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インパルス・堤下が語る「関西での仕事をナメるようになったワケ」

2014.02.04 (Tue)
2014年01月31日放送の『祇園笑者』(毎週金 25:33 - 26:33)にて、お笑いコンビ・インパルスの堤下敦(以下、堤下)と、かまいたちの濱家隆一(以下、濱家)が出演し、堤下が関西での仕事をナメてかかるようにしているきっかけとなった出来事について語っていた。

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濱家:ちょっと関西のことをナメてるでしょ?

堤下:関西のことは、確実にナメてる。お客さん引いてるけど、この話を聞いたら、みなさんも納得すると思う。お笑い芸人になって1年目のことですよ。

濱家:はい。

堤下:21歳の若者。NGK(なんばグランド花月)、お笑いの殿堂と言われるあそこですよ。

濱家:はい。

堤下:マイクがニョキッって下から出てくるんですよ。

濱家:はい。

堤下:それで、東京にまだ劇場が無くて、だからお客さんの前で喋れる場所が無かったんです。

濱家:へぇ。

堤下:それで僕らが1年目の時に、「NGKに行ってくれ」って言われて、行ったわけですよ。

濱家:はい。

堤下:それで当時って、漫才しかやっちゃダメだったんです。NGKって。僕らはコントをやってて、漫才なんかほとんどやったことなかった状態で、それに合わせて漫才の練習をして行ったわけです。

濱家:はい。

堤下:「どうも、インパルスです。よろしくお願いします。知らない方もいらっしゃると思いますけど」って言って、ネタが進んでいくんです。

濱家:はい。

堤下:僕がね、「なんでだよ!」ってツッコンだんです。

濱家:うん。

堤下:それを言ったら、関西のお父様が、「『なんでだよ』って何やねん!」って叫んで。「なんでだよ」って意味が分かっていながら、罵声を浴びせるわけじゃないですか。そんな街が、好きになれますか?

濱家:ふふ(笑)それは関西やったら、ノリなんですよ。

堤下:それがもう失礼じゃない。人が一生懸命、喋ってるのに「『なんでだよ』って何やねん!」って。2階席だよ。1階席ならまだしも、2階席から叫んだんだよ。

濱家:2階席もおかしいですけどね(笑)

堤下:2階席でお弁当を食べてたんだから。その悪いイメージがあるから、関西のことをナメてるっていうか、怖がってる。

濱家:関西人やったら、そういう風に言われても、苦にならないんですよ。

堤下:それが凄くイヤなんですよ。

濱家:ホンマ関東の人ですよね。

堤下:生まれも育ちも横浜だからね。濱家も、関東にきたら緊張するでしょ?

濱家:新横浜あたりでガッチガチになりますね。

堤下:その逆よ。名古屋あたりで緊張し始めて。京都とか着いて、「受け入れられてるのかな」って。その1年目のイメージがずっと残ってるから。僕が「なんでだよ」って言ったら、「『なんでだよ』って何やねん!」って言われるんじゃないかっていう怖さがあって。それをナメてることによって、なんとか中和させてるの。自分の中で。

濱家:ふふ(笑)

堤下:「俺は関西のことをナメてるんだ、ナメてるんだ」って思って、なんとか中和させてるんですよ。

濱家:上手いこというなぁ(笑)

堤下:だって東京にみなさんがきて、「なんでやねん」って言ったときに、「『なんでやねん』ってなんだよ」って言われたら怖いでしょ?それと一緒。それをやられたの。

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