台詞を改変された事や、
台詞修正の一覧を作成して何度も渡したのに忘れられる等、まだまだ山ほどあります。
何度も指摘やお願いはしましたが、強めに言ったのは応募ハガキのデータの一件のみです。
それでもなるべく最後は笑って会話を終わらせる努力をして、人間関係を重視して行動しました。
②桜色ともだちキャンペーン
※キャンペーン内容⇒応募者全員サービス=大判色紙+全て手書き+フルカラー+サイン+キャラ指定可+複数応募可
▼以下を簡潔に言うと【応募総数1600枚の色紙を描かされて我慢の限界が来た】、です。
・「集まっても100~200」と言われ、諸々の条件を飲む。
・ハガキの集計が私程度の筆にすら追いつかない中、年末までに600枚仕上げる。
・何度か催促し、ようやく「約1600枚くらいだと思います」というフワッとした集計結果が上がる。
・何の対策も取ろうとしない担当編集。
・年末の打ち合わせ時に、ようやく「予想外の結果で…」と頭を下げられる。
・応募してくれた読者に罪はなく、一人の大人に頭を下げて貰ったのだから、
ここはこちらが涙を飲もうという旨を口にしようとした時…、
「実はうちのアルバイトの子が、『応募期間過ぎてるんですけど、もう無理ですか?』って言うんで、
『何か僕に言う事があるんじゃないのかね(ここで冗談ぽく胸を張って自分の両腰に手を当てながら)』って
頭を下げさせて、そのハガキ、この前送った応募ハガキのデータに入れました!」
と言われる。
1分前に『漫画家に漫画を描かさず色紙を1600枚も描かせてしまう事』に対して謝罪をした筈の人間に、
ドヤ顔で言われた私の気持ち、おわかりだろうか。
※問題なのはアルバイトの行いではありません。
こういった多少の融通は、どこの会社でも利かせていると思います。
私も、「こんな事あったんですけど、いいですか?」と言われれば喜んで描いていました。
他人の時間、労力、職能を軽んじる彼の姿勢が、この言葉に滲み出ていると、当時の私は判断しました。
③決壊までの二ヶ月間
年末の出来事で、我慢の限界はとうに超えていたが、
漫画家は長年憧れていた仕事。
漫画を描き続けたい一心で2ヶ月耐える。
色紙1600枚という数字を公表する訳でも、
減らす訳でもなく、
本業も副業も生活も色紙に圧迫され、
「まだ届かない」「どうせいつもの応募詐欺」という言葉に追い詰められ、
こちらから『1600枚という数字を公表させて欲しい』と打診し、
無料でいいからと頭を下げて【桜色ともだちキャンペーンのお礼漫画】を描かせて貰う。
1月16日18時にツイッターの少年エース公式アカウントから発表する事を担当が決定。
当日、21時を過ぎても発表はなく、担当に連絡。
「本誌発売日に近い23日に変更したいとスカイプで送った筈だったんですが、
何故か送れていませんでした。なんでだろう。すみません。
どうします?今からでもいいですよ?やりましょうか?」
と言われる。
『まさか社会人がこんな幼稚な言い訳をする筈がないし、
本当に何故だかよく解らない何かがあって送れなかったんだろう、きっとそうだ。
でもスカイプの構造上気付かない訳が…いやいや、
何故だかよく解らない何かがあって気付かなかったんだろう』
と無理やり自分に言い聞かせるも、
今までの行いもあり、
その後も①に記載してあるようなミスを連発され、爆発。
④決壊
⑤話し合い
「僕の何が悪かったんでしょう…」という言葉に度肝を抜かれつつ、
話し合いの結果⇒http://shinboshiumi.blog.fc2.com/blog-entry-31.html
⑥該当記事削除
謝罪も一応頂き、
これ以上責め過ぎるのも気の毒だと思い、
ツイートやブログ記事を削除、非公開に。
⑦コミックウォーカーの宣伝ツイート画像
2月11日にツイートされた宣伝画像に、違和感を覚える。
(本作を読んだ事がない人も居るかもしれないので、
この事態を解りやすく簡潔に言うと、
『城之内 死す デュエルスタンバイ!』です)
が、神経が過敏になっているだけだと、
気付かないフリをする。
そして同月25日。
読んでくださっている方ならすぐ解ると思いますが、
この画像の手紙は、
数話に渡って、内容を明かさず引っ張り続けていたものです。
このコマは6ページ目。
最後のページです。
何度も言いますが、担当編集者は極悪非道な訳でもやる気がない訳でもなく、
ただ『やばいくらい忘れっぽい』だけです。
決して人間的にも許せない、という訳ではありませんでした。
なので、もう一度お仕事を、という言葉に応えようかと思い始めていました。
ですが、上記の件で
あの画像を誰がどのように用意しているのかは解りませんが、
わざとであろうがなかろうが、
どちらにせよ今後一緒に仕事をするに値しない場所だと判断し、
という結論に至りました。
※何故ここまで詳しく記載出来るのかと言うと、
いつか絶対エッセイとして飯の種にしてやると、
全部ではないですがいくつかメモしていたからです。
(追記1)
※削除依頼を出しているのは、出来るだけ偏見なく一番先に私の記事を読んで、自分で判断してほしいからです。
どれだけ公正な記者が書こうと、第三者の目を通し、元の記事から文字を一つでも削除・変更すれば、
何かしら受け取る意味合いが変わってきます(記者なら逆に、他人の文章を丸写しにする事は絶対しないと思います)。
きっと私の記事を読むどころか、当事者ですらない第三者が書いた紹介文だけ読んで終わる方もいらっしゃるでしょう。
この問題提起が改善に繋がり、同じ目に合う人が少なくなるならという思いもあり、この記事をまとめました。
どちらかというと、主に漫画家を目指す方々や、出版社、編集者へ向けたものです。
実際、このツイートに反応した同業者又は類似する職業に就いている人が、
「この業界ではよくある事」
と思考を止めているのを目にしました。
(もちろん、そこから問題について語っていらっしゃる方の割合が多かったですが)
社会経験もない、若い世代の新人漫画家は、編集者や出版社に物が言えるのでしょうか。
きっと何も言わずに諦めてしまって、
漫画を見るのも嫌になった子も、
居るんじゃないでしょうか。
私はそういう世に出る筈だった漫画を見れない事、とても悔しく、悲しく、残念に思っています。
ただ「拡散されたくない」という理由であれば、そもそもツイッターに上げていません。
ブログの文章は私の訴えです。
他人の口から説明して欲しい訳ではありません。
140文字という制限があり、リツイート機能があるツイッターなら、
他者の意見を長々と読んだ上で記事に辿り着く事は最小限に抑えられ、より純粋な拡散に至ると思っただけです。
(追記2)
このような事態にも関わらず、削除依頼まで私に任せきりにした挙句、
(とはいえ上記1の考えがあったので、どの道お願いしていたと思いますが)
未だに何の対応も取らない出版社と担当さんを庇う気も失せたので、
私が削除依頼を対応~というくだりも削除させて頂きました。
きっとこの調子なら削除依頼については知らなかった、私が勝手にやったという体でいくんでしょうけど。