2008年12月21日

締め切り迫る!泡瀬干潟署名にご協力お願いいたします!

泡瀬干潟を守る署名の締め切りが12/31に迫っています!

英文署名サイト:
http://www.thepetitionsite.com/1/save-awase-tidal-flat
をJAWANの池田さんがラムサール条約関係者に回してくださいました。

*転載歓迎。外国人の方に紹介してください。

-----------------------------------------------------------------------------
Dear Friends,

Here is a follow up to our calls to save Awase Tidal Flat in Okinawa, Japan.

Although the Naha District Court issued an injunction to stop Okinawa Prefecture
and the City from appropriating public funds for the reclamation project in the
Awase tidal flat, both the Governor and Mayor filed an appeal against it.

The Japanese wetland community has not given up yet, and one of the
local conservation group, "The Save Awase Higata Association" has
launched a petition campaign in English hoping to gather international
support.

If you share in their concern for the health of the tidal flat and the
coral reef, which is about to be buried alive, please help the
conservation effort by signing a petition through the link below.

http://www.thepetitionsite.com/1/save-awase-tidal-flat
Thank you very much for your concern.
Wishing you a Happy Holiday Season,

Manami IKEDA
Japan Wetlands Action Network
------------------------------------------------------------------

その結果、元ラムサール条約事務局長のデルマー・ブラスコ氏が署名して下さいました!

------------------------------------------------------------------------
署名サイトより転記;

# 83:
3:51 am PST, Dec 19,Delmar Blasco, Spain
Dear Prime Minister and Dear Minister of Environment of Japan, In my capacity as former Secretary General of the Ramsar Convention on Wetlands, I would like to invite you to take all necessary measures to safeguard the Awase tidal flats, with a view to include this important area in the Ramsar List of Wetlands of International Importance. Sincerely yours, Delmar Blasco

(だいたいの意味)

日本国総理大臣、ならびに環境大臣殿

元ラムサール条約事務局長としての私の立場から、泡瀬干潟という重要な地域をラムサール条約湿地に登録することを目指し、この干潟を守るのに必要なあらゆる措置を講じて頂きますようお願いいたします。Sincerely yours, Delmar Blasco


---------------------------------------------------------

池田さま、今までご協力いただいたみなさま、ありがとうございます。
元ラムサール条約事務局長がこう書くほど貴重な干潟を本当に埋めてしまって
よいのでしょうか?

************************************************************
日本語署名サイトもありますのでまだの方はよろしくお願いいたします。
【署名サイト】http://www.shomei.tv/project-198.html
【署名用紙(紙媒体)】http://www.awase.net/maekawa/shomei.pdf
締め切り2008年12/31

日本語署名サイトはこの8月末に888通集まったのですが再設定した際にまた1から
始まってしまったので数が少ないように見えてしまっています。また、紙媒体でご署名
いただいた方のも合計して提出いたしますのであわせてよろしくお願いいたします。

8月末までの時点で、紙とウェブ版あわせて3,336通
いただいております。今後ともよろしくお願いいたします

************************************************************
11/23のシンポジウムもぜひご参加ください。

海と山 LOVE LOVE シンポジウム
――いのちの輪と和、沖縄泡瀬干潟&東京高尾山――


【日時】12月23日 (火・祝日)12:30 開場、13:00開始
【場所】東京大学農学部弥生講堂一条ホール
 地図 → http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/  
【参加費】1000円

沖縄と東京、海と山、離れているけれど泡瀬干潟と高尾山は、双子のようにそっくり。
泡瀬干潟は、沖縄市の市街地にある身近なサンゴの海。高尾山は、新宿からたった1時間で行ける身近な山。どちらも人間のすぐそばにあり、潮干狩りにハイキングとめぐみを与えてくれる豊かな自然です。

泡瀬干潟は、海草藻類139種、貝類312種、鳥類150種、海草の種類の多さ日本一!
高尾山は、植物1321種、昆虫5000種、鳥類150種、植物の種類の多さ日本一!
共通点は、多様ないのちが複雑にかかわりあう場所であること。

