世界は数字で出来ている

2013年11月02日の「先輩ROCK YOU」にて、1997年3月に米米CLUBの解散を発表した裏側についてカールスモーキー石井(石井竜也)が語っていた。

どんまい


加藤浩次「デビューから28年間の間に、壁みたいなものはありました？」

石井竜也「ありましたよ。解散っていうのも大きな壁だったし、ヒドイ時には、『死んだ方がマシだ』って思うときもありましたよ」

加藤浩次「どういう状況ですか？」

石井竜也「映画の負債を抱えたときとか、米米CLUBを解散せざるを得なくなった時とか」

注釈：石井竜也は、
河童


ACRI

をそれぞれ1994年、1996年に制作している。

加藤浩次「米米CLUBは、なんで解散することになったんですか？」

石井竜也「別に理由はそんなになかったんですけど、繰り返しをしているような時期があったんですね。それでフワーってなくなるよりは、『まだできるじゃん』って時に、スパンってなくなった方が、みんなも生きていきやすいって思って」

加藤浩次「なるほど」

石井竜也「その時は、僕は憎まれましたけど」

加藤浩次「周りの反対とかもあったわけですよね」

石井竜也「『解散しよう』って言う3日前に、涙がとまらなくて」

加藤浩次「3日前から？」

石井竜也「1人でトイレ入ったまんま…今でも泣きそうになっちゃうんですけど…どうやってこれを説明したら良いんだろうって思って泣きましたね」

加藤浩次「はい」

石井竜也「色んなこと言われましたけど…あの時は、自分の中で色んな問題が浮上してて。映画の問題だったり、そういう問題がいっぱいあって。そういう問題を、友人に押し付けていいのかって思って。自分で返すって思って」

加藤浩次「自分の映画で抱えた負債は、自分で返す、と」

石井竜也「それは俺がやったことなんで、自分で返すって思って。多分、色々言われるのは1年くらいなんで、そこを我慢しようと思って。それでやってきましたね」

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