ゆらゆら動く海草、いろとりどりの貝や魚たち、飛来する渡り鳥、夜の海にやさしく光るウミホタル。
木漏れ日に光る樹々の緑、飛び交う蝶やうごめく虫たち、さえずる鳥の声、月夜に飛ぶムササビ。
泡瀬干潟は「海の高尾山」、高尾山は「山の泡瀬干潟」。

でも…悲しい共通点がひとつ。
泡瀬干潟は、リゾート開発のためにサンゴなどの生き物達が生きたまま埋め立てられようとしており、高尾山は、高速道路のためのトンネルが掘られようとしています。どちらもこのまま工事が進むと、小さなたくさんのいのちが奪われ、二度ともとの姿にもどることはできません。
わたしたち人間は、これまでたくさん壊して、たくさん造って、たくさん失って、いまこの手に何が残っているのか…じっくり自分の手を見つめる時が来ています。
トーク&ライブで、つながり合っているいのちの輪と和を感じてください。

【出演者プロフィール】
辰濃和男
朝日新聞編集委員、論説委員、編集局顧問を歴任。1975~88年まで「天声人語」を担当。「風土生命体」という独自の思想から、高尾山の保護を訴える。『高尾山にトンネルは似合わない』(岩波ブックレット)『文章の書き方』(岩波新書)、『四国遍路』(岩波新書)など著書多数。

山下博由 
泡瀬干潟生物多様性研究会代表、貝類保全研究会。日本各地の干潟で貝類の調査を行うと同時に、干潟の危機を訴え、保全に取り組む実践的貝類研究者&シンガーソングライター。泡瀬干潟では、新種の貝類を発見。

マエキタミヤコ
コピーライター、クリエイティブディレクターとしてNGOの広告に取り組み、2002年に広告メディアクリエイティブ「サステナ」設立。「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人、雑誌『エココロ』主幹、著書に『エコシフト』(講談社新書)。

中西悦子
パタゴニア日本支社環境問題担当として、六ヶ所、高尾山など海山問わず、各地のエコアクションをサポート。利益を地球に返すというパタゴニアの企業精神を実践中。

水野隆夫
泡瀬干潟大好きクラブ代表。環境省自然保護管として、国立公園西表や知床などに駐在後、写真展の開催をはじめ、泡瀬干潟の保護に情熱をかける日々。


坂田昌子
虔十の会代表。ツリーハウスやユニークな座り込み「座っていいとも!工事だヨ、全員集合!」など環境活動をポップに変えつつ、高尾山を守るために日々格闘中。

【LIVE出演】
RaBiRaBi×PICO
その場のインスピレーションで、音も魂もフリースタイルな打楽器×2人(PICO・Nana)とVoice&mix(Azumi)。そのサウンドは、自然への祈りを通じて人の輪=和をつむぎだす。年間、全国各地で100回のLIVEをこなす超パワフル「縄文サウンド」!








Posted by さめ at 20:08│Comments(0)
この記事へのトラックバック
干潮時には水をたっぷりふくんだ砂浜となり、
潮が満ちると浅海へと変化する干潟は、生物たちの宝庫でもある。

子どもの頃、潮干狩りを楽...
干潟――そして泡瀬1【ひねもすのたのた】at 2008年12月21日 23:01
「東部海浜埋立計画」なるリゾート計画として、泡瀬干潟を埋め立てる話がもちあがったのは、
バブル期まっさかりの1980年代。
1987年に計画が...
干潟――そして泡瀬2【ひねもすのたのた】at 2008年12月21日 23:03
泡瀬干潟の後背湿地、比屋根湿地です。葦原のあったところに、四角い水たまりができて
でーじなとぅーん!!比屋根湿地【こあらいふ】at 2008年12月22日 21:37
ネットの世論調査(ニコニコ動画とか)ではアソウ内閣の支持率が33%で、「麻生内閣に対する報道各社の姿勢にもつ印象」の設問に対して「揚げ...
政治家は、言葉と論理を磨いてほしい【とむ丸の夢】at 2008年12月22日 22:33
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。